思えばここまで長かった。#59124; ふきのとうみそを作って食べたのが、もう二ヶ月も前の3月でしたから、


ふきのとうをいくつか収穫せずに残して


大きくなるのを舌なめずりして待ち

 
そんなこんなで、やっと収穫したふきを、ついに先日 煮物にして ついに食べました。


 実を言うと、私は子供の頃には嫌いだったんですよ、ふき。

 でも、ふきのとうみそが好きになったら、ふきの香りそのものが好きになり、煮物もおいしく感じるから不思議ですね。

 子供にアトピーに伴う食事の制限があって、食べられる食材が少なかった頃、せめて野菜だけでもイロイロ食べさせてあげなくちゃと、慣れないふきの調理に挑戦したのが、私にとって ふき調理のはじまりでした。

 ところが、

 幼い子をあやしながら、ふきの皮をむくのに時間がかかって ヘトヘトになりました。 #59123;

 しかも当時は、いきなり皮をむいてからゆでようとしたので、指がアクで真っ黒に・・・ #59118;

 一度でメゲて、しばらく挑戦出来ませんでした #59143;

 でも、今では慣れたもの。#59028;

 
 塩で板ずりしてから、重曹をほんの少し入れて、2分ほど下ゆでします。

 ふきの香りが、部屋中に広がります。#59145;#59145;#59145;

 そのまま しばらく置いてアクを抜き(必要ならさらに水を変えてさらします)、太い部分を、最低限だけ皮をむき、細い部分はそのままにします。

 味付けは、しょうゆと砂糖だけ。

 だし汁も入れません。

 ひたひたよりやや多い煮汁で煮て、水をさらにもう一度、ひたひたになるまで足して煮て、ちょうど良い硬さならOK!まだ筋が口に残りすぎるようなら、再度ひたひたに水を足して、9割ほどまで煮汁を煮詰めて出来上がり。

 
残した筋が、ほどほどに いい歯ごたえで、ちょっとほろ苦い。

これはご飯のお供に最高! #59130;

 だしが入っていないのに、何でこんなに複雑な味がするのだろう?と、作った本人が不思議でたまらない煮物になりました。

 ふきの皮を全て取ろうと思えば大変なので、ちょっと細めのふきを買い、通常の煮物より時間をかけて煮る事で、おいしい保存食に仕上げるという手もありなのでお試しくださいね。

 すぐ食べるより、しばらく置いた方が味がなじんでおいしいです。 #59120;


 とても不思議なのですが、

 たけのこでも、さやえんどうでも 、春の素材って、鮮度が良いもので煮物を作ると、だしがなくても ものすごく味に奥行きがあって、とても おいしく作れることがあります。

 冬の間に、寒さに耐えながら、香りや栄養を蓄えて育つからでしょうか?

 化学調味料はもちろんのこと、昆布やかつお、入り干しのような 和食の王道だしも使わずにおいしく食べられる料理に出会ったとき、

 ああ、春のだしがきいてるな と、いつも思うのです。 #59128;

 野菜調理の世界は、奥が深いですね。 #59120;



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グ村

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