アトピーっ子増加に朗報?親の唾液でアレルギーリスクが下がるかも? [アトピーっ子との生活]
最近、アトピーやアレルギーに関するニュースや特集をTVであまり見かけなくなったので、アトピーっ子って少なくなったきたのかなぁと、漠然と思っていたのですが
梅雨頃の新聞に、昨年度の調査で食物アレルギーがある生徒が、全国の公立小中高校に52万人もいるとわかったそうです。
しかもそれは、2013年の前回調査より約12万人増えていて
アナフィラキシーを起こしたことがある生徒もさらに増加して5万人を超えたそうです。
少子化で子供の数が減っているというのに、それに逆行するこの数字ですから、
アレルギーを持つ子の数は、以前よりもかなりの割合に増えているということになりそうです。
そんな中、別日の新聞で興味深い記事を見つけたのでご紹介します。
それが、親の唾液で、アレルギーリスクが減るかもと言う記事です。
親の唾液は虫歯菌を子供に移さないために、ご飯の時に箸やスプーンでさえ親と共用しないのが今の子育てですが
かつては、食事などを通して、親の唾液が子供の口の中に入る機会がありました。
和歌山県の研究チームによると、親の唾液が子供の口に入るいろんなシーンを聞き出したところ、
お皿を共有したりするちょっとした習慣があるだけでも、アトピー性皮膚炎の発生リスクが減る結果が48~67%も低くなる結果が出たそうです。
親の唾液に含まれる細菌と免疫の関係については、まだまだこれから研究が進むのでしょうが
清潔すぎることって、体内外の常在菌も殺すから、 アトピーとは絶対相性が悪いのは確かです。
かつて日本人は、梅干しや漬物からは植物性の乳酸菌を摂取し
納豆や甘酒、お酢のような発酵食品で腸内環境を整えてきました。
生まれてすぐに、あれこれ獲得することが難しいたくさんの種類の善玉菌が、親の唾液から手軽に受け取れ
アレルギーの発生が抑えられるなら、これはやってみる価値あるかもですね。
ちなみに、虫歯の原因となるミュータンス菌への感染リスクが高いのは、およそ1歳半から2歳半で
アレルギーにかかわる免疫形成が重要なのは、生後1~2か月と言う研究結果もあるそうです。
歯が生える前に、スプーンの共有を試してみたりはありなのかも?
また、先日のぬか漬けのように、素手で混ぜることで、親の手の菌を混ぜ込むこともありかもです。
やや浅く漬けて塩分を控えた きゅうりのぬか漬けをミキサーにかけて、ドロドロにするなんてどうでしょうか。
マスメディアにあまり取り上げられなくなったのは、コロナ慣れと同様にアレルギーがあって当たり前の世の中になったということもあるのでしょうが
その中には、あの頃の私と同様に、どうしたら治るのかわからなくて途方に暮れている方もいることでしょう。
少しでも参考になれば幸いです。
※ちなみに、私の子育て時代は、箸の共有は当たり前でしたが、子供たちは 制限食の中で甘いお菓子を控えて育てたせいか、中学卒業頃まで歯医者とは無縁でした。
でも、乳幼児期は、アトピーだったのよねー
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梅雨頃の新聞に、昨年度の調査で食物アレルギーがある生徒が、全国の公立小中高校に52万人もいるとわかったそうです。
しかもそれは、2013年の前回調査より約12万人増えていて
アナフィラキシーを起こしたことがある生徒もさらに増加して5万人を超えたそうです。
少子化で子供の数が減っているというのに、それに逆行するこの数字ですから、
アレルギーを持つ子の数は、以前よりもかなりの割合に増えているということになりそうです。
そんな中、別日の新聞で興味深い記事を見つけたのでご紹介します。
それが、親の唾液で、アレルギーリスクが減るかもと言う記事です。
親の唾液は虫歯菌を子供に移さないために、ご飯の時に箸やスプーンでさえ親と共用しないのが今の子育てですが
かつては、食事などを通して、親の唾液が子供の口の中に入る機会がありました。
和歌山県の研究チームによると、親の唾液が子供の口に入るいろんなシーンを聞き出したところ、
お皿を共有したりするちょっとした習慣があるだけでも、アトピー性皮膚炎の発生リスクが減る結果が48~67%も低くなる結果が出たそうです。
親の唾液に含まれる細菌と免疫の関係については、まだまだこれから研究が進むのでしょうが
清潔すぎることって、体内外の常在菌も殺すから、 アトピーとは絶対相性が悪いのは確かです。
かつて日本人は、梅干しや漬物からは植物性の乳酸菌を摂取し
納豆や甘酒、お酢のような発酵食品で腸内環境を整えてきました。
生まれてすぐに、あれこれ獲得することが難しいたくさんの種類の善玉菌が、親の唾液から手軽に受け取れ
アレルギーの発生が抑えられるなら、これはやってみる価値あるかもですね。
ちなみに、虫歯の原因となるミュータンス菌への感染リスクが高いのは、およそ1歳半から2歳半で
アレルギーにかかわる免疫形成が重要なのは、生後1~2か月と言う研究結果もあるそうです。
歯が生える前に、スプーンの共有を試してみたりはありなのかも?
