リンゴの季節に、アレルギーに気をつけながら、ツウ好みのおいしいリンゴはいかが

　９月からはリンゴの旬になりますね。

　昨年、長野県を旅行したとき、お土産売り場で見かけて、目が点になったリンゴを近所のスーパーで発見し、思わず買って来ました。それが、こちら#59044;　

　
　色がハゲハゲでまだらになっています。

　
　どす黒い赤色で、おいしくなさそう～#59124;

　
　並んだリンゴ全てが、野外に置かれてでペンキがハゲかけているオブジェのように、なんだか見た目が悪いリンゴばかりです。

　去年はじめてこのリンゴを見たときも、このまだら模様にハゲた見た目に度肝を抜かれました。

　もうご存知の方も多い　このリンゴ、名前は秋映（あきばえ）です。

　さっそく食べてみたら、どす黒い赤の外見から、熟しすぎかと思われましたが、薫り高くて果肉は固め。

　甘味も酸味もしっかりあって、ジョナゴールドの酸味と津軽の果肉の硬さに似た味で、私は好きだなぁ～#59116;

　ちょっと調べてみたら

　秋映は、千秋と津軽を掛け合わせたリンゴだそうで、その千秋はふじと東光、津軽は、ゴールデンデリシャスと紅玉を掛け合わせて出来たみたいだから、私好みの味の良さは、ふじと紅玉からきていたのね。

　ところが

　秋映って採れる場所の気温によって、ずいぶんと着色が違ってくるそうで、寒い地域ほど黒っぽくなる上、今回のようなマダラ模様にもなりやすい品種みたい。

　でも

　おいしいですよ～～～#59117;

　見た目は悪くても、ぜひぜひ食べてみてくださいねーーーーー#59028;

　ところで、リンゴって、農林水産省がアレルギーを起こしやすいからと　自主的に表示するよう勧められている１８品目に入っているのはご存知でしょうか？

　必ず表示する義務がある７品目が、卵、乳、小麦、そば、落花生、えび、かに

　それに続いて、自主的に表示するよう勧められている１８品目が、あわび、いか、いくら、さけ、さば、オレンジ、キウイフルーツ、バナナ、もも、りんご牛肉、鶏肉、豚肉、ゼラチン、くるみ、大豆、まつたけ、やまいも です。

　アレルギーって、ずっと食べ続けることで発生しやすいし、加熱せずに生で食べることでも発病しやすくなります。

　そこで、リンゴを食物アレルギーを起こしやすい年齢の赤ちゃんや幼児に食べさせるなら、リンゴの旬である秋から冬にかけてだけ食べさせる、生で食べずに、火を通して食べさせるという用心をしてはいかがでしょう。

　
　これは、リンゴのコンポートです。少量の砂糖とレーズンを加えて蒸しました。
レンジでチンしても出来ますが、煮たり焼いたり蒸したりするのが栄養的にはおすすめです。

　もちろん、その場合は　リンゴジュースも含めてです。（ジュース類は厳密な除去でなくてもいいと思いますが、毎日のようにジュースを飲ませる習慣は、アレルギー的には問題です）

　最近は、果物で口腔アレルギーを起こす方も多くなりましたが、季節を問わず、好きなときに好きなものが好きなだけ食べられる自由は、好きなものばかり食べて、その食べ物にアレルギーを起こす危険とも隣り合わせです。

　特に、幼いお子さんはアレルギー反応も起こりやすいので、リンゴに限らず、果物の旬は意識して食べるとアレルギーの予防にはいいんじゃないかと思いますよ。


　#59146;果物のアレルギーについて、以前こんな話も載せました。

　#59036;野菜ジュースって、アレルギー的にはどうなのか？考えてみた　
　http://sweetbaby.blog.so-net.ne.jp/2010-09-17

　#59036;りんごが旬ですね♪アレルギーが気になる人は火を通してどうぞ　
　http://sweetbaby.blog.so-net.ne.jp/2011-09-22


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