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ストレスが強いと、アトピーも良くなれない [アトピーストレス]

 はじめての子は、離乳食を始めた頃から、どんどん湿疹が増えてゆきました。

 背中には、こぶのような隆起も出始め、赤い湿疹が出る場所が増えてゆくばかり。結局、塗り薬ではとても押さえきれなくなって、食事療法を指導する医院の指導で、厳しい食事の制限を体験することとなりました。

 折しもそんな時、私は二人目を妊娠してしまったのです。

 上の子と二人でする食事ですから、自分だけおいしそうなものを食べるわけにもいかず、毎回、ほぼ同じものを食べていたので、はじめの頃は、魚と野菜だけ。おやつと言えば、もっぱら果物です。

 それまで当たり前のように食べていた、卵も牛乳も、肉も大豆製品も、そして、小麦も米も
・・・・・・全てダメ! [もうやだ~(悲しい顔)]

 妊婦なのに、食べたい物が食べられない。

 
 普通の状態でも食いしん坊な私が、こんな状況に置かれてしまうと、これは、もう、ものすごいストレスでした。

 
 以前から食べていた食材が食べられないことにイライラし、何かの瞬間に、ふと食べたくなってしまうと、もうそこからは、無性に食べたくて、たまらなくなります。

 すると、

なんで自分がこんな思いをしないといけないんだろう・・・と、フツフツと怒りがこみ上げてくるのです。

 
 食べ物の恨みは恐ろしい  [ちっ(怒った顔)]


 と言いますが、まさにその通りで、食べられないことが、こんなにもつらくて苦しいとは思いませんでした。

 しかも、

 つらいけど、かわいい我が子のために、何とかがんばろう!

 ・・・と、歯を食いしばって食べ物の誘惑に耐えている私の気持ちなんて、もちろん幼子にはわかりませんから、あいかわらず幼児の気ままさで、時に反抗し、困らせ、散らかし、汚し、よけいな仕事を次から次へと増やします。

 すると、ストレスの積み重ねを胸にしまい続ける毎日では、何かの瞬間に、何とも言えない感情が、突然 火山の噴火のように熱くふくれあがってきて、かっ・・・となるのです。

 それまでは、目に入れても痛くないと思い、かわいくて かわいくて可愛くてたまらなかった我が子なのに、

 かわいさあまって、憎さ百倍!  と言うヤツでしょうか

「この子にアトピーがあるばっかりに、私はこんなつらい思いをするんだわ」とか、「だれのせいで、私がこんなにつらい思いをして除去していると思っているのよ」と、グルグル頭の中で考えると、時には、子供の存在そのものにも腹が立って、いけないと思いつつも、つい、我が子に八つ当たりしてしまったのです。

 ゆっくりご飯を食べる時間もないような、息の抜けない育児のストレスにプラスして、妊婦で体が自由にならないつらさ、そこに極めつけの、食べられないストレスがさらに加わって、私はいつもカリカリしていたのです。 

 しかも、いざ子供をしかった後で、気持ちが冷静になったら、「私はなんてダメな母親なんだ」と言う罪悪感が沸いて、今度は自分の弱さに打ちのめされます。

 子供は子供で、急に腹を立てる事が多くなったママに戸惑って、つらくなります。

 お互いにストレスがいっぱいの毎日では、親子の心のつながりも壊れかけそうになり、あの頃は本当に辛かったですね。

 しかも、食事の制限をしたことで激しかった湿疹が引き、皮膚がキレイになりかかっていたのにもかかわらず、今度はいつもイライラしている親にしかられるストレスからか、かゆみが出始めて、かきむしったりするものだから、一時期は、皮膚がキレイになったと思えばひっかいてしまうのを繰り返し、症状は一進一退の状態でした。

 子供のアトピーが[グッド(上向き矢印)] 上向いて落ち着いたのは、私の出産後でした。

 少し制限されている食材が減って、食べられるようになったことに加えて、私の体が楽になったので、少し気持ちの余裕が持てるようになったというのが大きかったように思います。

 メルマガでいただくメールを読ませていただいても、我が子のアトピーに悩むママには、大変まじめでしっかりした方が多いように感じます。

 何事にも一所懸命だから、子供の症状に一喜一憂してしまうし、がんばりすぎて、ストレスを軽く受け流せなくて、苦しい。

 でも、アトピーの治療に、ストレスは大敵です! 

