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年末年始は食べ物でのトラブルが多くなるから、アレルギー表示がすすめられている食材のおさらいです♪ [気がつきにくいアレルゲン]

 クリスマスもそうですが、年末年始にかけては、普段食べなれていないお料理を子供が口にする機会がどうしても増えてきます。

 でも、赤ちゃんほど何と相性が悪いのかがはっきりとわからない上、少量でも反応を起こすことがありますので、どうぞお気をつけて!

 実は、平成14年4月に食品衛生法関連法令が改正された時に、アレルギーを起こしやすい物質については、加工食品に表示する決まりができました。

 その内容をはじめて見たときに、あれ?こんなものもと、私はちょっと意外な感じがしたのです。

 というのも

 そば牛乳さばなどのような、私が子供の頃からよく耳にしてきた、トラブルを起こしやすいアレルゲンや、アトピーっ子の親の会に参加していた頃に、「うちの子もそうなのよ。」と、よく話に出ていた食材以外に、こんな素材でも たくさんの方がアレルギーを起こしていたんだなぁ・・・と、新しい発見があったからです。

 それらをここで、まとめて載せますと。

 [新月]加工食品に必ず表示される、表示義務がある5品目は、患者数の多い小麦と、大きなショックを起こすことが多いそばと落花生です。

 [新月] 加工品の原材料として、自主的に表示するよう勧められている20品目(でもこれらの食材は、表示は義務ではないので、微量なら記載されていない可能性もあります。)は、あわび、いか、いくら、えび、オレンジ、かに、キウイフルーツ、牛肉、くるみ、さけ、さば、大豆、鶏肉、豚肉、まつたけ、もも、やまいも、りんご、ゼラチン、バナナです。

 20品目の中には、あわびやいか、カニのように、親戚などが集まって食べる席によく出される料理(おせちなども)に含まれていて、うっかり食べてしまいそうな食材もいっぱいですね。

 もちろん!

食べたら全ての子がトラブルを起こすと言う事ではないので、恐れすぎなくても OK [わーい(嬉しい顔)]

 でも、このような食材に ご両親が以前からアレルギーを起こしていたり、逆に、ご両親が幼児期にたくさん食べる生活をしていたり、さらには、好物であったりする場合は、トラブルが起きる確率が高くなりますので、幼いお子さんとご一緒の特別な料理の席では、頭の片隅に覚えておかれるといいのではないでしょうか。

 でも、これらのアレルゲンも、食生活の変化に伴って、また10年もすると、いくつか品目が変わっていくんでしょうね。


 おまけとして最後に、もう一つ!

 加工品の表示と言うものは、最終加工した段階でわかっている食材や添加物を表示するのが原則です。


 だから

 
 分りやすい例としては、海外で加工されたつみれを揚げて てんぷらを作ってお弁当に入れても、つみれのつなぎとして入っている「卵」や「でんぷん」は、完成したお弁当の原料表示には載らないと言うこと。

 「忙しいから、今日はちょっと手を抜こうかしら」

 と思う日もこれからは多いと思うのですが、お弁当に記載された表示だけで、 

 「このお弁当には、卵が入っていないわ」

 と、勘違いなさらないよう、気をつけてくださいね。


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国産のキーウィーが、今ちょうど旬ですね。先日もらいました。またこの話を書きますね。


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