食べ慣れていない物を大量に食べる行為は、実はとても恐いことなのです [除去食・代替食について]
赤ちゃんの離乳食や制限されていた食べ物の食べはじめに気をつけたいことについて、前回 載せていたのですが、もう少しだけ脇道にそれて、食べ慣れない物を食べすぎるのは、恐いよと言う話を載せたいと思います。
普段、食べ物で制限を受けているアトピーっ子は、くいしんぼうです。
食べられない欲求不満や抑制された気持ちが心の片隅にあるから、食べていいよと言われた物に歯止めが利かなかったり、食べ過ぎたり、隠れて食べたり・・・まぁいろいろなことをやってしまいます。
しかも、かなり食べられます。
子供は食べる量を自分でセーブできないので、友達の家など、遊びに行った先や法事などの機会に、出先で子供が喜ぶ おいしい物を出されたり、食べ慣れない食材をいただく機会があった時に、食べ過ぎてしまうこともあることでしょう。
ただ、「食べ慣れない食べ物を、食べ過ぎて起こるショック症状」は、アレルギーのあるなしに関わらず、人体の適応の限界を超えたときに起こる事故でもあるので、無理をさせないよう、気にかけてあげてくださいね。
例えば、ナチスの支配によって、ユダヤの強制収容所に収容され、欧州で助かったユダヤ人6万人のうち、2万人が解放後一週間以内に死亡したという現実があります。
なぜか?
その原因の一つに、大量に食べ物を口にしたために起こる、消化不良の可能性があります。
強制収容所の食事情は、アトピーの食事制限の比ではありませんから、「やれ、助かった。」と、ホッとし、出されるままに、いきなり、大量に食べたことが引き金になって、亡くなった方も多かったのではないかと思います。
日本でも、復員してきたばかりの、栄養状態が悪い兵隊さんが、食べ過ぎから死亡する悲しい事故がかつて起こりましたし、現代では、断食からの復食時に、がまんできずに食べ過ぎて、こんな事故が起こる事があります。
アトピーっ子が、食でトラブルを起こすことは、これに状況が少し似ています。
まだ体が受け付けない食べ慣れない食材や、消化が悪い食材が、一度に体内へ入れば、内臓が処理仕切れず、湿疹が出たりしますし、時には、事故も起こるのです。
おまけに、体の弱い乳幼児は、食べ慣れない物への、処理能力が大人より低いのです。
しかも、その食材がアレルゲンであった場合は特に、ちょっとの食べさせすぎが負担になることもあるから、体に無理をさせない、ゆっくりしたペースの食べ進め方がおすすめなのです。
また、ある程度 大きくなっているお子さんには、「食べてすぐ、ウンコをしたくなったり、お腹が痛くなったときは、アレルギーを起こしたり、食べ過ぎで、体が痛いよぉと苦しんでいるサインだよ。」と、それらしい様子を見つけたときに、それがサインであることを、何度も伝えて教えてあげるといいですよ。
例え、卵やチーズが食べられる様になっても、もともとアレルゲンであった食品には、この程度で止めておこうと言う感覚が大切です。
食べさせすぎには、どうぞご用心を!
創健社 ヒエコロコロ よいこになあれ あわぼーる
アトピーっ子向けのおやつには、油分や甘味を控えて作られた、穀類のお菓子もおすすめです。アワやヒエのような雑こくのお菓子なら、米や小麦のアレルギーがあっても、食べられますよ。下は、赤ちゃんから食べられるおやつです。
他にも、アレルギー対応のおやつに、こんな商品があります。
http://yoikomap.client.jp/babyfood-1-1.htm
普段、食べ物で制限を受けているアトピーっ子は、くいしんぼうです。
食べられない欲求不満や抑制された気持ちが心の片隅にあるから、食べていいよと言われた物に歯止めが利かなかったり、食べ過ぎたり、隠れて食べたり・・・まぁいろいろなことをやってしまいます。
しかも、かなり食べられます。
子供は食べる量を自分でセーブできないので、友達の家など、遊びに行った先や法事などの機会に、出先で子供が喜ぶ おいしい物を出されたり、食べ慣れない食材をいただく機会があった時に、食べ過ぎてしまうこともあることでしょう。
ただ、「食べ慣れない食べ物を、食べ過ぎて起こるショック症状」は、アレルギーのあるなしに関わらず、人体の適応の限界を超えたときに起こる事故でもあるので、無理をさせないよう、気にかけてあげてくださいね。
例えば、ナチスの支配によって、ユダヤの強制収容所に収容され、欧州で助かったユダヤ人6万人のうち、2万人が解放後一週間以内に死亡したという現実があります。
なぜか?
