絵本「こんとあき」の原風景を訪ねてきました。 [日記]
夏休みも残り10日ほどになりました。まだまだ残暑も厳しいので、行こうか行くまいかと迷っていたのですが、
ええぃ!!行っちゃえ ・・・ と、きのうは暗いうちから出かけてきました。
行き先は、以前から行ってみたいと思っていた、絵本「こんとあき」の原風景となった場所です。
その「こんとあき」と言うお話とは
赤ちゃんや幼い女の子を描かせたら、その愛らしさはぴか一じゃないかしら?
大好きな、林 明子さんの絵本です。
これ うちの三人の子供たちに、次々と読んでやりました。
あきちゃんという女の子が生まれた日に、おばあちゃんに赤ちゃんのおもりを頼まれてやってきた狐の「こん」。
どう見ても、毛の柔らかそうなぬいぐるみなのですが、命が吹き込まれています。
いつも一緒の こんとあきでしたが、年月を経て糸がほつれた こんの腕を直してもらいに、汽車に乗って、おばあさんが住む町へと、二人だけで旅します。
この こんが、幼いあきちゃんのお世話をする姿が、とってもけなげなんです。
うっかり汽車にしっぽをはさまれても、野良犬に拉致されて埋められても、「だいじょうぶ。だい・・じょうぶ」と、あきを気づかう優しい気持ちに泣けてきます。
読んだ当初から、二人が出かけた町のモデルになった場所はここだなと、想像がついていたので、一度子供を連れて行ってみたくて・・・
でも、ここって、夏に行くにはあまりにも過酷なんだナァ・・・
その場所と言うのが
鳥取砂丘 絵本の中では、砂丘町と呼ばれていた場所です。
おお~、久しぶり。 以前、一度だけ連れてきてもらったことがあります。
涼しいうちに着いたハズなんですが、高台から砂場へ足を踏み込んだ途端に、もう来た事を後悔しました。
砂粒が細かくて、足をとられる、焼けた砂に足がめり込む
しかも、「馬の背」と呼ばれる砂の丘は、はてしなく遠くて、見上げるばかりにそびえ立っています。
20分ほど死にそうになりながら歩いて、どうしても見てみたかった風景にたどり着きました。
おお~、ここだ、ここ。なんてことない風景なのですが、これを子供に見せてやりたくて、炎天下にやってきたのです。
絵本の中では、あきのわがままから、ノラ犬に連れ去られてしまう こんを探すシーンで登場します。
こんを探して砂の丘に登ったあきですが、こんの姿はそこになく、不安で押しつぶされそうになりながら海に向かって「こーん」と呼びます。
その後、やっとのことで砂に埋もれてぐったりしているこんを掘り起こし、彼を背負って砂丘をくだり、おばあちゃん家へと、急ぎます。
いつも甘えて、頼ってばかりだった こんの大切さに改めて気づき、あきが一つ大人になった瞬間です。
ほら 写真の風景でしょ。ここ
ああ、やっぱり。
以前行った時のおぼろげな記憶と、絵本の記憶が一致してすっきりしました。
このあと、日本海の眺めと風が気持ちよい丘のてっぺんで、しばらく休んでいたのですが、その際にとんでもない言葉が耳に飛び込んできました。
「これはこの家族で行った旅行で、最高の旅行だったね。」
カップルが言った言葉ではありません。
同じくらいに登ってきていた、幼稚園くらいの男の子がつぶやいていました。
こんな暑い中を、ここへ来て最高と感じる感覚に
この男の子の感性に
そして
こんな幼い子に、この言葉を言わしめる親って、一体 普段はどんな会話をしているのだろうと、驚いた
砂丘は、この子にとっても、ずっと忘れられない思い出になるんでしょうね。
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ええぃ!!行っちゃえ ・・・ と、きのうは暗いうちから出かけてきました。
行き先は、以前から行ってみたいと思っていた、絵本「こんとあき」の原風景となった場所です。
その「こんとあき」と言うお話とは
赤ちゃんや幼い女の子を描かせたら、その愛らしさはぴか一じゃないかしら?
