震災の影響による電力不足から来る、定期的停電に備えて、冷蔵庫に入れなくても済む料理やそのヒント集をしばらく掲載しています。

 今回は、買ってきた野菜を調理して、常温で置いてしばらく食べるやり方でのご紹介です。

 レシピは、ちょっと甘めに味付けしておくと、子供にも食べやすくて、いくら作ってもすぐなくなっちゃう酢レンコンです。

 アレルギーがある子に ぜひ食べて欲しい野菜の一つが、にんじんやゴボウ、大根、そして、今回の素材であるレンコンなどの根菜類です。


                


 レンコンは、冬が旬のお野菜なので、もうしばらくは出回っていますよ。

 実は、滋養満点で、噛む力もつくレンコンは、咳のお薬とも言われます。

 震災などでホコリが舞いやすい環境にあると、どうしても吸い込む空気が汚れていますから、気管が弱い幼い子やお年よりは咳も出やすくなります。

 普段から喘息気味な子などは、こんな時に特に注意が必要なので、咳がより気になるお子さんには、節の部分も、捨てずに一緒に煮炊きして食べさせてあげて下さいね。

 もちろん、煮物にしてもおいしいレンコンですが、今回は調理した後で常温において置きやすいよう、酢レンコンでご紹介します。

 甘酢でしめておくと保存性が増すので、常温でも悪くなりにくいです。 

 レンコンは、出来るだけ無漂白レンコンを選んで買いましょう。農薬の使用に配慮した作物なら、皮付きのままで調理すると、より栄養価が高くなります。

 そして、 

 選ぶ時には、中に泥が詰まっていない きれいな状態の物を選んで買うと、下処理が楽です。

 通常のレンコンは、漂白されて皮が白くなっていますが、手に入るなら、皮がうす紫色がかった無漂白の商品を買ってくださいね。

  酢レンコンの写真と記事は、以前ブログにも載せていますので、こちらもどうぞ。
http://sweetbaby.blog.so-net.ne.jp/2009-11-24-1


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  ■材料(2~3食分です。)

 レンコン  400g
 酢  1C
 塩  小さじ 2
 砂糖  大さじ 4


 ■作り方

・レンコンは、ピーラーで皮をむき、1センチの厚みにスライスし、水の入ったボールに入れていく。

・鍋に、水を替えてすすいだレンコンを入れ、分量とは別に酢 大さじ1を加え、水をひたひたに注ぎ、中火でゆでる。

・酢、砂糖、塩を、大きめの器に入れてよく混ぜておきます。

・レンコンの色が透き通った感じに変わったら、火が通った印ですので、よく水を切って、熱いうちに甘酢に入れます。

・漬け汁は、余り捨てる量が多くてももったいないので、少なめですから、全体は浸せません。そこで、熱いうちに、上下を何回か回転させるようにして、全体に甘酢をしっかりからめておきます。

・食べる時は、甘酢に漬かっている、下の部分から先に取り出してよそおいます。


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 酸っぱいのが苦手な方は、少し砂糖を増やすか、レンコンの煮汁を取っておいて、漬け汁に少し
加えると、酸味がまろやかになります。

 レンコンのグラムを測らない場合は、レンコンの総量の1/3~1/2程度の甘酢を作ってみては
どうでしょうか。

 大きめの容器に甘酢を入れて、ここへゆでて熱々のレンコンを入れたら、全体に酢が絡まるように、しばらく大きく混ぜます。

 これで酢である程度の保存性や下味が付いていますので、このあと2、30分ほど置いて、酢に浸されているレンコンだけ取り出して、まずは一食分として食べちゃいます。

 下のレンコンを取り出したら、また全体を一度混ぜて、ラップなどで覆って保存しておきます。

 なくなるまで、この繰り返しです。ある程度たくさん入れることで、素材に含まれる煮汁も少し甘酢に混ざるため、酸味がほどよく緩和されて、酢がツンと来ない食べやすい酢レンコンになります。


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