アトピーに伴う除去食でお世話になった病院について [除去食・代替食について]
除去食について続けて載せてきましたが、最後に、除去食でお世話になった病院や医師、自己流での制限食作りで気を付けることなどについて、まとめて付け足しておきたいと思います。
離乳食をきっかけに悪化し始めた うちの子のアトピーは、一歳を過ぎても良くならず、ただ塗り薬と湿疹が増えていくばかりでした。
心配になって、たくさんの病院をハシゴしたあげく、やっと知り合いからの口コミでたどり着いたのが、食事制限も指導してくださる、小さな小児科医院でした。
あれからずいぶん時間がたちますが、病院に初めて行った日のことや、あの時感じた気持ちは、今も記憶の中に鮮やかです。
これは前も書いた話なのですが、初回は、予約なしで出かけますので、朝から昼過ぎまで長~~~く待たされ、ぐずる子を抱えてヘトヘトになりました。
結局、わが子の手をつないで 一歩 医院を出たのは、もう3時をすぎていました。
薄暗い病院の廊下に長くいたので、初夏の日射しが、ずいぶんとまぶしかったのを覚えています。
栄養士さんに、除去食のイロハについていろいろ教えてもらったので、「よし、私ががんばって料理を作って、この子を何とか良くしてあげよう!」と、意気込む気持ちもあったものの、たくさんの食材の制限を指定され、残された食材の中で、一体どんな食事を作ればいいのだろうかと、わからないことだらけ。
正直なところ、不安で押しつぶされそうでした
でも、病院から一歩踏み出したあの時、胸の中に、一筋の光が差し込んできたような感覚があったのです。
それは 「これでうちの子が良くなれるかもしれない」
と言う、漠然とした希望の光でした。
なぜか? それは。。。
ここではじめて、真剣にうちの子を治してくれようとしている医師に出会えたような気がしたから。
出た湿疹に、薬を出して治してくれる医師は多いけど、湿疹が出ないように、診てくれる医師には、なかなか巡り会えません。
あの時 私は、医師が話してくれる言葉に、治してあげたいと言う思いを感じ取る事が出来たのです。
後で知ったことですが、その医師も お子さんのアトピーでずいぶんと辛い思いをされ、だから、何とか治してあげたい一心で、オフの日に県外の勉強会へ参加されてまで、最新のアレルギー情報を取り入れながら、猛勉強なさっていた方なのだと、人づてに聞きました。
ご自身の辛い経験があったからこそ、診察しながらかけてくださる言葉が、辛い気持ちを一人で抱え込んできた私の胸に染みました。
決して、治療に行くたびに、我が子が良くなっていったわけではなく、時には、悪化した時期もあって、症状に一喜一憂して落ち込んだりもありましたが、少なくても、病院に行って、医師に声をかけてもらうことで、「またがんばろう!」と、元気をもらって帰れました。
あんな先生に出会えた私は、ラッキーだったなと思います。
でも、なかなかそんなラッキーは ないかもしれません。
けれど、アトピーの治療は、食事制限指導が出来る先生かどうかだけが大切なのではなく、あなたご自身が信頼出来ると感じる医師に巡り会う事が出来れば、それが一番重要なのだと思いますよ。
子供のアトピーでとことん悩んでいる時の親の心理状態は、少し平常心を欠いています。
だから、診て下さる医師の言葉一つで、絶望させられたり、胸に小さな希望の光が灯ります。
いくら技術的には優れていても、「ちゃんと食べさせてる?」などの、何げない言葉で、親の心にナイフを差す医師には、アトピーで心も病んでしまった親の心は救えないのです。
でも
例え、食事制限の知識は期待出来なくても、態度や言葉に誠意を感じられる医師に診てもらえることが出来たら、話は別です。
とりあえず薬の専門家として、信頼して診てもらい、お任せすればいいのではないでしょうか。
医師は元々、食べ物ではなく、患者に合った薬を選ぶ専門家です。
医師との相性はそれぞれなので、どんな医師がいいのかは、ひとそれぞれですが、自分にあった医師に巡り会えれば、親の心が癒され、治療効果が上がるのも確かです。
もしも、食事指導が出来る医師に巡り会えなければ、薬についてだけは 医師にお任せし、医師が指導出来ない食べ物については、親が担当する気持ちで取り組んでみてはいかがでしょうか。
これまで書いたことを参考にしていただいて、除去をやりすぎてしまわないよう気を付けながら、親が勉強して賢くなり、二番目の医師として、食事面でアトピーの治療の補助をしてゆけばいいのではないかと、私は考えます。
子供のアトピーは、医師任せでなく、親も参加して治すものだと腹をくくってしまえば、きっと出来ます。
もちろん、以前から書いているように、一人で抱え込まずに、普段料理を作る人で、どう思うかを気軽に聞ける相手を、ぜひ一人でも二人でも見つける努力をして、独りよがりな除去にならないようにして下さいね。
そして!