その原因の一つに、大量に食べ物を口にしたために起こる、消化不良の可能性があります。
強制収容所の食事情は、アトピーの食事制限の比ではありませんから、「やれ、助かった。」と、ホッとし、出されるままに、いきなり、大量に食べたことが引き金になって、亡くなった方も多かったのではないかと思います。
日本でも、復員してきたばかりの、栄養状態が悪い兵隊さんが、食べ過ぎから死亡する悲しい事故がかつて起こりましたし、現代では、断食からの復食時に、がまんできずに食べ過ぎて、こんな事故が起こる事があります。
アトピーっ子が、食でトラブルを起こすことは、これに状況が少し似ています。
まだ体が受け付けない食べ慣れない食材や、消化が悪い食材が、一度に体内へ入れば、内臓が処理仕切れず、湿疹が出たりしますし、時には、事故も起こるのです。
おまけに、体の弱い乳幼児は、食べ慣れない物への、処理能力が大人より低いのです。
しかも、その食材がアレルゲンであった場合は特に、ちょっとの食べさせすぎが負担になることもあるから、体に無理をさせない、ゆっくりしたペースの食べ進め方がおすすめなのです。
また、ある程度 大きくなっているお子さんには、「食べてすぐ、ウンコをしたくなったり、お腹が痛くなったときは、アレルギーを起こしたり、食べ過ぎで、体が痛いよぉと苦しんでいるサインだよ。」と、それらしい様子を見つけたときに、それがサインであることを、何度も伝えて教えてあげるといいですよ。
例え、卵やチーズが食べられる様になっても、もともとアレルゲンであった食品には、この程度で止めておこうと言う感覚が大切です。
食べさせすぎには、どうぞご用心を!
創健社 ヒエコロコロ よいこになあれ あわぼーる
アトピーっ子向けのおやつには、油分や甘味を控えて作られた、穀類のお菓子もおすすめです。アワやヒエのような雑こくのお菓子なら、米や小麦のアレルギーがあっても、食べられますよ。下は、赤ちゃんから食べられるおやつです。
他にも、アレルギー対応のおやつに、こんな商品があります。
http://yoikomap.client.jp/babyfood-1-1.htm
大豆と大豆製品の試し方 [除去食・代替食について]
卵や牛乳よりもずっと早い段階から試す食材の一つに、豆、特に、大豆や大豆製品があるのではないかと思います。
離乳食が順調に進めば、中期に豆腐あたりから試す事は多いでしょうし、もし今、食事制限で食べることができなくても、卵や牛乳に比べれば、かなり早い段階で、大豆製品の制限解除をしてもらえるお子さんは多いと思います。
そこで、食事制限などの指示が特にない場合に、離乳食中期頃から、食べさせていく時の一例として、
豆腐・みそ・しょうゆ → 豆乳・きな粉 → おから・高野豆腐 → 大豆・納豆 → 食用油 → 油あげ・厚揚げの様な順番で食べてみてはいかがでしょうか。
これは、
柔らかで脂肪分が少ない大豆製品 → 噛みごたえがある大豆製品 → 油も使用した大豆製品の順番です。
我が家では、同じ大豆製品であっても、少しでも体が楽に受け入れてくれそうなものを選んで、こんな風に慎重に食べ進めてゆきました。
参考になればと思います。
もちろん、食事の指導を受けられている方は、医師の指示に従って、解除をすすめてくださいね。
大豆製品についての食べ方やレシピについて、メルマガの、9月号に詳しく載せました。
大豆製品が使えない場合の調味料としては、ノン大豆みそや雑穀しょうゆ、あるいは、魚しょうなどが利用出来ますよ。通常の製品と比べて、うま味やコクが足りないと感じる商品もやはりあるから、使う分量は一般品とはやや異なりますから気をつけてね。調理のたびに、味を見ながら適量を利用するといいですね。
マルカ ひえのみそクリーミー キヌアしょうゆ
魚しょう(ナンプラー)と言うのは、魚を原材料とした しょうゆ系のうま味エキスです。これも大豆がダメな時に、代わりに使っていました。こちらから
http://yoikomap.client.jp/index-1-1.htm#1
離乳食が順調に進めば、中期に豆腐あたりから試す事は多いでしょうし、もし今、食事制限で食べることができなくても、卵や牛乳に比べれば、かなり早い段階で、大豆製品の制限解除をしてもらえるお子さんは多いと思います。
そこで、食事制限などの指示が特にない場合に、離乳食中期頃から、食べさせていく時の一例として、
豆腐・みそ・しょうゆ → 豆乳・きな粉 → おから・高野豆腐 → 大豆・納豆 → 食用油 → 油あげ・厚揚げの様な順番で食べてみてはいかがでしょうか。
これは、
柔らかで脂肪分が少ない大豆製品 → 噛みごたえがある大豆製品 → 油も使用した大豆製品の順番です。
我が家では、同じ大豆製品であっても、少しでも体が楽に受け入れてくれそうなものを選んで、こんな風に慎重に食べ進めてゆきました。
参考になればと思います。
もちろん、食事の指導を受けられている方は、医師の指示に従って、解除をすすめてくださいね。
