旬素材、ワラビやぜんまいを煮物に。でも、幼い子はアレルギーにも気をつけながら、ちょっぴりどうぞ。 [レシピ]
先日 山道で思わず採取してしまったワラビ&ぜんまい(レスで教えていただいてありがとうございます)ですが、どれも おいしくいただきました。そこできょうは、山菜のアク抜き&アクが強い食べ物とアレルギーのお話なんかを載せたいと思います。
前回のたけのこの話でもそうなのですが、これらの山菜はアクをきっちり抜いて食べないと、エグミがあって(苦くて)おいしくは食べられませんし、これらは体にも良くない成分です。
自然食の世界でも、春先の山菜の芽には、たくさんの栄養が詰まっているとされて珍重されていますが、幼い子には、食べ過ぎは禁物!、
春の芽で、アトピーがよくなるパワーが欲しい!
とばかりに食べ過ぎちゃうと、幼い子は内臓の働きが大人ほど強力ではありませんので、うまく解毒できなければ、アクの成分の強さに逆に やられちゃいます。
そこで、初めて食べる時は、ちょっぴり。食べなれても、子供が程々がおすすめですよ。
さてさて
採ってきたら、できるだけ早くアクを抜きます。
私は重曹を使います。
今は洗濯や掃除専用の重曹も出ていますので、必ず食用に使えるものを選んでくださいね。
食用重曹は、たいていのスーパーの片隅にドライイーストと同じサイズの小箱に入って、粉物や漬物のコーナーあたりに置かれていますよ。
前回は四人家族の一食分程度の一束でしたので、小さじ 2/3 くらいを使いました。
山菜が浸る程度の湯を沸騰させて、重曹と洗った山菜を加えてしっかりゆで汁に浸し、フタを取ったまま2分ほどゆで、そのまま冷まします。
私は今回煮物にしたかったので、少し硬めにゆでましたが、おひたしで食べたい場合は、柔らかくなるまでしっかりゆでます。
一時間くらいで、ぜんまいは特に、ものすごく色水がしっかり出ていました。わらびも若草色にゆで汁が変わりました。
しっかり色水が出たら、水を替え、そのまま一晩 置いておきます。
物によっては、一度替えても、さらに色水が濃く出る事もあるので、その場合は
もう一度水を替えてから、翌日まで置きます。
アクは採取してから時間が経つとさらに強くなるので、念のために翌日端を少し食べてみてね。
アクが抜けていたら、洗って適当な長さに切り、下ごしらえ完了
今回は、だし汁であげと煮ました。(← 子供の時の味なので、とりあえず、あげと煮ます。私)
具が浸るくらいのだし汁に、みりんを大さじ 2ほど。
先にあげを加えて煮て、しっかり味を含ませてから、切ったわらびとしょうゆを大さじ 1ほど加え、煮汁が8割ほどなくなるまで、時々混ぜながら煮ます。
煮汁を少し味見し、ちょっと濃い目に味がつくよう、塩かしょうゆで味を調え、煮汁がほとんどなくなるまで、火を弱めにして煮詰めます。
出来上がり~ うちの母がよく作ってくれた食べ方です。
もっと簡単に わらびの味を楽しむなら、おひたしもおすすめ。
だし汁にみりんやしょうゆを加えて、市販の 「和風だしの素」や「めんつゆ」のような味を作り、これにゆでて刻んだわらびを加えて、さっと沸騰させます。
そのまま冷まして味を含ませ、盛り付ける時に、糸かつおなんかを天盛りにするとおいしいですよ。
子供に食べさせる時も、わらびだけを食べさせることになるため、後でアレルギーを起こしているかどうかがわかりやすくていいですね。
前回、ぜんまいか?・・・とお騒がせした例の山菜は、念のために別にゆで、用心して、これだけを炒めてから、甘辛く煮付けて、私だけが食べてみました。
ふむ・・・ 二日たったけど、なんともないぞ
やっぱり、ぜんまいかぁ ? なんともいい加減な人体実験でした
確かに、歯ごたえもやっぱりぜんまいのような気がしましたので、また懲りずに採ってきたいと思います。 ふふっ
おまけのクイズです
旬と言えば、お花の旬もと言うことで、ここでクイズです。この花、好きなんですよ、私。ちょうど今が花の頃です。古くは万葉集なんかにも名前が出ているので、祖先もめでた昔からの樹木です。昔よく、田舎の庭のあちこちで見かけたのですが、最近は見かけなくなりましたねぇ。さて、何の花でしょうか?
