制限食を指導してもらった体験記 初回 [除去食・代替食について]
卵と牛乳だけ使わずに料理を作るのは、慣れたら意外と簡単だけど、これに小麦や大豆、米などの制限が加われば、きちんと除去するのは、途端に難しくなってきます。
そこで、専門の医師に指導を受けるというのは、具体的にはどう自己流と違うのか?を比較するきっかけにしていただくために、我が家の体験談を載せますね。
前回も書きましたが、これはあくまで一例ですので、医師の治療方針によって、いろいろやり方は違うと思いますのでご了承下さいね。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
その前に、予約なしの初診では、ものすごく待たされて、ひどい時には、朝行って、昼過ぎてやっと受診という自体もあるという事を覚悟して、しっかりお子さんの食べ物や飲み物をもってお出かけ下さいね。
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初診は、子供の生活環境や症状の現れ方などについて、ていねいな問診から始まります。
その後、子供の全身の湿疹を調べ、発育状況を測定し、聴診器を使った呼吸器官の様子も、診てもらいます。
アレルギーは単に、体の湿疹だけの病気ではなく、腹痛や嘔吐、口内炎、下痢や便秘のような症状までをふくめた、全身の様子として現れるため、専門の先生は細かい部分についても様子を見て下さいました。
また、初回時には、アレルギーの数値をはじき出すための、血液検査も行いました。
さらに、一人目の時は、食事制限とはどういう物なのかすら、なにもわからない状態でしたので、医師の診察や問診が終わった後で、別室に控える栄養士さんの部屋に通されました。
ここで、その日食べた物を克明に記録する食事日誌の付け方や、アトピーっ子向きな調理方法(油を出来るだけ控えて、揚げ物や炒め物より、煮物や蒸しものを作りなさいと言われたのが印象的でした。)を教えてもらい、どんな食材を中心に食べたらいいのかについての資料をいただき、料理全般と栄養の取り方について、説明も詳しく受けました。
ところが、普段の調理方法と違う部分については、それを聞く私がチンプンカンプンなものですから、わからないことだらけです。
栄養士さんは、そんな私の質問にもていねいに答えてくださったので、30分以上は教えていただいたと思います。
一人目が除去したはじめでは、湿疹の状態がひどくて、かなりの数の食料の除去を強いられましたので、鍋や食器に残留した油などにも反応しないようにと、鍋などの調理器具や食器洗いのスポンジまで、別にすることも、そこで指示されました。
(なぜ大豆の厳密な除去が難しくて面倒なのか、ここからもわかりますよね。大豆にアレルギーがキツくても、素人なら食事だけ除去する事しか頭に浮かびませんので、鍋を洗う時に一緒のスポンジでつい洗ってしまいます。)
また、食事作りのための資料と食事日誌の他に、保健所から健診の際などに手渡される離乳食表よりも、はるかにゆっくりと慎重にすすめる、アトピーっ子向けの離乳食について書かかれた先生オリジナルの表もいただきました。
結局、受信初日は、医師の問診でも時間を長く取っていただいたし、栄養士さんの説明もていねいだったので、合わせて1時間程度は、うちの子一人に時間がかかったと思います。
我が子の診療が終わってはじめて、待合室にもほとんど親子はいなかったにも関わらず、診察までに長く待たされていたのかが良くわかりました。
この後で、他の病院でも処方されるような、軟膏や抗アレルギーの内服薬を、出して下さいました。
食事を制限したら薬を塗らなくても治ると言うのではなく、あくまで、今 出ている湿疹は薬で静め、少しでもその後の湿疹が抑えられるよう、食事療法も併用すると言う考え方です。
なので、症状がひどい箇所には、俗に言う「ステロイド軟膏」も処方されています。ただし、薬の強度が違う塗り薬が複数出された上、使い方もそれまで聞いたことがないほどていねいに教えてもらいました。
その時に教えてもらった塗り方については、こちらにも載せました。
http://yoikomap.nobody.jp/kusuri.htm#21
これで初回の診療が終了です。
この日、病院内にある売店で、食事制限用に使える、特殊な食材や調味料を買って帰りました。はじめは何を買うといいのかも わからないため、売店の人にいろいろ聞きました。
大豆、小麦、米などがダメな場合は、調味料をまずそろえる必要がありました。
ノン大豆みそ、ノン大豆しょうゆの他に、油も大豆以外が必要なので、これは、自然食品店で菜種油を買ってもいいし、とりあえず、オリーブオイルでもOKです。
また、主食に米以外を指定されたら、雑穀(ヒエなど)をまとめて買うか、低アレルギー米を利用します。
とりあえず、制限を指定されて、急いで売店で買う商品は、ここらあたりでした。
一般店では、なかなか売られていない物が多いため、しばらくは病院に来る度に、ここで買いましたね。
キヌアしょうゆ 粟しょうゆ 300ml
大豆や麦、米が使えないときは、本当に料理作りが不便になります。なぜなら、調味料がきわめて特殊になってしまうからです。雑穀は自然食品店でも手に入りますが、雑穀しょうゆは、まず置かれていないと思いますね。
アレルギー対応の調味料や穀類全般へは、こちらから
