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鍋物に、ビタミンCたっぷりな「ダイダイ」の季節になりました [料理素材の紹介]

 昨日は実家に用事で立ち寄ったついでに、庭のダイダイをもらって帰りました。

 ダイダイは、ユズよりも一回り大きく、ほっておけば、八朔(はっさく)ぐらいの大きさになる果実です。

 ユズのように香りませんが、酸味が強くて、みかんのようにそのまま食べることは出来ませんので、もっぱら果汁を絞ってお料理に使います。

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 実のなる木の中には、より効率よく繁殖するために、わざと「当たり年」が遺伝子的に組み込まれているものもありますが、柑橘系には、そんなこざかしい知恵は不要なのか、毎年、枝がしなるほどよく実ります。

 「子供たちが食物アレルギーになる前までは、当たり前のように市販のポン酢を使っていたけれど、今は、自分で作る」といった話を、鍋物について以前書いたときに載せましたが、このダイダイにもずいぶんとお世話になっています。

 え~?あんまり見たことないなぁ [exclamation&question]

 ・・・と言う方も、実は一年に一度は必ず目にしているんですよ。[わーい(嬉しい顔)]

 実は、ダイダイって、{代々}につながる縁起がよい果物として、お正月のしめ飾りや鏡餅に乗っかっているのですから。

 あれは、みかんじゃなくて、ダイダイだったんだ・・・と知ったのは、私も主婦になってからでしたが、橙色(だいだいいろ)の元になった果物でもあることから、昔から日本人に愛された柑橘系の一つなのは、間違いないようです。

 さてさて、

 それでもって、実際にはどう このダイダイを料理に使うかと言うと、絞った果汁にしょうゆとだしを加えて、ポン酢に。酢の代わりに使って、野菜とあえて、サラダや酢の物に。果汁にお湯と甘みを加えて、ホットレモンの代用に・・・とまぁ、ユズやレモンの感覚で、便利に使えるんです。

 ユズのように香りが強くないから、幼い子にも抵抗なく口にしてもらえるし、酢より酸味がまろやかなため、赤ちゃんの和え物にも使いやすい。

 しかも、ビタミンCたっぷりで、風邪の予防にも良い [揺れるハート]


 だから

 冬場にかけての柑橘類を使った天然果汁って、おすすめです。


 もう一ついいことがあります。

 それが、安全性です。

 市場に輸入品が多く出回るレモンには、日本に運ぶ過程で腐れたりがないよう防カビ剤が使用されたりすることが多いので、国産ダイダイで代用すれば、もぎたて新鮮で栄養価が高い上に、安心♪  ・・・ですね。 [わーい(嬉しい顔)]

 私は、もっぱら果汁だけを利用していますが、皮を乾燥させたものは漢方薬にも使われていて、咳止めや、アレルギー症状にも使われることがあるようです。

 アレルギー症状の場合、一つのことに懲りすぎても、悪化させる元になることがあるので、使いすぎはどうかと思いますが、アトピーっ子の体に良い素材の一つとして、ほどよく上手に利用すれば、お子さんの症状の緩和にも、効果が出るかもしれませんね。

 これからお正月まではしっかり出回りますので、野菜売り場で見かけたら、ぜひ手にとってみてください。


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http://www.mag2.com/m/P0001632.html

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