減感作療法で食べられるようになるのは、その子にとって本当によいことなのでしょうか? [除去食・代替食について]
我が家には、牛乳のアレルギーが強い子が一人います。
親の油断から、6~7カ月の頃に、ほんの一口食べさせて、アナフィラキシーを起こし、体が腫れてぐったりしたわが子を見て、「死ぬかもしれない・・・」と、本当にびっくりして、怖い思いをしました。
その子も、少しでもアレルギーを起こしにくいよう、ペプチドミルク のようなミルク缶から少しずつ料理に使って試し、2歳過ぎくらいから、シチューに入れた加熱牛乳が大丈夫になり、小学校に上がったころには、何とか給食の牛乳 1本が飲めるようになりました。
普通なら、学校で飲んで、自宅でも飲んでというお子さんが多いのでしょうが、うちの子はあまり飲むと、顔に湿疹が出て、様子が明らかにおかしくなるため、今も、みんなに合わせて学校で1本飲むだけです。
その分、カルシウムが不足しないようにと、海草や小魚、あるいは、小松菜のようにカルシウムを含む野菜を意識して食べさせて、牛乳を飲めない分を他の食品で補うよう工夫しながら育ててきました。
だから、たまに学校や地域のイベントで、骨粗しょう症の測定があるときに、骨密度は「普通」とか「やや良い」と測定されて帰ってきた時には、親としてホッとするし、本当にうれしいんです。
たかが骨密度ですが、普段から牛乳を最低限しか飲めなくても、健康で元気に育って欲しいと願いながら食事を作っていますので、私にとって、「骨密度良好」のお墨付きは、「よくがんばったね」のほめ言葉になるのです。
ところで
先日、うちの子がひざを怪我して帰ったので、念のために近くの整形外科へレントゲンを撮りに行った時のことです。
私自身も、ひざの怪我で長く通ったこともある医院ですので、院長は親しい気持ちで言ってくれたのではないかと思うのですが、
「特に問題は、なさそうですね。ところで牛乳飲んでる? 」
と、突然 牛乳について聞くではありませんか。
ぎょっとして
「あの、骨密度に問題でもあるのでしょうか?」
と聞きますと
「いや、それは大丈夫なんだけど、何本くらい飲んでいるの?」
と、さらに聞くのです。ドキドキしながら聞いていると、うちの子が
「給食で一本」
「そりゃ、足りないよ。成長期で、これからぐんぐん足も長くなっていく時期なんだから、たくさん飲んでおいたほうがいいよ。」
と言い始めたのです。
「カルシウムは、どうしても牛乳で取らなきゃいけない」・・・だなんて、何でそう決め付けるのだろう?うちにはうちの事情があるのに・・・と思いながら
「すいません。この子は牛乳のアレルギーがあるので、たくさんは飲めないんです。」
と、思わず私は横から口を出しました。
これでこの話は終わったと、私は思ったのですが、なぜか続けて、院長が言い始めたのには、
「◎◎県に食べ物を減感作療法で食べられるようにする施設があるんだよ。ショックを起こしても、手当てだけして、さらに食べるんだ。でも保険が利かないんだけどね」
とか
「小さい時に牛乳を飲みすぎるから、牛乳アレルギーになるんだよ」
などと、さらに牛乳を飲むようにと話を続けるではありませんか。
食物アレルギーの治療で立ち寄ったのではない整形外科で、なんてここまで、牛乳を飲むようにと言われ続けないのいけないのでしょう?
黙って聞くうちに、温厚な私も( ← うそです )だんだんと腹が立ってきました。
今回はちょっと長くなるので、次回に続きます。
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上にも書きましたが、食事の制限を徐々に解除する時には、牛乳よりの前のステップとして、我が家では、より体に優しい粉ミルクを料理に使っていました。ちなみに、右は、ミルクアレルギー専用のミルクです。
アトピーっ子ベビーにおすすめの食べのものや日用品へは、こちらから
親の油断から、6~7カ月の頃に、ほんの一口食べさせて、アナフィラキシーを起こし、体が腫れてぐったりしたわが子を見て、「死ぬかもしれない・・・」と、本当にびっくりして、怖い思いをしました。
その子も、少しでもアレルギーを起こしにくいよう、ペプチドミルク のようなミルク缶から少しずつ料理に使って試し、2歳過ぎくらいから、シチューに入れた加熱牛乳が大丈夫になり、小学校に上がったころには、何とか給食の牛乳 1本が飲めるようになりました。
普通なら、学校で飲んで、自宅でも飲んでというお子さんが多いのでしょうが、うちの子はあまり飲むと、顔に湿疹が出て、様子が明らかにおかしくなるため、今も、みんなに合わせて学校で1本飲むだけです。
その分、カルシウムが不足しないようにと、海草や小魚、あるいは、小松菜のようにカルシウムを含む野菜を意識して食べさせて、牛乳を飲めない分を他の食品で補うよう工夫しながら育ててきました。
だから、たまに学校や地域のイベントで、骨粗しょう症の測定があるときに、骨密度は「普通」とか「やや良い」と測定されて帰ってきた時には、親としてホッとするし、本当にうれしいんです。
たかが骨密度ですが、普段から牛乳を最低限しか飲めなくても、健康で元気に育って欲しいと願いながら食事を作っていますので、私にとって、「骨密度良好」のお墨付きは、「よくがんばったね」のほめ言葉になるのです。
ところで
先日、うちの子がひざを怪我して帰ったので、念のために近くの整形外科へレントゲンを撮りに行った時のことです。
私自身も、ひざの怪我で長く通ったこともある医院ですので、院長は親しい気持ちで言ってくれたのではないかと思うのですが、
「特に問題は、なさそうですね。ところで牛乳飲んでる? 」
と、突然 牛乳について聞くではありませんか。
ぎょっとして
「あの、骨密度に問題でもあるのでしょうか?」
と聞きますと
「いや、それは大丈夫なんだけど、何本くらい飲んでいるの?」
と、さらに聞くのです。ドキドキしながら聞いていると、うちの子が
「給食で一本」
「そりゃ、足りないよ。成長期で、これからぐんぐん足も長くなっていく時期なんだから、たくさん飲んでおいたほうがいいよ。」
と言い始めたのです。
「カルシウムは、どうしても牛乳で取らなきゃいけない」・・・だなんて、何でそう決め付けるのだろう?うちにはうちの事情があるのに・・・と思いながら
「すいません。この子は牛乳のアレルギーがあるので、たくさんは飲めないんです。」
と、思わず私は横から口を出しました。
これでこの話は終わったと、私は思ったのですが、なぜか続けて、院長が言い始めたのには、
「◎◎県に食べ物を減感作療法で食べられるようにする施設があるんだよ。ショックを起こしても、手当てだけして、さらに食べるんだ。でも保険が利かないんだけどね」
とか
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上にも書きましたが、食事の制限を徐々に解除する時には、牛乳よりの前のステップとして、我が家では、より体に優しい粉ミルクを料理に使っていました。ちなみに、右は、ミルクアレルギー専用のミルクです。
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