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アレルギーを起こしにくいよう、回転食で食べよう! [除去食・代替食について]

 以前、読者さんから、制限食の基本の一つである「回転食」について、メルマガになにげなく書きこんだら、こんな質問をいただきました。

 「回転食の意味がわからないのです。同じものを続けて食べさせないことですよね?例えば離乳食開始初日におかゆを一口食べさせたとしたら、次の日は二口となっていくのではないのですか?おかゆの次の日は、何か野菜を一口というのが回転食ってことですか??」

 確かに。。。 [ふらふら]


 病院などで食事の除去を指導してもらったことがある方なら、よく耳にする機会がある「回転食」ですが、予備知識がない方に、いきなり回転食の話をしても、ピンと来ませんよね。

 ・・・と言うことは、回転食の食べ方って、あまり食事性のアレルギーに悩まれている方の中でも、浸透していないと言うことかなぁと、思うのです。

 回転食とは、アレルギーを起こしやすいと思われる素材については、食べる間隔を開けながら食べてゆく食べ方です。

 なぜそんなことをするのかと言うと、

 食べ物に制限があると、普段食べていた素材が減った分だけ、どうしても同じ食材ばかり偏って食べてしまうようになります。

 すると、困ったことに、

 時には、食べ続けていた食材が、今度は次の新しいアレルゲンになってしまうと言うケースが起こることもあるのです。

 そこで、そんな悲劇を起こさせないために、医師に指導していただきながら、厳密な制限をされているお宅では、日誌などに食べた物を記入しながら、同じ食材を食べ続けないように、何日か間を開けて食べるように心がけていらっしゃるのではないかと思います。

 これが、回転食の食べ方です。

 ただし、何でもかんでも間を開けると食べるものが無くなってしまいますので、特に厳密な制限を、医師の指導の元で行っていると言うわけではない場合は、主食(米や小麦)、葉ものの野菜やアレルゲンになりにくい野菜、海草などは、自由に食べてゆきます。

 逆に、いもや果物、大豆製品、肉類、魚貝類などは、日によって、種類を変えながら、回転させて食べるようにしてみてはどうでしょうか。

 例えば、主食にもなるイモ類ですが、毎日のようにサツマイモばかり食べていたら、ある時から、サツマイモにもアレルギーを起こしてしまうかもしれません。

 そうならないための工夫として、「きょうは、さつまいも」→「明日は、長イモ」→「あさっては、じゃがいも」→「またその次の日に、さつまいもに戻る」と食べれば、さつまいもは二日 間を開けて食べる事が出来ます。

 さらに、タピオカ粉やホワイトソルガムのような粉物で主食をまかなったり、雑穀麺を利用したりすれば、もっとサツマイモに戻るまでに、間隔を開けて食べることが出来ますね。

 アレルゲンになりやすい食材とは、人によっても個人差が大きいと思いますが、血液検査などで、反応が強く出た素材や、食べてすぐ反応が出た食材、一般的に、アレルギーを起こしやすいと言われている素材、そして、親が食べて異常を感じたことがある素材などを、アレルゲンかもと考えて、それを頭に置きながら、食べてみてはいかがでしょうか。

 また、朝昼晩のうち、一食だけ食べて、もう回転させるというやり方の他に、二食続けて食べて、そこから日を変え、間をあけるという食べ方もあります。

 我が家は、調理が楽な、後者のやり方で献立を考えていましたが、これも個人差があるので、様子を見ながら、どっちがいいか試してみて下さいね。


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