大好きな、林 明子さんの絵本です。
これ うちの三人の子供たちに、次々と読んでやりました。
あきちゃんという女の子が生まれた日に、おばあちゃんに赤ちゃんのおもりを頼まれてやってきた狐の「こん」。
どう見ても、毛の柔らかそうなぬいぐるみなのですが、命が吹き込まれています。
いつも一緒の こんとあきでしたが、年月を経て糸がほつれた こんの腕を直してもらいに、汽車に乗って、おばあさんが住む町へと、二人だけで旅します。
この こんが、幼いあきちゃんのお世話をする姿が、とってもけなげなんです。
うっかり汽車にしっぽをはさまれても、野良犬に拉致されて埋められても、「だいじょうぶ。だい・・じょうぶ」と、あきを気づかう優しい気持ちに泣けてきます。
読んだ当初から、二人が出かけた町のモデルになった場所はここだなと、想像がついていたので、一度子供を連れて行ってみたくて・・・
でも、ここって、夏に行くにはあまりにも過酷なんだナァ・・・
その場所と言うのが
鳥取砂丘 絵本の中では、砂丘町と呼ばれていた場所です。
おお~、久しぶり。 以前、一度だけ連れてきてもらったことがあります。
涼しいうちに着いたハズなんですが、高台から砂場へ足を踏み込んだ途端に、もう来た事を後悔しました。
砂粒が細かくて、足をとられる、焼けた砂に足がめり込む
しかも、「馬の背」と呼ばれる砂の丘は、はてしなく遠くて、見上げるばかりにそびえ立っています。
20分ほど死にそうになりながら歩いて、どうしても見てみたかった風景にたどり着きました。
おお~、ここだ、ここ。なんてことない風景なのですが、これを子供に見せてやりたくて、炎天下にやってきたのです。
絵本の中では、あきのわがままから、ノラ犬に連れ去られてしまう こんを探すシーンで登場します。
こんを探して砂の丘に登ったあきですが、こんの姿はそこになく、不安で押しつぶされそうになりながら海に向かって「こーん」と呼びます。
その後、やっとのことで砂に埋もれてぐったりしているこんを掘り起こし、彼を背負って砂丘をくだり、おばあちゃん家へと、急ぎます。
いつも甘えて、頼ってばかりだった こんの大切さに改めて気づき、あきが一つ大人になった瞬間です。
ほら 写真の風景でしょ。ここ
ああ、やっぱり。
以前行った時のおぼろげな記憶と、絵本の記憶が一致してすっきりしました。
このあと、日本海の眺めと風が気持ちよい丘のてっぺんで、しばらく休んでいたのですが、その際にとんでもない言葉が耳に飛び込んできました。
「これはこの家族で行った旅行で、最高の旅行だったね。」
カップルが言った言葉ではありません。
同じくらいに登ってきていた、幼稚園くらいの男の子がつぶやいていました。
こんな暑い中を、ここへ来て最高と感じる感覚に
この男の子の感性に
そして
こんな幼い子に、この言葉を言わしめる親って、一体 普段はどんな会話をしているのだろうと、驚いた
砂丘は、この子にとっても、ずっと忘れられない思い出になるんでしょうね。
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暑い日の砂場は、それはそれは暑かったでしょう^^;
ご苦労様です。もももんががも昨日は砂場でYちゃんと遊んだだけでも汗だく^^;
この絵本みたことあります!絵がとってもかわいくていいですよね*^^*
by もももんがが (2010-08-23 13:55)
暑い日は上から太陽が照りつけ
下からは熱を持った砂とダブルの暑さですから大変でしたね。
by 鷹人 (2010-08-23 16:11)
ボクは絵本では無いのですが、本やゲームの舞台になってるところにたまに行きたくなって行っちゃったりしますよお~^^
そして、うおーっ!ここかあー!ここなのか!って感動して帰ってきます^^
by ちょいのり (2010-08-23 19:09)
この作家さんは知りませんでしたが、
かわいらしい素敵な絵を描かれるのですね。
砂丘は一度行ってみたいのですが、
さらに行きたくなりました。
by タッジーマッジー (2010-08-23 20:55)
こんばんは!