http://yoikomap.client.jp/index3-1-s.htm
そこで、専門の医師に指導を受けるというのは、具体的にはどう自己流と違うのか?を比較するきっかけにしていただくために、我が家の体験談を載せますね。
前回も書きましたが、これはあくまで一例ですので、医師の治療方針によって、いろいろやり方は違うと思いますのでご了承下さいね。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
その前に、予約なしの初診では、ものすごく待たされて、ひどい時には、朝行って、昼過ぎてやっと受診という自体もあるという事を覚悟して、しっかりお子さんの食べ物や飲み物をもってお出かけ下さいね。
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初診は、子供の生活環境や症状の現れ方などについて、ていねいな問診から始まります。
その後、子供の全身の湿疹を調べ、発育状況を測定し、聴診器を使った呼吸器官の様子も、診てもらいます。
アレルギーは単に、体の湿疹だけの病気ではなく、腹痛や嘔吐、口内炎、下痢や便秘のような症状までをふくめた、全身の様子として現れるため、専門の先生は細かい部分についても様子を見て下さいました。
また、初回時には、アレルギーの数値をはじき出すための、血液検査も行いました。
さらに、一人目の時は、食事制限とはどういう物なのかすら、なにもわからない状態でしたので、医師の診察や問診が終わった後で、別室に控える栄養士さんの部屋に通されました。
ここで、その日食べた物を克明に記録する食事日誌の付け方や、アトピーっ子向きな調理方法(油を出来るだけ控えて、揚げ物や炒め物より、煮物や蒸しものを作りなさいと言われたのが印象的でした。)を教えてもらい、どんな食材を中心に食べたらいいのかについての資料をいただき、料理全般と栄養の取り方について、説明も詳しく受けました。
ところが、普段の調理方法と違う部分については、それを聞く私がチンプンカンプンなものですから、わからないことだらけです。
栄養士さんは、そんな私の質問にもていねいに答えてくださったので、30分以上は教えていただいたと思います。
一人目が除去したはじめでは、湿疹の状態がひどくて、かなりの数の食料の除去を強いられましたので、鍋や食器に残留した油などにも反応しないようにと、鍋などの調理器具や食器洗いのスポンジまで、別にすることも、そこで指示されました。
(なぜ大豆の厳密な除去が難しくて面倒なのか、ここからもわかりますよね。大豆にアレルギーがキツくても、素人なら食事だけ除去する事しか頭に浮かびませんので、鍋を洗う時に一緒のスポンジでつい洗ってしまいます。)
また、食事作りのための資料と食事日誌の他に、保健所から健診の際などに手渡される離乳食表よりも、はるかにゆっくりと慎重にすすめる、アトピーっ子向けの離乳食について書かかれた先生オリジナルの表もいただきました。
結局、受信初日は、医師の問診でも時間を長く取っていただいたし、栄養士さんの説明もていねいだったので、合わせて1時間程度は、うちの子一人に時間がかかったと思います。
我が子の診療が終わってはじめて、待合室にもほとんど親子はいなかったにも関わらず、診察までに長く待たされていたのかが良くわかりました。
この後で、他の病院でも処方されるような、軟膏や抗アレルギーの内服薬を、出して下さいました。
食事を制限したら薬を塗らなくても治ると言うのではなく、あくまで、今 出ている湿疹は薬で静め、少しでもその後の湿疹が抑えられるよう、食事療法も併用すると言う考え方です。
なので、症状がひどい箇所には、俗に言う「ステロイド軟膏」も処方されています。ただし、薬の強度が違う塗り薬が複数出された上、使い方もそれまで聞いたことがないほどていねいに教えてもらいました。
その時に教えてもらった塗り方については、こちらにも載せました。
http://yoikomap.nobody.jp/kusuri.htm#21
これで初回の診療が終了です。
この日、病院内にある売店で、食事制限用に使える、特殊な食材や調味料を買って帰りました。はじめは何を買うといいのかも わからないため、売店の人にいろいろ聞きました。
大豆、小麦、米などがダメな場合は、調味料をまずそろえる必要がありました。
ノン大豆みそ、ノン大豆しょうゆの他に、油も大豆以外が必要なので、これは、自然食品店で菜種油を買ってもいいし、とりあえず、オリーブオイルでもOKです。
また、主食に米以外を指定されたら、雑穀(ヒエなど)をまとめて買うか、低アレルギー米を利用します。
とりあえず、制限を指定されて、急いで売店で買う商品は、ここらあたりでした。
一般店では、なかなか売られていない物が多いため、しばらくは病院に来る度に、ここで買いましたね。
キヌアしょうゆ 粟しょうゆ 300ml
大豆や麦、米が使えないときは、本当に料理作りが不便になります。なぜなら、調味料がきわめて特殊になってしまうからです。雑穀は自然食品店でも手に入りますが、雑穀しょうゆは、まず置かれていないと思いますね。
アレルギー対応の調味料や穀類全般へは、こちらから
http://yoikomap.client.jp/index3-1-s.htm
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