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なぜ、乳幼児の食事に制限を付けるといいと思うか その1 [除去食・代替食について]

 実は、私。

 はじめての子育ての時は、アトピーの塗り薬に、強弱があることすら知りませんでした。

 だから、「うちの子、アトピーかも・・・」と心配になった時も、「どうせなら、大きい病院で、一番進んだ治療を受けられるところへ」・・・と考えたので、最初に飛び込んだ病院は、地域では有名どころの大学病院でした。

 そこで医師が出す薬は、私にとって「絶対 間違いない薬!」と信じていましたので、ちゃんと塗れば、うちの子は治るものと信じて、あまり深く考えずに、診ていただいていた医師に処方されるまま、ストロングクラスの薬を、数ヶ月間ではありましたが、かなりたくさん塗っておりました。

 今では考えられません。 [ちっ(怒った顔)]

 なぜ、一歳前の幼い子に、「塗っても良くならない」と、親が訴えたら、医師は十分な説明もくれぬままに、どんどん塗り薬の強さをあげ、行くたびに何本ものステロイド軟膏を処方したのでしょうか。

 今、これを書きながら、どんどん腹が立ってきました。 [ちっ(怒った顔)] [ちっ(怒った顔)] [ちっ(怒った顔)] [グッド(上向き矢印)]  


 ちなみに、薬の塗り方などについて、以前こちらに詳しく載せました。参考になるかもしれませんので、よろしければどうぞ。こちらから

 それでも湿疹が増えていくばかりで、これではダメだと思って、口コミを元に飛び込んだ小さな病院が、食事制限を指導してくれる医院だったのです。

 当時、うちの子は、一歳半。
 
 食事制限による治療が有効とされるのは、一般的には、2~3歳くらいまでで、できれば、離乳食の頃から取り組むほうが良い事を思えば、明らかに出遅れたスタートでした。

 けれども、食事作りに慣れた1ヶ月頃から、湿疹が目に見えて減っていき、食事制限の効果が実感できました。

 湿疹が減るから、ぬる薬の量も、自然と減っていきましたよ。

 二人目、三人目では、離乳食の時から、子供達が血液検査で引っかかっていた、卵と牛乳の制限に取り組みました。

 二人とも、1歳くらいまでは湿疹には悩まされたものの、強いステロイド軟膏であるストロングクラスの軟膏を使用しないと治らない湿疹が、ほとんどなく、上の子より かなり軽いランクの薬だけで治療できました。

 これらの経験を通して、塗り薬の使用量を減らす為の補助として、アレルギーを起こしている(あるいは、起こす可能性が高い)食材を制限する食べ方も併用したら、アトピーを軽くやり過ごすのに効果的なのに、私は思っています。

 ただ、食事制限による治療では、

「制限する食材が、きちんと制限出来ている」

 かどうかが、まず大切です。

 制限しているつもりでも、中途半端に加工品や外食を利用していれば、卵や牛乳のように、
たいていの加工品には、いずれか一つが入っているような食材の場合は、知らないうちに食べさせていることが多いからです。

 まずは、安易に加工食品を使わないよう心がけた上で、

「食品添加物や農薬が使用された食品を避ける努力もする」

「減らした食材の代わりに、代用して使う食材が、たくさん知識として頭に入っている」 (同じ代用食ばかりたくさん使うと、それが次のアレルギーになるので。)

「ミネラルを摂れる食材をたくさん使える」

 の三つが出来ていないと、せっかくがんばって制限しているつもりでも、治療効果が上がりにくかったりしますし、タダ減らすだけの制限では、栄養不足などのトラブルも起こりやすくなります。

 だから、アレルギーを起こしている食事を制限すると言うことは、単に

アトピーっ子向けのお菓子や加工品を買って食べさせているから大丈夫。」

 ・・・と言う単純な話ではないし、それだけの工夫では良くはなれないのが、現実なのです。  続く

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