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左がスーパーなんかでも手軽に買える食用重曹の例です。アク抜きのほかに、蒸しパンやパンケーキなどのお菓子にもよく使いますよ。中央が、料理&お掃除の両方に使えるため、とても人気があるシリンゴル重曹です。洗剤&重曹を半々で使うのも、汚れ落ちがよくていいですよ。左は、洗濯用オンリーの重曹系洗剤です。重曹でのお洗濯ブームのきっかけになった商品じゃないかと思うのですが、今も人気が高い自然派の洗剤ですよ。ケンコーコム - 健康メガショップ 3990円以上で送料無料です。
前回のたけのこの話でもそうなのですが、これらの山菜はアクをきっちり抜いて食べないと、エグミがあって(苦くて)おいしくは食べられませんし、これらは体にも良くない成分です。
自然食の世界でも、春先の山菜の芽には、たくさんの栄養が詰まっているとされて珍重されていますが、幼い子には、食べ過ぎは禁物!、
春の芽で、アトピーがよくなるパワーが欲しい!
とばかりに食べ過ぎちゃうと、幼い子は内臓の働きが大人ほど強力ではありませんので、うまく解毒できなければ、アクの成分の強さに逆に やられちゃいます。
そこで、初めて食べる時は、ちょっぴり。食べなれても、子供が程々がおすすめですよ。
さてさて
採ってきたら、できるだけ早くアクを抜きます。
私は重曹を使います。
今は洗濯や掃除専用の重曹も出ていますので、必ず食用に使えるものを選んでくださいね。
食用重曹は、たいていのスーパーの片隅にドライイーストと同じサイズの小箱に入って、粉物や漬物のコーナーあたりに置かれていますよ。
前回は四人家族の一食分程度の一束でしたので、小さじ 2/3 くらいを使いました。
山菜が浸る程度の湯を沸騰させて、重曹と洗った山菜を加えてしっかりゆで汁に浸し、フタを取ったまま2分ほどゆで、そのまま冷まします。
私は今回煮物にしたかったので、少し硬めにゆでましたが、おひたしで食べたい場合は、柔らかくなるまでしっかりゆでます。
一時間くらいで、ぜんまいは特に、ものすごく色水がしっかり出ていました。わらびも若草色にゆで汁が変わりました。
しっかり色水が出たら、水を替え、そのまま一晩 置いておきます。
物によっては、一度替えても、さらに色水が濃く出る事もあるので、その場合は
もう一度水を替えてから、翌日まで置きます。
アクは採取してから時間が経つとさらに強くなるので、念のために翌日端を少し食べてみてね。
アクが抜けていたら、洗って適当な長さに切り、下ごしらえ完了
今回は、だし汁であげと煮ました。(← 子供の時の味なので、とりあえず、あげと煮ます。私)
具が浸るくらいのだし汁に、みりんを大さじ 2ほど。
先にあげを加えて煮て、しっかり味を含ませてから、切ったわらびとしょうゆを大さじ 1ほど加え、煮汁が8割ほどなくなるまで、時々混ぜながら煮ます。
煮汁を少し味見し、ちょっと濃い目に味がつくよう、塩かしょうゆで味を調え、煮汁がほとんどなくなるまで、火を弱めにして煮詰めます。
出来上がり~ うちの母がよく作ってくれた食べ方です。
もっと簡単に わらびの味を楽しむなら、おひたしもおすすめ。
だし汁にみりんやしょうゆを加えて、市販の 「和風だしの素」や「めんつゆ」のような味を作り、これにゆでて刻んだわらびを加えて、さっと沸騰させます。
そのまま冷まして味を含ませ、盛り付ける時に、糸かつおなんかを天盛りにするとおいしいですよ。
子供に食べさせる時も、わらびだけを食べさせることになるため、後でアレルギーを起こしているかどうかがわかりやすくていいですね。
前回、ぜんまいか?・・・とお騒がせした例の山菜は、念のために別にゆで、用心して、これだけを炒めてから、甘辛く煮付けて、私だけが食べてみました。
ふむ・・・ 二日たったけど、なんともないぞ
やっぱり、ぜんまいかぁ ? なんともいい加減な人体実験でした
確かに、歯ごたえもやっぱりぜんまいのような気がしましたので、また懲りずに採ってきたいと思います。 ふふっ
おまけのクイズです
旬と言えば、お花の旬もと言うことで、ここでクイズです。この花、好きなんですよ、私。ちょうど今が花の頃です。古くは万葉集なんかにも名前が出ているので、祖先もめでた昔からの樹木です。昔よく、田舎の庭のあちこちで見かけたのですが、最近は見かけなくなりましたねぇ。さて、何の花でしょうか?
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わらび…子供の頃は苦手でした^^;
今は、食べれます♪
by abika (2010-04-28 14:56)
人体実験ww!