きちんとした指導を受けずにたくさん除去しても、不完全で意味がない場合もあり得るから自己流で、たくさんの食材を除去するような無理はしないでね。
明らかにアレルゲンになっている食材を、幼い子の体の成長や健康を損なわない範囲で選んで、その分、除去はきっちりと確実に。
アレルゲンの摂取から来る負担を軽くして、乳幼児期のアトピーを上手にやり過ごしてくださいね。
メルマガでも、もっと食べられる食を提案して、元気なアトピーっ子になれるよう応援しています。
離乳食をきっかけに悪化し始めた うちの子のアトピーは、一歳を過ぎても良くならず、ただ塗り薬と湿疹が増えていくばかりでした。
心配になって、たくさんの病院をハシゴしたあげく、やっと知り合いからの口コミでたどり着いたのが、食事制限も指導してくださる、小さな小児科医院でした。
あれからずいぶん時間がたちますが、病院に初めて行った日のことや、あの時感じた気持ちは、今も記憶の中に鮮やかです。
これは前も書いた話なのですが、初回は、予約なしで出かけますので、朝から昼過ぎまで長~~~く待たされ、ぐずる子を抱えてヘトヘトになりました。
結局、わが子の手をつないで 一歩 医院を出たのは、もう3時をすぎていました。
薄暗い病院の廊下に長くいたので、初夏の日射しが、ずいぶんとまぶしかったのを覚えています。
栄養士さんに、除去食のイロハについていろいろ教えてもらったので、「よし、私ががんばって料理を作って、この子を何とか良くしてあげよう!」と、意気込む気持ちもあったものの、たくさんの食材の制限を指定され、残された食材の中で、一体どんな食事を作ればいいのだろうかと、わからないことだらけ。
正直なところ、不安で押しつぶされそうでした
でも、病院から一歩踏み出したあの時、胸の中に、一筋の光が差し込んできたような感覚があったのです。
それは 「これでうちの子が良くなれるかもしれない」
と言う、漠然とした希望の光でした。
なぜか? それは。。。
ここではじめて、真剣にうちの子を治してくれようとしている医師に出会えたような気がしたから。
出た湿疹に、薬を出して治してくれる医師は多いけど、湿疹が出ないように、診てくれる医師には、なかなか巡り会えません。
あの時 私は、医師が話してくれる言葉に、治してあげたいと言う思いを感じ取る事が出来たのです。
後で知ったことですが、その医師も お子さんのアトピーでずいぶんと辛い思いをされ、だから、何とか治してあげたい一心で、オフの日に県外の勉強会へ参加されてまで、最新のアレルギー情報を取り入れながら、猛勉強なさっていた方なのだと、人づてに聞きました。
ご自身の辛い経験があったからこそ、診察しながらかけてくださる言葉が、辛い気持ちを一人で抱え込んできた私の胸に染みました。
決して、治療に行くたびに、我が子が良くなっていったわけではなく、時には、悪化した時期もあって、症状に一喜一憂して落ち込んだりもありましたが、少なくても、病院に行って、医師に声をかけてもらうことで、「またがんばろう!」と、元気をもらって帰れました。
あんな先生に出会えた私は、ラッキーだったなと思います。
でも、なかなかそんなラッキーは ないかもしれません。
けれど、アトピーの治療は、食事制限指導が出来る先生かどうかだけが大切なのではなく、あなたご自身が信頼出来ると感じる医師に巡り会う事が出来れば、それが一番重要なのだと思いますよ。
子供のアトピーでとことん悩んでいる時の親の心理状態は、少し平常心を欠いています。
だから、診て下さる医師の言葉一つで、絶望させられたり、胸に小さな希望の光が灯ります。
いくら技術的には優れていても、「ちゃんと食べさせてる?」などの、何げない言葉で、親の心にナイフを差す医師には、アトピーで心も病んでしまった親の心は救えないのです。
でも
例え、食事制限の知識は期待出来なくても、態度や言葉に誠意を感じられる医師に診てもらえることが出来たら、話は別です。
とりあえず薬の専門家として、信頼して診てもらい、お任せすればいいのではないでしょうか。
医師は元々、食べ物ではなく、患者に合った薬を選ぶ専門家です。
医師との相性はそれぞれなので、どんな医師がいいのかは、ひとそれぞれですが、自分にあった医師に巡り会えれば、親の心が癒され、治療効果が上がるのも確かです。
もしも、食事指導が出来る医師に巡り会えなければ、薬についてだけは 医師にお任せし、医師が指導出来ない食べ物については、親が担当する気持ちで取り組んでみてはいかがでしょうか。
これまで書いたことを参考にしていただいて、除去をやりすぎてしまわないよう気を付けながら、親が勉強して賢くなり、二番目の医師として、食事面でアトピーの治療の補助をしてゆけばいいのではないかと、私は考えます。
子供のアトピーは、医師任せでなく、親も参加して治すものだと腹をくくってしまえば、きっと出来ます。
もちろん、以前から書いているように、一人で抱え込まずに、普段料理を作る人で、どう思うかを気軽に聞ける相手を、ぜひ一人でも二人でも見つける努力をして、独りよがりな除去にならないようにして下さいね。
そして!
きちんとした指導を受けずにたくさん除去しても、不完全で意味がない場合もあり得るから自己流で、たくさんの食材を除去するような無理はしないでね。
明らかにアレルゲンになっている食材を、幼い子の体の成長や健康を損なわない範囲で選んで、その分、除去はきっちりと確実に。
アレルゲンの摂取から来る負担を軽くして、乳幼児期のアトピーを上手にやり過ごしてくださいね。
メルマガでも、もっと食べられる食を提案して、元気なアトピーっ子になれるよう応援しています。
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