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制限食を指導してもらった体験記 再診では [除去食・代替食について]

 幼い子のアレルギーは、食べ物とも深い関係があるので、「アレルギーを起こしている可能性がある卵や牛乳などの食材を除去」することで、アトピーの治療効果を上げることが出来ると言うのは、最近では一般的に知られた考え方になってきました。

 でも、その一方で、医師の指導を受けずに自己流で食べ物の制限をしている場合には、制限が不完全で意味がなかったり、除去する食材が多すぎて栄養不足を起こしたりと言う事態も起こりやすくなります。

 そこで、食べ物の除去も診てくださる専門の医師に指導を受けるというのは、具体的にはどう自己流と違うのか?を比較するきっかけにしていただくために、我が家の体験談を続けて載せますね。

 前回も書きましたが、これはあくまで一例ですので、医師の治療方針によって、いろいろやり方は異なると思いますのでご了承下さいね。

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 二回目以降の診察でも、やはり裸になり、身長や体重を量って、成長の状態を記録した上で、全身の湿疹や健康状態について診察を受けます。

 
 制限をすることで、成長が妨げられていないかを、いつもチェックしてくれる。 

 当時はそれがどれだけ大切なことなのかがわかりませんでしたが、成長期の子に無理な制限をかけないよう配慮しながら、薬も使い分けて指導するのも、医師の力量の一つなんだなと、後で良くわかりました。


 さて、


 その後で、記録してきた食事日誌をその場で見てもらい、献立に関して、【アレルゲンをうっかり摂取していないか】、【同じ物ばかり食べてないか】、【栄養的に問題はないか】などを、医師がチェックしてくれました。

 すると、前回 栄養士さんから詳しく説明を聞いた上で、自分ではちゃんと制限したと思っていたはずなのに、制限に慣れた医師の目で見てもらうと、結構、制限をされている食材を摂取しているのを指摘されるので、驚ろいてしまいました。

 一番の盲点は、加工品でした。

 卵を除去しているつもりなのに、ハムは平気で食べさせていましたし、ウインナーもかまぼこもフリーパス・・・要するに、加工品につなぎとして、卵白が使われていることには、うかつにも気がついていなかったのでした。

 もちろん、「卵白」の文字すら見落とす私は、ふりかけに「卵殻カルシウム」が含まれていても、それが卵由来の原材料であることには、全く気がついていなかったのです。

 指摘されて、そんな見落としに初めて気がついたのでした。

 実は、塗り薬だけの治療に通っていた時にも、血液検査はしていましたので、うちの子が卵に強く反応していたのは知っていました。

 だから、「卵は控えましょう」と、当時診てもらった医師にも言われていましたので、ちゃんと控えて・・・いえいえ、自分では全く食べさせてすらいないつもりでした。


 だから、専門の医師に診てもらう前の我が家の食事内容って、親が除去していると思いこんでいただけの、おそまつなものだったのです。


 でも、それを専門家の医師に見てもらうまでは、全く気がついていない・・・でも、これって、普通じゃないかと思います。

  ちゃんと本で読んで知っていたつもりでしたが、自己流の勉強では、思いこんで見落とす部分がどうしてもあります。

 何に気を付けたらいいのか?どこをチェックして混入を見極めるのか?・・・・と言うコツは、人から教わった方が頭に入ります。
 
 そこをプロの目で冷静にチェックしてもらうことで、初めてアレルゲンを知らないうちに食べていたことに気づき、何度も病院に通ううちに、少しずつ知識が増えて、厳密に制限するって、どういう事なのか
が、ちゃんと頭に入り、とても勉強になりました。

 それまでの私は、医師がアトピーを治してくれると、どこか人任せな甘えた気持ちで、アトピーと向かい合っていました。

 でも、医師に指導してもらう中で、私が除去食を作る以上、自分の問題としてとらえ、私が賢くならなければ、この子は守れないんだと、だんだん考え直してゆきました。

 食事日誌を持っていって、チェックを受けて、食べ方の指導をもらい、全身の状態や、成長の様子を記録してもらった上で、塗り薬と内服薬を処方してもらう。

 そして、病院の売店で、必要な食材や調味料を買って帰る。

 こんな通院がしばらくは続きました。


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アレルゲンを摂らない生活をするためには、加工食品を止めて いちから手作りすれば一番いいのですが、はじめは とてもとても、出来たものではありませんでした。

特につらかったのが、化学調味料が入った商品は止めなさいと指示を受けたこと。

粉末のだしの素を使ったり、「麻婆の素」のようなタレ入り食材を便利に使っておかずを作っていた生活を改めて、干ししいたけやだし昆布などから だしをとるのって、慣れるまではかなり苦しいです。

でも、おかげで自然食品の知識には詳しくなりましたよ。

最近では、無添加のだし類も結構手軽に手に入るようになったので、便利になったなぁと思います。

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