ご無事で何より~。
アミガサタケは高級食材らしいです(@@;
ただし、生はダメですって・・・食べれるのね・・・ダダきのこ(爆)
ななへやへ花はさけども山吹のみのひとつだになきぞかなしき~ですね。
田舎なここいらへんはお庭によく咲いています(^^)
八重咲きの方が丸々して好き♪
by 兎猫 (2010-04-28 19:31)
今朝TVの地元番組でちらっと見ただけなんですが、ゼンマイって
オスとメスがあってメスは食べられるけどオスは食べられないとか言ってましたよ、大丈夫そうで良かったです(ちゃんとメスの方を採ってたんでしょうねぇさすが)
花。。。わかりません。。無学でしっ
by koichan (2010-04-28 20:08)
我が家でも、以前はアク抜きに重曹を使ってました。
でも、コレだとワラビが直ぐグニャグニャになってしまうので、
食感を残すためにワラを焼いた灰を使うように(^^)
浸けすぎると恐らく同じように柔らかくなってしまいますが。。
面倒くさいですが、ぜひお試しあれ~(^O^)/
by 婿殿 (2010-04-28 20:54)
先日山で、ぜんまいっぽいものを見つけましたが、
自信が無くて採りませんでした。
この花、私も好きです~って、なんでしたっけ。
by a-shan (2010-04-29 05:23)
八重咲きのヤマブキではないでしょうか。
昔うちに一重咲きのヤマブキがありました。
懐かしいです。
人体実験。なかなかチャレンジャーですなぁ。
なんもなくてほんとよかったです。
by タッジーマッジー (2010-04-29 08:32)
abika さん、こんにちは
子供の頃って、一度いやな思いをしたら食べなくなりますよね。繊維が多いから、噛みにくく、子供向けではないなと思います。
兎猫さん、こんにちは
私はこだいに生きていたら、真っ先に毒草で死ぬタイプの人間だと思います。食えるかな?で、よく人体実験します。^^
子供には怖いので、勿論、自分でですが・・ダダきのこがアミガサダケというのは、本当でしょうか?自信が持てないので、こっちはやめておきます。歌・・・お見事でございます~~
koichan さん、こんにちは
ええーーーー!!そうなんですか?
いつもより ちょっと苦かったような気が・・・
でも、家族でひとりだけ食中毒にかからなかった幼少期の実体験もあり、胃だけは丈夫なので、それを聞くと怖いなぁ・・勉強します。 万葉集の話は、ネットでひろっただけの知識でち^^
婿殿 さん、こんにちは
おおーーー、本格的!灰汁というやつですか?本当に山菜がお好きなのですねぇ。美味しいものには手間をかけたいですしね。実は、うちにもわらはあるものの、普通の農家なので、わらの残留農薬も気になって、試したことがないです。 ーcー
ただ、以前はかなり炊いてあく出ししたので、やわらかくなりすぎでしたが、最近では、ほんの少しだけ煮て、後は浸して水を替えることで硬さを残すようにしています。
a-shan さん、こんにちは
私はぜんまい好きなので、アレがぜんまいなら、ぜひまた採りに行きたいと思っていますが、どうなのでしぅょね。
タッジーマッジー さん、こんにちは
やはりこの花は、思い出の中にあるような花ですね。
以前幼稚園の草抜き奉仕で、園庭になっていた実があんまりいい匂いなので、先生に断ってかじって、それが桃の一種だというのを発見して、「知らなかった・・」と、喜ばれたことがありますヨ。へへへ。人体実験は得意技です。
by yoikosan (2010-04-29 11:02)
わらびとぜんまいの違いがよく分からない私。
わらび餅は好きだけど、わらび自体は
あまり食べる機会がないですね。
by youzi (2010-04-29 18:22)
youzi さん、おはようございます
私はぜんまいの方が歯ごたえが好きです^^
そして、夏にかけてはワラビもちもおいしいですね。またここで改めてご紹介する予定です。
by yoikosan (2010-04-30 08:31)
アク抜きのやり方、知りませんでした~ありがとうございます!昔とってきた山菜をおいしく食べられたのは母のおかげだったのですね…今更ながら感謝です
by まろまろまね (2010-04-30 19:02)
まろまろまね さん、こんにちは
簡単に出来ますので、機会がありましたらぜひお試しください。やはり、自分で取ってきて、すぐゆでるのが一番アクが抜けるしおいしいです。まろまろまね さんも、きっと、ていねいに処理されたものだったから、おいしく食べられたのだと思います。お母さんの愛情料理に感謝ですね。
by yoikosan (2010-05-02 10:05)