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アレルゲンを「食べさせないで治す」も「食べて治す」も、心や体、そして親子関係をもむしばむ [アレルギー治療について]

久しぶりに、私がずっともやもやを感じていた記事に出会ったのでご紹介します。

子供が成人し、孫までいるのに、なぜ未だに卵や牛乳なしの料理をご紹介し続けているのか

それは、治療のためとはいえ、食物アレルギーで幼児期の我が子に過酷な食事制限を強いた体験がつらすぎたからです。

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ある時期から 食物アレルギーの治療法は、「食べられない食材は制限する」から、「食べて治す」経口免疫療法へと舵を切るようになりました。

食べられるなら、その方がいいんじゃないのという方もいるかもしれません

でも、「食べて治す」治療は、「食べさせない」治療以上に過酷な体験を子供に強いる場合もあったようです。

以下の記事は、経口免疫療法の初期の治療法として医師が指導した 急速にアレルゲンを摂取する「急速法」を試してアナフィラキシーで命を落としかけた体験について書かれていました。

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「完全除去」より有用とされる「食べて治す」経口免疫療法のその後 [アレルギー治療について]

「食べて治す」経口免疫療法でアナフィラキシーを起こして死にかけた体験をしたヒロさんのお話には続きがありました。

その後、病院を変えたことで、治療に光が見えはじめたのです。

食物アレルギーの治療だけでなく、皮膚の状態やぜんそく、鼻炎についても症状が改善していったそうです。

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新しい病院でも、「食べて治す」経口免疫療法が指導されていたのですが

食べられないものをたくさん摂り続ける「急速法」ではなく、

アレルギー症状が出ない程度の少量を食べ続けて体を慣らす「緩徐法(微量開始維持法)」を採用していて、これが彼女の体には合っていたようです。


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