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アトピーっ子向けに、塩の使い方あれこれ [調味料]

 「我が家では調理に、自然塩を使っています」・・・と言う前回の話の続きです。

 料理の仕上げに、ほんの一つまみをパラバラと使って味を調える場合もありますが、漬け物や野菜のアク出し用に大量に使う場合もありますので、全てを一種類の塩で済まさずに、値段のいい良質な塩と、安いけど、そこそこの品質で気軽に使える塩の二種類を買い、調理によって、使い分けています。

 元々、日本食の世界では、味を濃く付けるよりも、素材の良さを引き出す調理を心がけますから、塩が果たす役割は大きいと言えますが、制限があるアトピークッキングでも、それは同様で、調味料がいろいろ使えなかったりする分だけ、シンプルな味付けも多いから、塩って意外と大切な役割を持つ調味料の一つなのです。

 サラサラした合成の塩になれていると、しっとりしたタイプの塩は、使いにくいと感じるかもしれませんが、にがりを含む これらこそが漬け物にも合う、本来の塩の味です。ぜひ試してみてね。

 また、食べる物に制限があって、味付けがままならない場合も、ある程度値段が良い塩を使うことで、素材のうま味を引き立て、少しでもおいしく食べさせてあげてください。

 また、余談ではありますが、調理以外の場面でも、塩はアトピーっ子にとって、いろいろ活用出来る便利な素材なんです。

 例えば、入浴時に一つまみの自然塩を加えることで、湯のあたりをまろやかにし、肌への刺激を減らす働きもありますし、暑くなる季節には、塩を、ベビーバスに少し多めに溶いて行水することで、海水浴代わりにも使えます。(ただし、言葉を持たない赤ちゃんの場合は、意思表示が出来ないため、適切な塩の加減がわかりにくいので、こちらは、ちゃんとお話しの出来る幼児さん向けの使い方です。)

 肌が荒れている時は、海水はひどく染みるため、ほどほどの濃度にしてあげる必要はありますが、塩を含む水で行水すれば、肌を殺菌してあせも対策にもなるんです。

 どちらの使い方も、高い塩を使う必要もないため、ほどほどの単価の自然塩を利用されると、いいですよ。

 また、香料や着色料などの添加物を含まない、純粋な塩成分のバスソルトなども、やはり塩の活用としておすすめです。

 こんな風に、塩って、アトピーっ子の為の料理や、お肌の健康のためにとっても役立つ素材なので、上手に使い分けて活用してみて下さいね。


自然海塩 海の精 高い←  自然塩  →手頃な 赤穂塩 あらじお 1kg
自然海塩 海の精                         赤穂塩 あらじお 1k
マクロビオティックの世界でもよく使われる「海の精」は、なめて違いを感じるおいしいお塩です。素材のうま味を引き立ててくれるから、少量を効果的に使うといいですね。赤穂塩は、手軽な値段で使いやすいお塩です。アク出しや漬け物など、気軽に使えます。

[るんるん] その他の自然塩へは、こちらから
http://yoikomap.client.jp/index-sio.htm

 また、調味料に制限が多いお子さんにおすすめのもう一つの塩として、塩とハーブがブレンドされた調味塩があります。洋食向きではありますが、これを使うだけで、おいしく食べられるから便利ですよ。 こちらから 調理塩







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