大豆製品についての食べ方やレシピについて、メルマガの、9月号に詳しく載せました。
大豆製品が使えない場合の調味料としては、ノン大豆みそや雑穀しょうゆ、あるいは、魚しょうなどが利用出来ますよ。通常の製品と比べて、うま味やコクが足りないと感じる商品もやはりあるから、使う分量は一般品とはやや異なりますから気をつけてね。調理のたびに、味を見ながら適量を利用するといいですね。
マルカ ひえのみそクリーミー キヌアしょうゆ
魚しょう(ナンプラー)と言うのは、魚を原材料とした しょうゆ系のうま味エキスです。これも大豆がダメな時に、代わりに使っていました。こちらから
http://yoikomap.client.jp/index-1-1.htm#1
かゆみが出やすい食べ物の試し方 [除去食・代替食について]
アレルギーを起こしやすい 「卵と牛乳なし!」をうたっているメルマガなので、もちろん!卵も牛乳も使わないレシピばかりが載っているのですが、時々、読者さんから、「なぜ、こんな素材が使われているのですか?これは、あまり食べちゃよくないと聞いているのに・・・」と、ご意見や質問をいただくことがあります。
例えば、メルマガの5月号では、今が旬の、たけのこ料理を取り上げています。
たけのこって、かゆみが出やすいとされる食材なのに、変ですよね?
たけのこをなぜメルマガに載せるかについては、別ページでも詳しく書きましたが、この素材は 給食にも出される素材です。
また、弁当や外食で、結構いろんな所に使われている事が多い素材だから、いつまでも避けては通れません。
なので、ご心配なら、食物によるアレルギーが少なくなってくると言われる、2歳前後くらいから(個人差があります。)でいいと思うので、こんなステップを踏みながら、試してみてねと、詳しく本文では書いています。
たけのこに限らず、ナスやほうれん草、キーウィのように、かゆみがでやすいとされる食材は、といもたくさんあります。
もちろん、人によってはその食材との相性が悪くて、ちょっとどころではない反応を起こすこともあるかもしれません。
でも、それらを あれもダメ、これもダメと尻込みし続けていると、せっかく味覚が敏感で、食べる事で、知能や舌の感覚を発達させていく時期の子に、新鮮な感動の刺激を与えてあげる機会を無くしてしまうし、親子で楽しく一緒に食べるから、その食材が好きになれるのに、その体験もさせてやれなくて、好きな食材の幅が狭くなるような気がして、それはもったいないなぁと残念に思うのです。
だから、安全パイの食材ばかりでなく、おそるおそる食べさせる食材もメルマガに載せてあげたいと考えています。
ただし、出来るだけ食べ方の注はつけるようにしています。
かゆみがでやすくて、ご心配に思う食材に限らず、はじめての食べ物は、
まずは、スープや煮物などに → 間隔を何日かあける → ほんの一口
入れて、だし汁だけ飲ませ 食べさせてみる
たり、一緒に煮た具を、
ほんの少し食べさせてみる
と言った手順で、少しずつ、間隔をあけて、あせらずに、食べる量を増やしながら試せば、トラブルが起こりにくく、少し安心して試すことができます。
怖くて食べさせられないからと、そのまま手つかずで大きくなり、行動範囲が広がる幼稚園や小学校以降で、知らずに外ではじめて食べて、ショックが起こることの方が、本当は怖い話ではないかと私は思うのです。
もちろん、怪しいなと思うし食材は、赤ちゃん期から無理に食べさせる必要はないのですが、食物アレルギーが少なくなる年齢に近づいたら、このやり方も参考にしながら、少しずつ、未知の食べ物に、挑戦してみてくださいね。
※ 「そば」については、ショック症状で死亡例が出ましたので、今は給食には出なくなりました。この場合は、早くから食べさせる必要もないので、湿疹などが落ち着いてある程度大きくなってから、用心しながら試せばいいのではないかと思いますし、もちろん、メルマガにも載せていません。
ちなみに、うちの子もたぶんアレルギーはないなと、親や親戚の話を聞いて思ったのですが、はじめは恐かったので、小麦がつなぎとして いっぱい入った、安いゆでソバを、幼稚園の頃に、ちょっと食べさせる事から試しましたよ。
おこめのケーキミックス粉 オーガニックキャロブパウダー
左のミックス粉は人気の高い商品ですが、本当は、タンサンと粉(小麦や米粉など)があれば、パンケーキくらいは簡単に作れますので、メルマガでは、毎回のように手作りおやつを載せています。また、チョコが使えないお子さんには、右のキャロブパウダーなどもおすすめです。こんなちょっとマイナーなおやつ素材も、メルマガでは 時々ご紹介してします。
その他のおやつ素材については、こちらから
http://yoikomap.client.jp/index10-2-12-1.htm
例えば、メルマガの5月号では、今が旬の、たけのこ料理を取り上げています。
たけのこって、かゆみが出やすいとされる食材なのに、変ですよね?
