何だか挑発的なタイトルですよね。

 前回の、「栄養ドリンクを幼児期から飲むのはおかしい!」の話に、続いて飲み物のお話しです。
 
 実は、うちのメルマガには、毎月のようにこれについて書いているから、読者さんにはもうおなじみのお話しなのですが、これからの時期は、これについて考えながら子供を育てるのって、とても大切なことだと思うので、少し要約しながら書いておきたいと思います。

 夏にアトピーが悪化する原因の一つが、汗などで起こる肌の汚れです。

 汗をかいて、ベタベタに汚れやすい幼子の肌の汚れを、効率よく行水やシャワーなどで落としてスキンケアできれば、皮膚症状はもっと軽くなる事は多いのですが、体の内側の問題として気をつけて欲しいのは、「内蔵を冷やす」と言う行為です。

 内蔵が冷えすぎて、機能が低下すれば、アレルゲンを取り込みやすくなる一因にもなるので、赤ちゃん~幼い子ほど、要注意ですよ。

 「そんなことしていないわ。アイスだってそんなに食べさせていないし」と言うママもいると思います。

 でも、その食べさせていないという基準が、意外とゆるかったりします。

 大人に比べて少ない・・・と言うレベルでは、赤ちゃんや幼児には多すぎるのです。


 ちなみに、


 幼い子なら、ジュース半分で一日の砂糖の摂取量を超えています。


 これって、

 
 え?#59122;

 でしょうか?

 それとも、知っていたわ、そんなことくらい。#59120;


 だったでしょうか?

 甘い飲み物で、砂糖を取りすぎる生活では、腸壁が荒れて、アレルゲンを取り込みやすくしてしまいますよ。

 アトピーを機に、飲み物やアイス類についての考え方を見直して、食事中は必ず、お茶を。おやつの時も、安易にジュースは、飲ませないよう心がけるくらいが、ちょうどいいんです。

 
 しかも、お茶なら、キンキンに冷たいものを、いくら飲んでもいいかというと、それも、×。

 調子が優れないお子さんは、体の内側を冷やしすぎない方がいいので、夏でもできるだけ、室温程度の生ぬるいお茶がおすすめです。

 また、赤ちゃんは暑い夏でも、生あたたかい母乳を飲みます。それが赤ちゃんの体にとって、快適な飲み物の温度でもあるのです。


 けれど、それを大人の感覚で、

 暑くてかわいそうに

 と考えて、冷たいお茶や冷菓を、つい与えてしまう・・・なんて事はないでしょうか?

 体の内側を冷やさないよう気をつけながら夏を過ごすことは、アトピーにいいだけでなく、夏バテを起こさない、健康に過ごせる食生活にも関係していますから、どうぞ気をつけてみて下さいね。


 #59126;今月号のメルマガでは、夏野菜を使った調理や、子供向けのめん類を、あれこれをご紹介していく予定です。

 #59128; 卵と牛乳なし!アトピーっ子にうれしい野菜たっぷり料理へは、こちらから
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