また、先日のぬか漬けのように、素手で混ぜることで、親の手の菌を混ぜ込むこともありかもです。
やや浅く漬けて塩分を控えた きゅうりのぬか漬けをミキサーにかけて、ドロドロにするなんてどうでしょうか。
マスメディアにあまり取り上げられなくなったのは、コロナ慣れと同様にアレルギーがあって当たり前の世の中になったということもあるのでしょうが
その中には、あの頃の私と同様に、どうしたら治るのかわからなくて途方に暮れている方もいることでしょう。
少しでも参考になれば幸いです。
※ちなみに、私の子育て時代は、箸の共有は当たり前でしたが、子供たちは 制限食の中で甘いお菓子を控えて育てたせいか、中学卒業頃まで歯医者とは無縁でした。
でも、乳幼児期は、アトピーだったのよねー
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2023-08-13 05:22
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コメント(7)
アトピー多いですね。今はワンにも。
by 夏炉冬扇 (2023-08-13 18:14)
小学校の給食に携わってる方と話をする機会があったときに
「アレルギーの子は全部別調理でたいへん。
何人分もあって間違えると命に関わるから気を遣う。」
そうおっしゃっていました。
僕が子育てしていた頃に比べると加工品の表示には
含まれるアレルゲンがわかりやすく書かれていて
配慮はされるようになったんだなと思います。
by 藤並 香衣 (2023-08-13 23:38)
寄生虫博士、藤田紘一郎さんの本を愛読していました。
抗菌、綺麗すぎると、免疫力低下、アレルギーが増えて
よくないそうです。猫と暮らしていると雑菌にさらされて
風邪をほとんどひきませんでした。
gさんも悪い昆虫ではないと思います。
by 猫の友 メルティー (2023-08-14 06:16)
えー!すごい目からウロコの話しでやす。
てか、ここ、盲点でやしたねー。
昔は、お母さんがちょっとスプーンで味や熱さを確認して、それを赤ちゃんに食べさせてたそうでやすもんね。
それがよい結果をうんでいたとは!
by ぼんぼちぼちぼち (2023-08-16 11:50)
夏炉冬扇 さん、こんにちは
ペットの場合は、エサの管理も関係しているのではないかと思っています。
良い香りがするので、開封後に常温に置くと、あっという間にダニが袋に入り込んで繁殖してしまうと思われます。
藤並 香衣さん、こんにちは
給食に関しては、かなり配慮がされるようになりましたね。
でも、間違うこともあると思うので、エピペンを先生方が研修で使い、法律的に問題なく打てるようにしてほしいなと思います。
猫の友 メルティーさん、こんにちは
寄生虫がいた方がアレルギーを起こしにくいとか、ダニやほこりの多いフィリピンのスラムにアレルギーの子は少ないなど、私も読んだことがあります。
ほどほどの清潔が良いですよね。
ぼんぼちぼちぼちさん、こんにちは
私も唾液だけで効果があるかもと言う記事には驚きましたが、体内に住んでいる善玉菌は簡単には増えないので、親からもらうというのは確かに一理あると思いました。アトピーも腸活が大切ですから ^^
by よいこ (2023-08-16 15:25)
そうなんですか。
でもピロリ菌のリスクもありますよね。
もうピロリ菌は今の親世代では絶滅したかな。
by いっぷく (2023-08-17 02:35)
いっぷくさん、こんにちは
井戸水も死語だし、日本の水道水は清潔ですから、今の世代ではあまり気にされている方は少ない気がします
でも、一度は検査した方がいいですよね
by よいこ (2023-08-18 09:03)