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アトピーっ子にぴったりなお弁当って、こんな感じです その2 [アトピーっ子におすすめの食べ方]

 幼いアトピーっ子に作ってあげるお弁当の話。続きです。

 幼稚園のお弁当特集を見たら、

 「チャーハン、肉団子、ブロッコリー、にんじんと青梗菜の炒め物

 と言うお弁当の献立もありました。

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 脂っこいチャーハンと、炒め物の組み合わせは無いなぁ~~ [ふらふら]

 肉団子は市販のレトルトで、ブロッコリーには、マヨネーズ付きなのかな?

 

 我が家でもたまに、前の日に余ったご飯で、お弁当にチャーハンを作って詰めていく場合があります。

 ただ

 炒めご飯に油はつきものなので、消化よく食べさせる為に、必ず酢の物を組み合わせるようにしています。

 
 チャーハンを作るときは、たまねぎ、キャベツ、ニンジン他の野菜を、細かく刻んでフライパンに敷き詰め、その上にご飯を平らに乗せ、オリーブオイルを、たらり

 フライパンにフタをしたら、野菜から出る蒸気でご飯をふっくらさせ、その後ほぐして味を付けてゆきます。

 この方法だと、油も少なくて済むから、おすすめですよ。

 
卵を使えないから、中華系のチャーハン味より、ケチャップやソースで味付けします。

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 ツナ缶に酒、しょうゆで味付けしました。



 制限が多いと、市販のレトルトも使えません。

 そこで、よく冷凍魚のすり身で、そぼろやハンバーグを手作りしていました。

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 さらに

 油の多い炒めご飯に、油を使った炒め物だと 脂っこすぎて、アトピーっ子の体の負担になりそう [ふらふら]

 そこで、

 野菜の付け合わせは、消化を助け る酢の物を詰めます。

 みんな手作りだと、品数を増やすのは大変だから、チャーハン、ハンバーグ、酢の物でおしまい [ダッシュ(走り出すさま)]

 アトピーっ子向けのお弁当に変えたら、こんな感じかなぁ [左斜め下]

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 ケチャップご飯、いわしのハンバーグ、わかめときゅうりとブロッコリーの酢の物

 

 アトピーっ子向けレシピだと、油の摂取量を少なく、野菜の品数を出来るだけ多くするよう考えるといいと思います。

 実は、卵だけでなく、子供が好きなお弁当のおかずのウインナーにも卵白が含まれていることが多いので、その代用に、魚の加工品の練り製品を使うことも多いです。


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 もやしとにんじん、エノキの温野菜サラダ、ちくわの磯辺炒め、インゲンのゴマみそあえ、ミニトマト。そして、ご飯には、ご飯には、小梅と とろろ芽かぶです。
 

 むかしむかしは、他の子と同じ物を食べられなくて かわいそうだから・・・と、意地になって立派なお弁当を作ろうとした時期もありました。

 でも、

 幼稚園のお弁当時の参観で、うちの子なら、舌なめずりして欲しがる市販のから揚げを、フォークに突き刺したまま、遊び食べをしている子を見たとき、はっ [がく~(落胆した顔)] と気づいたんです。


 ああ、そうか。この子のお弁当は、いつも同じ味なんだな [目]  ・・・・って

 いくら唐揚げやハンバーグが好物でも、これが毎日だと、子供はさすがに飽きてしまいます。

 それを思えば、旬の野菜を利用しながら作る、我が家のお弁当は、季節ごとに素材に変化があり、案外 豊かな食体験をさせているのではないかしらと自信がつきました。


 制限があって、毎日のお弁当作りに苦戦していらっしゃるママに知ってほしい

 

 母の手作りって、本当はとっても素敵なことなんですよ~~~


 子供たちは、親の愛情を食べ物を通して感じています。

 どうぞ、自信を持って手渡して下さいね。


 
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 前回のお弁当は、緑豆ご飯、鶏ささみの炒め物、ワケギ(アスパラ)とちりめんじゃこのぬた、ゴボウのきんぴら です。

 
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アルマ

なんかわかるような気がします。
いつも冷凍食品をそのままポンのお弁当を持ってきて、
同じメニューばかりでは飽きてしまいますよね・・・
だから遊び食べしちゃうんでしょうね。

by アルマ (2014-04-07 09:19) 

昆野誠吾

なるほど、大人の感覚だとチャーハンに
野菜炒めとか普通に「美味しい」組み合わせと
感じてしまいますが子供の消化を考えると
「ない」組み合わせになりますね。
子供連れて外食するときも自分目線が多いので
注意してあげないと負担になってるかも・・・。
by 昆野誠吾 (2014-04-07 18:20) 

youzi

考えると色々できるんですね。いつもほんとうに凄いなと思います。
by youzi (2014-04-07 21:10) 

すーさん

手作りが健康、精神面、体験として
いかに一番のシアワセなのかが
良く分かりますねー。
せっかくの四季のはっきりした食材が手に入る
贅沢な国にいるのだから、これからもそれらを
いっぱいに使った料理で食卓を彩っていきたいです。
by すーさん (2014-04-07 22:18) 

よいこ


アルマさん、こんにちは
いつもありがとうございます
そうなんですよ
あれを見たとき、初めて自分のやっていることに意味を感じられました

昆野誠吾さん、こんにちは
塩分などは特にそうみたいですね
大人の味覚でおいしい塩分に慣れさせてしまうと、内臓にはアレルギーとは別の意味で負担がかかるようですよ

youzi さん、こんにちは
窮鼠猫を噛むと言う感じです
食べられる物がなかったので、仕方なく工夫を重ねました ^^:

すーさん、こんにちは
いつもありがとうございます
うちのダンナは料理をしない人なので、すーさんみたいな、お料理も立派にこなせる方が、お料理上手なすがめさんと一緒に暮らすと、どんな化学反応が起きるのかなぁと、うらやましく思いますよ。 ^^

by よいこ (2014-04-08 09:06) 

hirochiki

お母さんの愛情がいっぱい詰まったお弁当が、やはり子どもさんたちには一番だと思います。
酢の物は、特に夏場は食材のいたみを防ぐのでいいですね。
緑や赤色を加えると、彩りも良くなり食欲もそそられます。
by hirochiki (2014-04-08 19:10) 

おーやん

アイデアと工夫でアトピーの子でも美味しく何でも作ることが出来るんですね。
それに、手作りは子供に愛情が伝わって、子供も美味しく幸せにご飯が食べれるんですね(^^)
by おーやん (2014-04-09 19:55) 

OMOOMO

いつも、美味しそうですね、尊敬します。
by OMOOMO (2014-04-09 22:40) 

よいこ


hirochiki さん、こんにちは
いつもありがとうございます。勉強になります
私は、イラストを描くのが好きなので、無意識のうちに色を考えながら料理を作っているときがあります。
色って大切ですよね ^^

おーやんさん、こんにちは
親は大変ですが、手間をかけてあげることが親子の絆を深めることもあるので、無駄ではないと今は思っています。 ^^

OMOOMOさん、こんにちは
いやいや、そんな対したものではないですよ
私、料理が趣味と言うのとは違いますので ^^:

by よいこ (2014-04-09 23:37) 

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