たけのこをなぜメルマガに載せるかについては、別ページでも詳しく書きましたが、この素材は 給食にも出される素材です。
また、弁当や外食で、結構いろんな所に使われている事が多い素材だから、いつまでも避けては通れません。
なので、ご心配なら、食物によるアレルギーが少なくなってくると言われる、2歳前後くらいから(個人差があります。)でいいと思うので、こんなステップを踏みながら、試してみてねと、詳しく本文では書いています。
たけのこに限らず、ナスやほうれん草、キーウィのように、かゆみがでやすいとされる食材は、といもたくさんあります。
もちろん、人によってはその食材との相性が悪くて、ちょっとどころではない反応を起こすこともあるかもしれません。
でも、それらを あれもダメ、これもダメと尻込みし続けていると、せっかく味覚が敏感で、食べる事で、知能や舌の感覚を発達させていく時期の子に、新鮮な感動の刺激を与えてあげる機会を無くしてしまうし、親子で楽しく一緒に食べるから、その食材が好きになれるのに、その体験もさせてやれなくて、好きな食材の幅が狭くなるような気がして、それはもったいないなぁと残念に思うのです。
だから、安全パイの食材ばかりでなく、おそるおそる食べさせる食材もメルマガに載せてあげたいと考えています。
ただし、出来るだけ食べ方の注はつけるようにしています。
かゆみがでやすくて、ご心配に思う食材に限らず、はじめての食べ物は、
まずは、スープや煮物などに → 間隔を何日かあける → ほんの一口
入れて、だし汁だけ飲ませ 食べさせてみる
たり、一緒に煮た具を、
ほんの少し食べさせてみる
と言った手順で、少しずつ、間隔をあけて、あせらずに、食べる量を増やしながら試せば、トラブルが起こりにくく、少し安心して試すことができます。
怖くて食べさせられないからと、そのまま手つかずで大きくなり、行動範囲が広がる幼稚園や小学校以降で、知らずに外ではじめて食べて、ショックが起こることの方が、本当は怖い話ではないかと私は思うのです。
もちろん、怪しいなと思うし食材は、赤ちゃん期から無理に食べさせる必要はないのですが、食物アレルギーが少なくなる年齢に近づいたら、このやり方も参考にしながら、少しずつ、未知の食べ物に、挑戦してみてくださいね。
※ 「そば」については、ショック症状で死亡例が出ましたので、今は給食には出なくなりました。この場合は、早くから食べさせる必要もないので、湿疹などが落ち着いてある程度大きくなってから、用心しながら試せばいいのではないかと思いますし、もちろん、メルマガにも載せていません。
ちなみに、うちの子もたぶんアレルギーはないなと、親や親戚の話を聞いて思ったのですが、はじめは恐かったので、小麦がつなぎとして いっぱい入った、安いゆでソバを、幼稚園の頃に、ちょっと食べさせる事から試しましたよ。
おこめのケーキミックス粉 オーガニックキャロブパウダー
左のミックス粉は人気の高い商品ですが、本当は、タンサンと粉(小麦や米粉など)があれば、パンケーキくらいは簡単に作れますので、メルマガでは、毎回のように手作りおやつを載せています。また、チョコが使えないお子さんには、右のキャロブパウダーなどもおすすめです。こんなちょっとマイナーなおやつ素材も、メルマガでは 時々ご紹介してします。
その他のおやつ素材については、こちらから
http://yoikomap.client.jp/index10-2-12-1.htm
なぜ、乳幼児の食事に制限を付けるといいと思うか その1 [除去食・代替食について]
実は、私。
はじめての子育ての時は、アトピーの塗り薬に、強弱があることすら知りませんでした。
だから、「うちの子、アトピーかも・・・」と心配になった時も、「どうせなら、大きい病院で、一番進んだ治療を受けられるところへ」・・・と考えたので、最初に飛び込んだ病院は、地域では有名どころの大学病院でした。
そこで医師が出す薬は、私にとって「絶対 間違いない薬!」と信じていましたので、ちゃんと塗れば、うちの子は治るものと信じて、あまり深く考えずに、診ていただいていた医師に処方されるまま、ストロングクラスの薬を、数ヶ月間ではありましたが、かなりたくさん塗っておりました。
今では考えられません。
なぜ、一歳前の幼い子に、「塗っても良くならない」と、親が訴えたら、医師は十分な説明もくれぬままに、どんどん塗り薬の強さをあげ、行くたびに何本ものステロイド軟膏を処方したのでしょうか。
