アサリの旬は、春。・・・ですが、同じ貝でも、シジミの旬は、真冬と真夏なんだそうです。

 「え?夏なんかに食べたら、貝だって夏ばてで身がやせているんじゃないの?」

 ・・・な~んてイメージがあるのですが、夏バテの頃にこそ、

 「そうそう、しじみを買って来なくちゃ」#59119;

 と、思いだして積極的に食卓に乗せて欲しいのが、このシジミを使った汁物です。


 シジミは、体によい!

・・・と、シシミパワーを歌ったサプリメントも作られていますが、幼い子にはやっぱり、ちゃんと食品で食べるのがおすすめ。

 シジミの身はあんなに小さいのに、良質のタンパク質を含んでいますし、体の元気の源である肝臓の機能を元気にしてくれるから、アトピーを含む万病に効果的な食材なのです。

 しかも、カルシウムや鉄分を多く含む食材だから、妊婦さんにもおすすめですよ。

 あ~、今日は疲れたナァ・・・夏バテ気味だなぁ・・・と思ったら、ぜひ利用してくださいね。

 ところで

 でも、アサリやシジミは、たいてい砂を含んでいますので、ちゃんと砂出しをしてから利用しないと、身はジャリジャリして、とても食べられたものではありません。

 購入して冷蔵庫に入れておくだけでは砂を吐きませんので、まずは、調理する3~4時間前に常温に取り出して、真水(出来るだけ水道水でなく、浄水器などでの、塩素抜き水を)を貝の身と、ヒタヒタになるまでトレーに加えます。

 薄暗い環境を用意してあげるとしっかり砂を吹きますから、このトレーの上にふわっと、通気性がある新聞紙などをかけて日光を遮断し、薄暗くしてやります。

 元気に砂を吐くと、この新聞紙がびしょびしょになります。 #59126;

 シジミの砂出しをすると同時に、早めのタイミングで だし昆布を鍋に沈め、時間をかけてじっくりうま味を水出ししておきます

 砂出し後は、よくこすり洗いして、泥臭さも落としてから、昆布だしがきいた戻し汁に水から入れて、アクを取りながら、口が開く程度に短時間煮て、酒としょうゆですまし汁にしたり、みそ汁に仕立てれば出来上がり!

 せっかく健康的な食材のシジミなんですが、お勤めの方の場合は、砂を出す時間が取れません。

 そこで、買い物をして帰宅後、すぐに水に漬けて砂出しをすぐやっておくといいですよ。

 これを、寝る前にさっと煮立ててあくを取り、だし昆布を火を止めた後から浸して、味を付けない状態のまま冷蔵庫に保存します。

 翌朝温めて、味を付ければ、朝からおいしいシジミ汁の完成です。

 実は先日、冷凍シジミと言う商品も生協で出ていたので、利用してみました。

 砂出しもしてあったので、とっても簡単!お忙しいお宅では、こんなのを探して利用するのもいいですね。

 
 もちろん!


 中国産ではなく、国産のしじみを利用してくださいね。国産でも値段は手ごろですよ。

 内臓が元気になれば、しっかり働いてくれるから、アレルゲンも取り込みにくくなったり、肌の健康にもつながります。これから夏の体の元気のために、アトピーっ子にもぜひどうぞ。


 
これはすまし汁ですが、お塩だけで味付けしても、昆布だしが効いていたおいしいものです。

 貝類を、赤ちゃんに利用するのは、離乳食の中期以降で。

 もちろんはじめは、薄めた汁だけを少量から。貝にアレルギーを起こす場合もありますから、初めて食べさせる貝類は、用心するにこしたことはありませんよ。

 また

 貝のだしは、幼い子供の舌には濃く感じるので、少なめに使うか薄め。だしをしっかり効かせたお汁に仕立ててどうぞ。



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グ村

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