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食べ慣れていない物を大量に食べる行為は、実はとても恐いことなのです [除去食・代替食について]

 赤ちゃんの離乳食や制限されていた食べ物の食べはじめに気をつけたいことについて、前回 載せていたのですが、もう少しだけ脇道にそれて、食べ慣れない物を食べすぎるのは、恐いよと言う話を載せたいと思います。

 普段、食べ物で制限を受けているアトピーっ子は、くいしんぼうです。

 食べられない欲求不満や抑制された気持ちが心の片隅にあるから、食べていいよと言われた物に歯止めが利かなかったり、食べ過ぎたり、隠れて食べたり・・・まぁいろいろなことをやってしまいます。

 しかも、かなり食べられます。  [もうやだ~(悲しい顔)]


 子供は食べる量を自分でセーブできないので、友達の家など、遊びに行った先や法事などの機会に、出先で子供が喜ぶ おいしい物を出されたり、食べ慣れない食材をいただく機会があった時に、食べ過ぎてしまうこともあることでしょう。

 ただ、「食べ慣れない食べ物を、食べ過ぎて起こるショック症状」は、アレルギーのあるなしに関わらず、人体の適応の限界を超えたときに起こる事故でもあるので、無理をさせないよう、気にかけてあげてくださいね。

 例えば、ナチスの支配によって、ユダヤの強制収容所に収容され、欧州で助かったユダヤ人6万人のうち、2万人が解放後一週間以内に死亡したという現実があります。


 なぜか?


 その原因の一つに、大量に食べ物を口にしたために起こる、消化不良の可能性があります。

 強制収容所の食事情は、アトピーの食事制限の比ではありませんから、「やれ、助かった。」と、ホッとし、出されるままに、いきなり、大量に食べたことが引き金になって、亡くなった方も多かったのではないかと思います。

 日本でも、復員してきたばかりの、栄養状態が悪い兵隊さんが、食べ過ぎから死亡する悲しい事故がかつて起こりましたし、現代では、断食からの復食時に、がまんできずに食べ過ぎて、こんな事故が起こる事があります。


 アトピーっ子が、食でトラブルを起こすことは、これに状況が少し似ています。


 まだ体が受け付けない食べ慣れない食材や、消化が悪い食材が、一度に体内へ入れば、内臓が処理仕切れず、湿疹が出たりしますし、時には、事故も起こるのです。

 おまけに、体の弱い乳幼児は、食べ慣れない物への、処理能力が大人より低いのです。

 しかも、その食材がアレルゲンであった場合は特に、ちょっとの食べさせすぎが負担になることもあるから、体に無理をさせない、ゆっくりしたペースの食べ進め方がおすすめなのです。

 また、ある程度 大きくなっているお子さんには、「食べてすぐ、ウンコをしたくなったり、お腹が痛くなったときは、アレルギーを起こしたり、食べ過ぎで、体が痛いよぉと苦しんでいるサインだよ。」と、それらしい様子を見つけたときに、それがサインであることを、何度も伝えて教えてあげるといいですよ。

 例え、卵やチーズが食べられる様になっても、もともとアレルゲンであった食品には、この程度で止めておこうと言う感覚が大切です。

 食べさせすぎには、どうぞご用心を!

 
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アトピーっ子向けのおやつには、油分や甘味を控えて作られた、穀類のお菓子もおすすめです。アワやヒエのような雑こくのお菓子なら、米や小麦のアレルギーがあっても、食べられますよ。下は、赤ちゃんから食べられるおやつです。

[るんるん] 他にも、アレルギー対応のおやつに、こんな商品があります。 
http://yoikomap.client.jp/babyfood-1-1.htm





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