料理にもアトピーっ子の治療にも、「これが正しい」というのはないと思う

　テレビの料理番組を見ている時に、「あれ？・・・」と違和感を覚えることがよくあります。

　例えば以前、トウモロコシをゆでるのに、「皮ごと湯に加えて１５分ゆでる」やり方がテレビで紹介されていました。

　これだと甘くゆであがるんだそうです。


　私は、皮もヒゲも取り除いて、時には入らないからと、包丁で半分に切って、ほんの数分ゆでています。


　「皮をむかずにゆでる」のと、「皮をむいてゆでる」のと、果たしてどっちがいいのでしょうか？


　そして、果たして、どちらが正しいのでしょうか？


　難しいですよねぇ。



　でも、料理ビギナーさんの場合は、先に聞いた情報が正しいと信じてしまう傾向はありませんか？

　
　

　それぞれに理由があり、どちらも間違いではないと思いますが、私の言い分はこうです。


　皮をむいてゆでた方が、場所を取らないし、短時間でゆであがるから、少ない湯や小さい鍋でも作れて、簡単だと思うし、皮には農薬が残っているから、むいたからの方が、安心だと思う。

　特に、トウモロコシのように、農薬がしっかりかかる作物で、農薬が残りやすい皮の付いた部分を、食べ物と一緒にゆでたくないと言う気持が強いですね


　また、調理以前の問題として、トウモロコシが甘いか甘くないかは、鮮度で決まるんじゃないかしら？


　とも考えてしまいます。

　皮の色がきれいでみずみずしく、出来れば、朝取れの表示があるトウモロコシを買って、すぐ調理したら、どんな風にゆでても、十分甘いので、無理に皮ごとゆでなくても、いい商品を捜して買えばいいのに・・・・と。


　私の言い分にも、一理あるとおもいませんか？

　
　テレビに出ている偉い先生が言うのだから、間違いないとか、みんながこうやるのだから、これが正しいとかは、料理にはないと思います。

　料理に正解はないから、同じ献立を、いろんなやり方で作ればいいのだと思いますし、みんながやっていなくても、アトピーっ子にはこっちがいいのに・・・と言う調理方法も、やはりあると私は思いますよ。


　幼い子やアトピーっ子のために一番いい事って、何だろう？


　・・・と、メルマガを書きながら、ついいつも考えてしまいます。


　もちろん！

　
　料理と同様に、アトピーの治療でも、

　みんながやっている治療や薬だから、必ず　自分自身や私の子供に効くとは限らない

　と、学びました。


　料理のやり方も、アトピーの治療も、これが一番いい！と言う正解もない。


　だから難しいし、いろんなアプローチが出来て、工夫の余地がある・・・と思うのです。


　もっともっと、頭を柔らかくして、料理もアトピー治療も取り組めたらいいですね。




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タグ：料理 作り方 アトピー トウモロコシ