 ママにストレスが強くても、お子さんにストレスが強くても、やはりアトピーの治療にはマイナスでしかありませんから気をつけて。

[るんるん] ストレスでつらい時には、こちらも ぜひ読んでみて下さい。
http://yoikomap.nobody.jp/kokoro.htm

 


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アトピー仲間を見つけられたら、もう少しがんばれる。 [アトピーストレス]

「ママの心が病んでいる時は、アトピーは良くなれない」と、前回のストレスの項に載せました。

 実はまだまだ、ここにはとても書ききれないほどの、いろんな思いが詰まったHPの項目を、別のWebでUPしています。その一つが、アトピーの仲間作りについて載せた項目です。

 結婚して知らない土地に住み、慣れない家事と育児をこなしながら、時には夫の手も借りられずに、ひとりぼっちで奮闘して、アトピーっ子を育てていると、社会から隔離されたような、とてつもない不安を覚えることはありませんか?

 私自身も、我が子のアトピーの悩みを一人で抱え、他の人と同じ様に行動出来ない我が子のことに劣等感を抱き、この子が食べられないことで後ろ指を指されないようにと、強がってがんばっていた頃は、本当にしんどかった。 [もうやだ~(悲しい顔)]

 一人でがんばろうとすると、しんどくて心が折れそうになるけれど、外に向かって少しずつでも、心を吐き出せる場所があれば、楽になれて、またがんばれる。

 でも、そうなれるためには、一つやらなくてはいけないことがあります。

 それは、SOSのサインを外に向かって出すことです。

 意外と難しいです。

 たかが幼い子供一人のことで、大の大人が根を上げて、他人に助けを求めるなんてみっともない! [ふらふら]

 アトピーツ子の我が子のことを丸抱えして ためらう人は、きっと、みんなこんな気持ちを持っています。

 今まで、自分で何とかなったのだから、きっと今度も解決出来るわ。友達も親も、ましてや、姑なんかに助けてもらわなくたって。・・・

 ところが・・・意外と何ともなりません。

 たかが、子供のことです。

 そんなハズないのに・・・ [ちっ(怒った顔)]

 私もそれを認めるのはイヤでしたが、今で何とかピンチをしのいで こなしてきた どんな仕事よりも、徹底的に追いつめられました。

 そんな毎日が楽になれたのは、アトピーサークルに入って、弱い自分の気持ちを、仲間と共有出来てからでした。

 だから、子供のアトピーで悩んでいるママには、心の中を吐き出す場が、絶対必要だと思います。

 だれも助けてくれない  

 のではなく、助けを必要としている人に見えないから、助けに来ない。近くに救助船がいたって、困っている様子を見せなければ、遠ざかっていくこともある。

 まずは、SOSのサインを外に向かって出しましょうよ。

 弱音を吐いてばかりでは、とても厳しい試練の人生は生きていけないけれど、たまにはSOSのサインを出せるようになれなければ、自分の心に病み殺されてしまいます。

 何とかなると考える自分の思いこみを捨てて、他人に心を開けば、自分が居心地がいい場所が、大なり小なり見つかるものだなぁと、経験して私は思いました。

 こちらは、以前書いていたアトピーサークルについての項目です。

 残念ながら、運良くサークルが近くにある場合は少なくて、実際には、なかなか見つけられない場合が多いのですが、読めば参考になる部分もあるかもしれないので、よかったらチェックしてみてくださいね。

[るんるん] アトピーサークル
http://yoikomap.nobody.jp/ho-1.htm


 また、保育園や幼稚園、小学校に通いはじめた途端に、アトピーだから つまずいてしまう大小様々の事件もたくさん起こってきます。
 
 一人の育児で、孤独感を深めないために、そして、集団生活でトラブルに巻き込まれないために気をつけておきたいことや、もっとアトピーっ子がとけ込め、安心して生活できる環境に変えるにはどうしたらいいかなどを、こちらのページでは載せています。

[るんるん] 集団生活で
 http://yoikomap.nobody.jp/shu.htm



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湿疹などの皮膚トラブルはきれいになっても、アレルギー体質は消えることはないよ [アトピーストレス]

 この春、末っ子が受験を体験しましたが、年明けから急に湿疹やかゆみが増えてびっくりでした。

 原因は、たぶん受験のストレスでしょう。

 落ち着いたら この話を載せようと思っていたのですが、☆ササエ☆さんにいただいたコメントのことも気になっていたので、別ブログにボチボチUPすることにしました。

 かつて、この子は、赤ちゃん期に大小二度のアナフィラキーシーを起こしています。

 でも、

 アレルゲンを除去した離乳食に切り替えて育て、2歳以降はお肌もツルツル~ [ぴかぴか(新しい)]

       z-2009-3-MGP4316 (1)1.jpg
 
 それでも、今回のようなことが起こります。

 うちも、三人目なので、ああやっぱりこの子もなと思いましたが、ご存知でないとびっくりされるのではないかと思います。

 こちらからどうぞ
 http://yoikomap.seesaa.net/article/264213730.html

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