前回、もうすぐ大学生になる息子が、母親である私に、料理の手ほどきを受けている
・・・・と言う話を載せました。 #59098;
巣立つ子に、しっかり覚えて行って欲しい母の味♪・・・なのですが >0< 親子合作のお料理 第二弾が、こちら #59045;
トマトソース味のチキンのパスタです。保温調理鍋を利用して、野菜をたっぷり煮込みます。コンソメとトマト缶が味のベースです それを読んで、
ほほえましい と感じてくれた方がいる一方で
マザコンだなとか
過保護だなぁ と、違和感を感じた方もいらしたのではないでしょうか。
成長した息子が、親に料理の作り方を習う理由、そこに食物アレルギーがあります。
付け合せは、ゆでたコウタイサイを酢醤油+ごま油で和えた、温野菜のサラダです 実は うちの子 三人とも、赤ちゃんの頃に何度か食べ物でアナフィラキシーを起こしました。
ニコニコ元気だったわが子が、いきなりぐったりして意識を失ったり、大泣きしたと思ったら、唇がはれ上がっていたり、たちまち蕁麻疹が全身に広がっていたり・・などなど
あれを一度でも目の前でやられてしまうと、たぶん だれもが取り乱し、冷静ではいられないと思います。
またあんな事故が 突然起きないかしら? 私のいないところで倒れたら、この子は助かるかしら? そう考えて不安になるから
少しでもアレルギー反応を起こさないよう食の安全にこだわるし、
卵や牛乳をあまり食べていなくても、栄養がちゃんと摂れるようにと、
調理方法が変則的です。
でも
一般的な料理本やクックパッドには、食の安全なんて載らないし、牛乳や卵なしで作れる料理を探せば、結構限られてしまいます。
まぁそこで、卒業で宙ぶらりんの今、母の料理や家事をしっかり伝授しておこう・・・と言うことになったわけです。
コウタイサイは不思議な野菜です。酢で和えると、右のようにまた赤紫に戻ります でも、
そんな我が家って、はた目には すごく過保護に見えるのかもしれませんね。
ただ
甘やかして育てた・・と言うのとも、ちょっと違うと思うんです。
大切な子供たちが、親の手を離れた後で、少しでもアレルギーを起こしにくい人生を送れるようにと、家事はしっかりと仕込んできたつもりです。
親の手が離れた後も、健康的に食べることを大切にして欲しいし、 手あれや肌荒れをしないよう、肌に優しい日用品や洗剤の知識も持って欲しい ダニや花粉を遠ざけるよう、身の回りをきれいに整えたり、防御も工夫して欲しい などなど、アレルギー対策を挙げれば、きりはないのですが、
自分以外の人に、微妙な体調悪化はわからないから、
自分の体は、自分の知識で守って欲しい ・・・と、巣立つ(予定の)わが子に、
贈る言葉ならぬ
仕込む家事の春なのです
こちらが、前回も載せたコウタイサイです。菜の花の味ですよ。にほんブロ
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