今、これを書きながら、どんどん腹が立ってきました。
ちなみに、薬の塗り方などについて、以前こちらに詳しく載せました。参考になるかもしれませんので、よろしければどうぞ。こちらから
それでも湿疹が増えていくばかりで、これではダメだと思って、口コミを元に飛び込んだ小さな病院が、食事制限を指導してくれる医院だったのです。
当時、うちの子は、一歳半。
食事制限による治療が有効とされるのは、一般的には、2~3歳くらいまでで、できれば、離乳食の頃から取り組むほうが良い事を思えば、明らかに出遅れたスタートでした。
けれども、食事作りに慣れた1ヶ月頃から、湿疹が目に見えて減っていき、食事制限の効果が実感できました。
湿疹が減るから、ぬる薬の量も、自然と減っていきましたよ。
二人目、三人目では、離乳食の時から、子供達が血液検査で引っかかっていた、卵と牛乳の制限に取り組みました。
二人とも、1歳くらいまでは湿疹には悩まされたものの、強いステロイド軟膏であるストロングクラスの軟膏を使用しないと治らない湿疹が、ほとんどなく、上の子より かなり軽いランクの薬だけで治療できました。
これらの経験を通して、塗り薬の使用量を減らす為の補助として、アレルギーを起こしている(あるいは、起こす可能性が高い)食材を制限する食べ方も併用したら、アトピーを軽くやり過ごすのに効果的なのに、私は思っています。
ただ、食事制限による治療では、
「制限する食材が、きちんと制限出来ている」
かどうかが、まず大切です。
制限しているつもりでも、中途半端に加工品や外食を利用していれば、卵や牛乳のように、
たいていの加工品には、いずれか一つが入っているような食材の場合は、知らないうちに食べさせていることが多いからです。
まずは、安易に加工食品を使わないよう心がけた上で、
「食品添加物や農薬が使用された食品を避ける努力もする」
「減らした食材の代わりに、代用して使う食材が、たくさん知識として頭に入っている」 (同じ代用食ばかりたくさん使うと、それが次のアレルギーになるので。)
「ミネラルを摂れる食材をたくさん使える」
の三つが出来ていないと、せっかくがんばって制限しているつもりでも、治療効果が上がりにくかったりしますし、タダ減らすだけの制限では、栄養不足などのトラブルも起こりやすくなります。
だから、アレルギーを起こしている食事を制限すると言うことは、単に
「アトピーっ子向けのお菓子や加工品を買って食べさせているから大丈夫。」
・・・と言う単純な話ではないし、それだけの工夫では良くはなれないのが、現実なのです。 続く
はじめての子育ての時は、アトピーの塗り薬に、強弱があることすら知りませんでした。
だから、「うちの子、アトピーかも・・・」と心配になった時も、「どうせなら、大きい病院で、一番進んだ治療を受けられるところへ」・・・と考えたので、最初に飛び込んだ病院は、地域では有名どころの大学病院でした。
そこで医師が出す薬は、私にとって「絶対 間違いない薬!」と信じていましたので、ちゃんと塗れば、うちの子は治るものと信じて、あまり深く考えずに、診ていただいていた医師に処方されるまま、ストロングクラスの薬を、数ヶ月間ではありましたが、かなりたくさん塗っておりました。
今では考えられません。
なぜ、一歳前の幼い子に、「塗っても良くならない」と、親が訴えたら、医師は十分な説明もくれぬままに、どんどん塗り薬の強さをあげ、行くたびに何本ものステロイド軟膏を処方したのでしょうか。
今、これを書きながら、どんどん腹が立ってきました。
ちなみに、薬の塗り方などについて、以前こちらに詳しく載せました。参考になるかもしれませんので、よろしければどうぞ。こちらから
それでも湿疹が増えていくばかりで、これではダメだと思って、口コミを元に飛び込んだ小さな病院が、食事制限を指導してくれる医院だったのです。
当時、うちの子は、一歳半。
食事制限による治療が有効とされるのは、一般的には、2~3歳くらいまでで、できれば、離乳食の頃から取り組むほうが良い事を思えば、明らかに出遅れたスタートでした。
けれども、食事作りに慣れた1ヶ月頃から、湿疹が目に見えて減っていき、食事制限の効果が実感できました。
湿疹が減るから、ぬる薬の量も、自然と減っていきましたよ。
二人目、三人目では、離乳食の時から、子供達が血液検査で引っかかっていた、卵と牛乳の制限に取り組みました。
