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エビアレルギーがあっても、食べられるかも [アトピーっ子におすすめの食べ方]

 うちの子の一人に、甲殻類アレルギーの傾向がある子がいます。まだ幼稚園の頃、外出先で購入して食べさせた ちらし寿司でじんましんを起こし、その時は、一体何に反応したのかがよくわからなかったのですが、入っていた素材を書きとめて、その後も、それらの素材を単品で献立に入れて、異変は起こらないかと観察していたら、どうも「エビ」で口の中がおかしくなることがわかりました。

 暑い時期でしたので、少し悪くなりかけていて、よけいに激しい反応が出たのかもしれませんが、一度アレルギーを起こしてしまうと、少し過敏になってしまったようで、寿司屋(← あーーー、もちろん回っています。)でもエビは食べようとしないし、特に生エビでおかしくなるみたいで、本人は、気を付けているようです。

 でも、食物アレルギーにもいろいろあり、一度ダメになったから、全く食べられない・・・わけではありません。

 半年や一年ほど食べるのを止めたあとでなら、間を空けてたまに食べるのはOKになることもあるし、生はダメでも、火を通せばOKと言うこともあります。


 また、素材の善し悪しも大切なポイントだと思います。


 基本的には、自然の漁法で捕れた魚類しか私は買わないようにしています。


 しかも、


 大きく成長したものより、小さなものから試すのがおすすめです。



 そこでエビなら、天然物の小さな干しエビ(無着色) → 天然エビの順

 でも、いくら安くても養殖物のエビは買いません。


 ・・・と、言うのも、一般的に加工品に入っているエビは外国で養殖された輸入の冷凍物で、人工的にエサをやって飼われた養殖エビがほとんどなのです。

 死なないよう抗生物質を投与され、早く太るよう脂肪分が多いエサをもらって育つ養殖エビの育て方を知ってしまうと、食の安全を考えれば、安くても買おうという気がしないし、輸入のブラックタイガーと地元の自然漁で捕れたのエビとでは、味も全然異なりますよ。

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うちの近所では、ガラエビが地元のエビですね。あまり大きいのは捕れないのですが、とれたてのエビを、その日のうちに調理して食べれば、とってもおいしいですよ。頭付きの丸ごとを買えば、洗ってうま味が逃げていないからおすすめ。鮮度がいいと、アレルギーも起こしにくくなります。

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ブラツクタイガーのように巨大ではないため、皮をむくのがちょっとつらいのが難点です。メルマガでは、簡単な調理しか載せませんので、皮むきに時間がかかる、今回のような料理はあまり載せません。

でも、作り方を簡単にご紹介すると、皮をむいて、酒と生姜で下味を付けて、粉をまぶしたエビを、多めの油で火を通します。炒め野菜を合わせて、ケチャップ、砂糖、醤油などで味をつけ、今回はエビのケチャップ煮にして食べました。


 一度エビがダメであっても、どうぞあきらめないで。


 たいていのお子さんは、ずっと食べられないわけではありません。

 食べる時期が少し早すぎてダメだったり、鮮度が悪くてじんましんを起こしただけでしたら、半年~一年ほど空けてまた試せば、食べられたりもあります。


 だから、そんなに過激な反応でなかったのなら、しばらく食べないようにして間を空けてから、少しでもアレルギーを起こしにくい素材を選んで使い、加熱調理すれば食べられることもあるので、どうぞご参考に。

 また、血液検査は万能ではありませんが、検査しておくと、どの程度アレルギー値が高いかがわかって、食べさせる目安を知るにはよいと思いますよ。


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