昨日育児講演会の中でも、鳥取砂丘の話が出てきました。
私も小さい頃に一度だけ行ったことがありますが、子供たちにも一度は見せておきたい風景ですねーー
by やま (2010-08-23 21:47)
この暑い中、山陰の砂漠へようこそw
でも良い思い出になったんでしょうね☆彡
by りみこ (2010-08-23 21:56)
お疲れ様です。この暑い中に行くとこではないですが。。。
by こいちゃん (2010-08-24 09:56)
20歳の真冬に砂丘に行きましたが
雪で全然見えなかったです。
素敵な思い出が出来ましたね^^
林明子さんの絵本はきょうはなんの日を持ってます。
by 空楽 (2010-08-24 10:28)
ええぃ!!って出かけたいです。^^;
砂漠の砂は熱そうですね。
でも素敵な景色に出会えていいですね。^^
by びくとる (2010-08-24 11:13)
いい思い出になりましたね。
林明子さんの絵本は沢山持っています。ほぼ宝物状態です。
だって絵がお上手なんだもん。表情もいきいき。
あまんきみこさんもスキですけど、それとはまた違った感じで。
by わた (2010-08-25 02:12)
鳥取砂丘^^
私も好きです。^^
ああ・・・でも夏は・・・キツイですね。^^;
汗だくだくになりますよね。^^;
by みさぴ (2010-08-25 07:31)
もももんがが さん、こんにちは
そうなんです。死ぬかと思いました。
ところで
ちょうどYちゃんは絵本の適齢期ですね。
林明子さんは、女の子の喜ぶ本をたくさん描かれておすすめですよ。
(2010-08-23 13:55)
鷹人 さん、こんにちは
いやもう・・・暑さもそうですが、想像を絶する・・・坂の上り下りのしんどさで心臓バクバクでした。
ちょいのりさん、こんにちは
ロマンチストなんですねぇ。*^0^*
東京付近はドラマの舞台にもなっているので、一度いってみたいと思う光景がいくつもありますよ、私。
タッジーマッジーさん、こんにちは
たぶん秋と春に行くべきところだと思います。
でも、子供連れだと、どうしても夏にあちこち行くので、こんな強行軍に^^:
やまさん、こんにちは
そう思います。秋に行くとなし狩りも楽しめていいですよ。
私もそのつもりでしたが、 暑すぎてリタイアしました。
りみこさん、こんにちは
本当に久しぶりにお邪魔しました。
本当は、なし狩りもしたかったのですが、あんまり暑かったので<熱いなしをかじってもおいしくないだろうとパス。
後から考えたら、惜しいことをしました
こいちゃんさん、こんにちは
もうおっしゃる通りで・・・ ^^:
秋に行けばよかったです~~~ 涙
空楽 さん、こんにちは
ま、真冬の鳥取砂丘?
想像したことがなかったので・・・・でも、確かに冬にいくとイメージは全然違うと思いますね。
記事を書きながら、にゃんこのアキちゃんが頭に重なりました。
びくとるさん、こんにちは
それが意外といたんですよ。
ありんこのように、ぞろぞろ皆さん丘へ登っておられました。
もう、びっくりデす。
わたさん、こんにちは
おお~~、こんな好みの接点もありましたか^^
岩崎ちひろに通じるような、心の表情を 持っている絵が印象的ですね。
とても真似できないお上手な方です。
みさぴさん、こんにちは
暑いところって、みさぴさんOK、OKみたいですね。^^
暑いのはまだガマンできたけど、あの高低差に泣きました>
地面が砂だと、のぼりは死にそうになります。
by よいこ (2010-08-25 09:41)
サル子とくーちゃんの様です。
くーちゃんとはサル子がまだお腹にいる時に買ったクマのぬいぐるみ。
今でもいつでもどこでも一緒。
どれだけ直したか分かりません。
でも、喜びも悲しみも辛い時も共に過ごして来たのを知っているだけに
ササエもくーちゃんには感謝でいっぱいです。
しかし、確かに真夏にここは暑いかも^^;
こう言うのこそいい思い出ですよ。
by ☆ササエ☆ (2010-08-25 12:10)
鳥取砂丘…いつか行ってみたいところの一つです。
子供の頃、父が「月の砂漠」をよく歌っていて、子供ながらに
あこがれの情景でした。
うちの子達も行きたいと言ってましたが、そっちはラクダに乗って
みたいからだそうです(-_-;)
男の子の感性を見習ってほしいわ…。
by でんさん (2010-08-27 09:00)
鳥取砂丘、憧れの場所なんです。
満月の夜にとっても行ってみたいです。
by youzi (2010-08-30 15:32)