二人とも、1歳くらいまでは湿疹には悩まされたものの、強いステロイド軟膏であるストロングクラスの軟膏を使用しないと治らない湿疹が、ほとんどなく、上の子より かなり軽いランクの薬だけで治療できました。
これらの経験を通して、塗り薬の使用量を減らす為の補助として、アレルギーを起こしている(あるいは、起こす可能性が高い)食材を制限する食べ方も併用したら、アトピーを軽くやり過ごすのに効果的なのに、私は思っています。
ただ、食事制限による治療では、
「制限する食材が、きちんと制限出来ている」
かどうかが、まず大切です。
制限しているつもりでも、中途半端に加工品や外食を利用していれば、卵や牛乳のように、
たいていの加工品には、いずれか一つが入っているような食材の場合は、知らないうちに食べさせていることが多いからです。
まずは、安易に加工食品を使わないよう心がけた上で、
「食品添加物や農薬が使用された食品を避ける努力もする」
「減らした食材の代わりに、代用して使う食材が、たくさん知識として頭に入っている」 (同じ代用食ばかりたくさん使うと、それが次のアレルギーになるので。)
「ミネラルを摂れる食材をたくさん使える」
の三つが出来ていないと、せっかくがんばって制限しているつもりでも、治療効果が上がりにくかったりしますし、タダ減らすだけの制限では、栄養不足などのトラブルも起こりやすくなります。
だから、アレルギーを起こしている食事を制限すると言うことは、単に
「アトピーっ子向けのお菓子や加工品を買って食べさせているから大丈夫。」
・・・と言う単純な話ではないし、それだけの工夫では良くはなれないのが、現実なのです。 続く
なぜ幼児の食事に制限を付けるといいと思うか その2 [除去食・代替食について]
かつて、はじめての子がまだ赤ちゃんだった頃、薬を塗っても湿疹がちっとも良くならないのを心配して、あちこち名の知れた病院を訪ね回っていた時に、「やはり卵とか牛乳とか止めた方がいいんでしょうか?」と聞いた途端、年配の皮膚科の医師に、「食べ物とアトピーは関係ない!」とあっさり切って捨てられたことがあります。
さすがに、そこまではっきり言われたことはなかったので、「開いた口がふさがらないわ。ちゃんと日々、最新の医学を勉強しなさいよ。」と、内心思いましたが、彼が若い頃学んできた医学の知識では、それが正論だったのでしょう。
でも、今では、国も食べ物とアレルギーとは関連があると認めているため、学校給食の現場でも、かつてのような、「残さず食べましょう」は、もう死語で、「残してもいいよ」の指導から一歩進んで、「アレルギーがある子に対応する給食も出しましょう」 の指示も出されるようになり、食べ物のアレルギーに対する認知度は、ずいぶんと高まってきています。
だから、アレルギーを起こす食事に制限をする治療も知られてきましたし、食べ物でアレルギーを起こしている「食事性のアレルギー」が多いのは、赤ちゃんから2歳前後ぐらいまでの幼いお子さんが多いとされますので、この時期に食べ物に気をつけてあげるのは効果が大きいと思うのです。
でも、
じゃあ、医療の現場で実際に、どの病院でも除去食の指導がしっかりとされているのか?・・・と言うと、それは違うようです。
先日も、メルマガの読者さんから、「『××にどうもアレルギーがあるような気がします。』と先生に言ったら、『じゃあ、1年間止めてみてください』と言われました。そんなに長く止めて大丈夫なのでしょうか?」と、メールをいただきました。
不安になるのも当たり前だと思います。
病気になって、『この薬は合わないような気がします。』と患者が言った時に、『じゃあ、この薬を代わりに出しましょう。』と、医師が言うのは違和感のない医療現場の光景ですが、『××がダメみたいで』と言われて、『じゃあ、食べないでください』と言うのでは、なんの治療にもなっていません。
『米がダメみたいで』と患者が言ったら
『じゃあ、低アレルギー米を食べてみてはどうですか?』
とか
『もしかしたら、米に含まれている残留農薬がダメなのかもしれません。試しに有機栽培米に替えてみたらどうですか?』
とか
『米の代わりに、雑穀を食べるという手もありますよ。試してみますか?』
と言いながら、薬の代わりに、低アレルギー米だの有機栽培米だの、雑穀セットだのを選んでくれて、会計の窓口で『お大事に』と言葉を添えて、薬と一緒に受付のお姉さんから渡してもらえたら、親はどれだけ嬉しいことか。
でも、こんな病院に実際に行かれたことがありますか?
