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これからの暑い季節は、シジミ汁もアトピーっ子にどうぞ [料理素材の紹介]

 潮干狩りでにぎわうアサリの旬は、春ですが、同じ貝でも、シジミの旬は、真冬と真夏にあるとされるのをご存知でしょうか?

 夏に食べても、貝なんて身がやせているんじゃないの?・・・みたいなイメージがあるのでずか、夏バテの頃にこそ、そうそう、アレをいただいて、元気にならなくちゃと思いだして飲んで欲しいのが、このジジミの汁物です。


 シジミって、体によい!

・・・と、昔から言われますが、6月号でもレシピを載せましたシジミは、良質のタンパク質を含み、体の元気の源である肝臓の機能を元気にしてくれるから、アトピーを含む万病に効果的な食材なのです。

 しかも、カルシウムや鉄分を多く含む食材だから、妊婦さんにもおすすめ。夏バテ気味の季節には、ぜひ利用
して欲しいですね。

 でも、アサリって結構砂出し済みの商品も出ていて、すぐ食べられる物もあるのに対して、しじみは自宅で砂抜きするのが基本!

 しかも、たいてい砂を含んでするから、砂出しがきっちり出来ていないと、ただただ、ジャリジャリした身にうんざりしてしまいますね。

 私も、一時期は苦戦していたのですが、一番のコツは、薄暗い環境を用意してあげることのようです。

 まずは、購入して冷蔵庫に入れておくだけでは砂を吐きませんので、調理する3~4時間前に常温に取り出して、真水(出来るだけ水道水でなく、浄水器などでの、塩素抜き水を)を貝の身と、ヒタヒタになるまでトレーに加え、上からふわっと新聞紙などをかけて日光を遮断し、薄暗くしてやります。

 あまり気温が高いと貝も弱ってくるのですが、そんな時でも、短めの2時間ほどは、砂出ししておくといいですよ。


 シジミの砂出しをすると同時に、早めのタイミングで だし昆布も鍋に沈めておき、じっくりうま味を水出ししておきます

 砂出し後、よくこすり洗いして、泥臭さも落としたシジミを、昆布だしがきいた戻し汁に水から入れて、アクを取りながら、口が開く程度に短時間煮て、酒としょうゆですまし汁にしたり、みそ汁にしたりすれば、とってもおいしくて、健康的!

 内臓が元気になれば、しっかり働いてくれるから、アレルゲンも取り込みにくくなったり、肌の健康にもつながります。これから夏の体の元気のために、アトピーっ子にもぜひどうぞ。


 
 子供の頃、シジミは食べるのが苦手でしたね。アサリは身が大きいから何とか食べられたけど、シジミは箸でも身が取れなかったし、しゃぶってもダメ!

 結局、根負けして、そこらのお皿に全部、身が付いたままの貝や、貝の殻も投げ出し、やっとこさ、汁をすすっていました。

 ところが、見かねた母が、器用に貝の身を取りだしては、私のご飯の上にのっけてくれるのです。身がしっかりお茶碗に貯まったところで、残しておいたシジミの汁をざーっとかけて、しゃぶしゃぶと、シジミの汁かけご飯。

 楽して食べた貝のうま味と汁の濃い味が口の中に広がって、おいしかったぁ~

 母はと言うと、殻さえ椀から出すことなく、身のある貝と殻を食べ分け、身を全て平らげたら、最後に汁までそのまま飲み干してしまうから、母の食べ終えた殻ばかり残った汁わんの様子は、子供の私にとっては、まさにミラクルでした。

 そして今は、自分がいつの間にか、きれいに身も汁も食べ尽くせる母になりました。食べることで親から学んできたことは多かったのだなと、シジミをへたくそに食べ残す子供の姿を見るたび、懐かしく思い出します。



[るんるん] 「卵と牛乳なし!アトピーっ子にうれしい野菜たっぷり料理」メルマガにも、シジミ汁をはじめとする、身近な素材で作れる、健康的な日常レシピをいろいろと載せています。

 詳しくは、こちらから
 http://premium.mag2.com/mmf/P0/00/16/P0001632.html


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