アトピーっ子の除去食は、引き算の食卓じゃなくて、足し算の食卓とまいりましょう

　アトピーに伴う食事制限で、かなり厳しい除去食を一人目では体験しました。

　卵や牛乳、豆類、小麦、米、そしてそれらが混入している加工品類のハムやハンバーグ、豆腐、パン、うどん。。。。等々

　それらを全て除去していた時には、本当に食べられる食材を思いつかなくて、私は頭を抱え、追い詰められました。

　その時に、つつましすぎる我が家の食卓を支えてくれていたのが

　雑穀と乾物でした。

　当時の我が家では、米が食べられないからと、１００％あわやひえのご飯を食べていました。


　

　また

　インスタント食材を使えなかったので、乾物の昆布や鰹節でだしを取り、ひじきや切り干し大根の煮物がおかずでした。

　一切加工品を使わない調理に慣れるまでは、どの料理もまずくて、味が無かったです。

　ところが・・・

　ある程度　食べてよいものが増えてきたら、我が家の食卓が、豊かになっていくのを実感しました。

　米がＯＫになったら

　１００％あわご飯の生活が、健康のために１～２割のあわを混ぜる　雑穀ご飯に変わり

　豆がＯＫになったら

　あげを加えて煮込んだ乾物が、おいしくてヘルシー　

　

　アナフィラキシーを起こしやすい食材でもある卵と牛乳は除去が続いていましたが、何も困らないのです。

　以前は

　卵や牛乳を除去したら、何を食べればいいのさ　


　・・・と泣きべそをかいていたくせに　

　そうなんです。

　雑穀や米の主食に、乾物や豆、そして魚を食べることが出来たら、卵と牛乳は使わなくても　そんなに困らないと言うことに気づかされました。

　なぜなら、伝統的な和食には、卵も牛乳も存在しないからです。

　
　焼きめざし、ごぼうのキンピラ、なめこのおみそ汁、雑穀ご飯。卵と牛乳なしで作れる献立です。　

　アレルギーに伴う除去食というと、かわいそうな食卓がイメージを持たれるかも知れません。

　でも、ただアレルゲンの可能性がある食物を食べずにいるだけの引き算の献立では、残念ながら、アトピーは良く なりませんでした。

　そこに、アレルゲンになりにくく、しかも、栄養価の高い、食材を食卓に足すことで、子供の体も元気になるし、健康的な食卓に変えられますよ。


　そんな引き算の食卓を、足し算の食卓へ変えてくれるキーワードが


　和食　です　

　アトピーっ子の体にも優しく、家族も健康になれるような、和食中心の足し算の食べ方を、少しずつご紹介してゆきますね。


　更新回数は増えますが、時間的により多くご訪問することは難しいので、コメント欄ははずしました。いつも見てくださっている皆様は、どうぞお気づかい無く。通常の更新は、土日に行おうと思っています。

　
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　雑穀はアトピーっ子の栄養の補助にオススメの食材です。ご飯やスープに１～２割り混ぜるといいですよ。アトピーっ子の体にいい食べ物って、健康食材として、どなたにもオススメなんですヨ。

タグ：除去 和食 雑穀 調理 制限食 料理 牛乳 卵