これは、悲しいけれど、無理です。私の妄想です。
食事制限を指導してくださる病院であっても、食べ物に保険はきかないので、薬と一緒の扱いはありません。(将来、こんな病院が出来たらいいですね。制限食のために食費が圧迫されているご家庭が、どれだけ助かることでしょうか。)
でも、一番の問題はそこではなく、医師の力量や医療の仕組みにもあります。
先ほどの米一つをとっても、
何を代わりに食べさせたらいいか
を言ってくれない先生が多いのは、詳しく学ばれていないからと言うのが大きいと思いますが、医学知識として、「こうすれば良い」という技術が まだ確立されておらず、食べ物の指導は医療行為ではないから、仕方ないと言う部分もあります。
さらに
いつまで制限していいか見極められない。
アレルギーの出方は、個人差が大きすぎて見極めが難しく
詳しく指導してあげたくても、時間的に難しい
ここが熱意のある医師にとって一番のネックなのですが、今の保険医療制度の仕組みでは、がんばって治療しても、検査したり薬を出す行為以外はお金にならず、経営を圧迫するという、切実な事情もあります。
だから、
食べ物を制限したら良くなるのはわかる
でも
ちゃんと 指導出来る医師が少ない
これが、食事性のアレルギーで悩む親子が突き当たってしまう現実なのです。
グロブリンカット ゆきひかり(65%精米)2kg ムソー 国内産ひえ 300g
主食である米が体に合っていないかもしれないと言うのは、なかなか大変です。我が家では、アレルギーを起こしにくい主食素材として、右のヒエを医師に指定されて、しばらくヒエ100%の主食を親子で食べていましたが、米のうまさを知っている親の私にはキツかったぁ・・・
ヒエは、ミネラル豊富な健康素材ではありますが、こればかりで食べるのはつらいですね。やはり、無理せず始めるなら、左の低アレルギー米くらいから試すのがおすすめです。米の表面を削っているから、とってもおいしい ぜいたくなお米ですよ。
創健社 有機栽培アマランサス粒 200g ムソー 国内産もちきび 300g
アトピーっ子=ミネラル不足っ子とも言われます。米がOKなら、雑穀を混ぜて、ミネラルをプラスすれば、もっと健康的ですね。
雑穀と言えば、たくさんの種類を混ぜた商品が主流ですが、米+1~2種類の雑穀のブレンドくらいの方が、アレルギーを起こしにくいからおすすめ。国産品や有機栽培品がいいですよ。
米 3Cに、雑穀を1/3~1/2C程度加えるくらいから試せば食べやすいです。麦ごはんもいいけど、栄養価という部分では、アマランサスやもちキビもおすすめ。人気の商品です。
その他の雑穀のおすすめへは、こちらから
http://yoikomap.client.jp/index10.htm
さすがに、そこまではっきり言われたことはなかったので、「開いた口がふさがらないわ。ちゃんと日々、最新の医学を勉強しなさいよ。」と、内心思いましたが、彼が若い頃学んできた医学の知識では、それが正論だったのでしょう。
でも、今では、国も食べ物とアレルギーとは関連があると認めているため、学校給食の現場でも、かつてのような、「残さず食べましょう」は、もう死語で、「残してもいいよ」の指導から一歩進んで、「アレルギーがある子に対応する給食も出しましょう」 の指示も出されるようになり、食べ物のアレルギーに対する認知度は、ずいぶんと高まってきています。
だから、アレルギーを起こす食事に制限をする治療も知られてきましたし、食べ物でアレルギーを起こしている「食事性のアレルギー」が多いのは、赤ちゃんから2歳前後ぐらいまでの幼いお子さんが多いとされますので、この時期に食べ物に気をつけてあげるのは効果が大きいと思うのです。
でも、
じゃあ、医療の現場で実際に、どの病院でも除去食の指導がしっかりとされているのか?・・・と言うと、それは違うようです。
