アトピーっ子のいるご家庭に、嬉しいギフト、使えなかったギフト：アトピーにうれしい卵と牛乳なし料理と百歳まで健康な食：SSブログ

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アトピーっ子の思い出も吊るしたクリスマス..｜帰省先で、じじばばに言われてつらい言葉は.. ブログトップ

アトピーっ子のいるご家庭に、嬉しいギフト、使えなかったギフト　[日記] [編集]

　お歳暮の季節になりましたね。家庭を持ち、もらったり、自分でも贈る立場になってから二年後に、うちの子がアトピーになって悩まされたら、いろんなことを考えさせられました。

　お歳暮は、気持ちを贈るものです。

　だから、基本的には、気にかけてくださって、わざわざ手間をかけて選んで手配してくださった贈り物なら、たとえ不要なものであっても、嬉しいハズです。

　ところが、

　わが子がアトピーで親の気持ちがふさぐほど、ヘトヘトになっている時に、いただいたお歳暮では、【食べられないのに】【使えないのに】と思う品物も多くて、つらかったです。

　例えば、売り場でよく見かける、合成洗剤の詰め合わせセットですが、金額の割に、箱が大きくて、なかなか豪華に見えますよね。

　しかも、もらって困らない日用品です。

　だから以前は、誰にも喜ばれると考えて、何気なく購入して贈ったこともありました。

　ところが

　アトピーをきっかけに、環境に優しい洗剤は、アトピーっ子の肌に優しいと知り、衣類の洗剤だけでなく、台所の洗剤まで含めて、すべての合成洗剤を使うのをやめてしまいました。

　すると今度は、合成洗剤をいただくと、使わないものだから困るようになりました。

　しかも、

　贈ってくださった方は、環境に優しい洗剤なんて使っていないのかぁ・・・と、ちょっとがっかりもさせられるのです。

　それからは、環境に優しい商品を相手に贈りたいと考えるようになりました。

　食料品を送るときも、食べて安心な食品を味わって欲しいと思って、添加物の有無に気をつけた商品を選ぶようにしています。

　ちなみに、

　食物アレルギーのアトピーっ子を育てていて、もらって困った商品と言えば、

　ハムギフト。　とにかくよくもらいましたので、辟易しました。

　と言うのも、わが子に卵のアトピーがあると、卵白が入っているハム類は、もらっても食べられません。

　また、贈り物用のハムは、長く保存できるようにと保存料が添加されているものが多いですし、たいていのハムに使われている発色剤の亜硝酸塩は、他食品との食べあわせによって、発がん性があるとされる添加物なので、アトピーに悩まされていた頃は、食べるなら、無添加ハムをと考えていました。

　調味料のセット。

　特にアトピーに影響が大きいとされる油は、使い方に気を使っていましたので、油のセットをいただいたら、全く使わずに、バザーに出したり、よそに差し上げていました。

　冬の定番の入浴剤も微妙～でした。赤や緑の合成着色料が使われた商品や香料に反応する子もいるため、過敏な頃には使いにくいものです。

　普段、こんな話に興味がない方には、もらえるものなら、何でもいいじゃないかとしかられそうなことばかりなのですが、症状が気になる頃には、刺激を与えたくないこともあって、いろいろ気を使っていたものです。

　だからこそ、たまに、環境に配慮された商品なんかをもらうと、

　おっ、わかってるじゃん　

　と、相手の心遣いを、ものすご～く嬉しく感じるんです。

　これも、わが子の病気に悩まされて初めて、感じたり見えたりするようになった世界の一つです。