先日も、メルマガの読者さんから、「『××にどうもアレルギーがあるような気がします。』と先生に言ったら、『じゃあ、1年間止めてみてください』と言われました。そんなに長く止めて大丈夫なのでしょうか?」と、メールをいただきました。
不安になるのも当たり前だと思います。
病気になって、『この薬は合わないような気がします。』と患者が言った時に、『じゃあ、この薬を代わりに出しましょう。』と、医師が言うのは違和感のない医療現場の光景ですが、『××がダメみたいで』と言われて、『じゃあ、食べないでください』と言うのでは、なんの治療にもなっていません。
『米がダメみたいで』と患者が言ったら
『じゃあ、低アレルギー米を食べてみてはどうですか?』
とか
『もしかしたら、米に含まれている残留農薬がダメなのかもしれません。試しに有機栽培米に替えてみたらどうですか?』
とか
『米の代わりに、雑穀を食べるという手もありますよ。試してみますか?』
と言いながら、薬の代わりに、低アレルギー米だの有機栽培米だの、雑穀セットだのを選んでくれて、会計の窓口で『お大事に』と言葉を添えて、薬と一緒に受付のお姉さんから渡してもらえたら、親はどれだけ嬉しいことか。
でも、こんな病院に実際に行かれたことがありますか?
これは、悲しいけれど、無理です。私の妄想です。
食事制限を指導してくださる病院であっても、食べ物に保険はきかないので、薬と一緒の扱いはありません。(将来、こんな病院が出来たらいいですね。制限食のために食費が圧迫されているご家庭が、どれだけ助かることでしょうか。)
でも、一番の問題はそこではなく、医師の力量や医療の仕組みにもあります。
先ほどの米一つをとっても、
何を代わりに食べさせたらいいか
を言ってくれない先生が多いのは、詳しく学ばれていないからと言うのが大きいと思いますが、医学知識として、「こうすれば良い」という技術が まだ確立されておらず、食べ物の指導は医療行為ではないから、仕方ないと言う部分もあります。
さらに
いつまで制限していいか見極められない。
アレルギーの出方は、個人差が大きすぎて見極めが難しく
詳しく指導してあげたくても、時間的に難しい
ここが熱意のある医師にとって一番のネックなのですが、今の保険医療制度の仕組みでは、がんばって治療しても、検査したり薬を出す行為以外はお金にならず、経営を圧迫するという、切実な事情もあります。
だから、
食べ物を制限したら良くなるのはわかる
でも
ちゃんと 指導出来る医師が少ない
これが、食事性のアレルギーで悩む親子が突き当たってしまう現実なのです。
グロブリンカット ゆきひかり(65%精米)2kg ムソー 国内産ひえ 300g
主食である米が体に合っていないかもしれないと言うのは、なかなか大変です。我が家では、アレルギーを起こしにくい主食素材として、右のヒエを医師に指定されて、しばらくヒエ100%の主食を親子で食べていましたが、米のうまさを知っている親の私にはキツかったぁ・・・
ヒエは、ミネラル豊富な健康素材ではありますが、こればかりで食べるのはつらいですね。やはり、無理せず始めるなら、左の低アレルギー米くらいから試すのがおすすめです。米の表面を削っているから、とってもおいしい ぜいたくなお米ですよ。
創健社 有機栽培アマランサス粒 200g ムソー 国内産もちきび 300g
アトピーっ子=ミネラル不足っ子とも言われます。米がOKなら、雑穀を混ぜて、ミネラルをプラスすれば、もっと健康的ですね。
雑穀と言えば、たくさんの種類を混ぜた商品が主流ですが、米+1~2種類の雑穀のブレンドくらいの方が、アレルギーを起こしにくいからおすすめ。国産品や有機栽培品がいいですよ。
米 3Cに、雑穀を1/3~1/2C程度加えるくらいから試せば食べやすいです。麦ごはんもいいけど、栄養価という部分では、アマランサスやもちキビもおすすめ。人気の商品です。
その他の雑穀のおすすめへは、こちらから
http://yoikomap.client.jp/index10.htm