卵をつなぎに入れなくても、ハンバーグを作る事は出来ます。レシピ本に、「卵を入れる」と書かれていたら、入れないと作れないような気がしますが、実は無くても作れます。

 アレルギーに伴う除去食で、「入れないと作れない」と思いこんで、作るのをあきらめている料理も、案外、工夫次第で作れるものですよ。

 

 今回は、シンプルな材料で作る、簡単ハンバーグをご紹介します。

 肉は、制限に合わせて、お選び下さいね。脂肪が少なくて、消化がよいのは鶏ミンチ、卵や牛乳がダメでも、アレルゲンになりにくく、アトピーっ子が試しやすいのは、豚ミンチです。

 私は普段、揚げ物をしませんから、パン粉を使う料理を作らないので、食パンをパン粉代わりに使いました。このやり方を覚えたら、添加物が少ない質の良いパンを、自分で選んで使えるメリットもありますよ。

 写真のつけ合わせは、ゆでたキャベツと、サツマイモに塩で味を付けたイモきんとんです。温野菜にすることで、柔らかく仕上げ、幼い子にも食べやすくなりますよ。

 また、食物繊維が多いイモ類と組み合わせれば、肉を消化よく食べることが出来ます。マヨネーズが無くても、子供がおいしく食べられますよ。

 ケチャップソースの代わりに、大根下ろしとポン酢をフライパンに加え、さっと煮ると、さらに消化のよいあっさり味に仕上がります。

 料理初心者さんには、柔らかくて焼きにくいかもしれません。その場合は、子供向けのミニサイズに作るのがコツ。

 少し小さめに作って、ひっくり返しやすくしてみてくださいね。

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◆材料

 ミンチ肉  250g(~300g程度) 
 玉ねぎ   2/3個
 食パン   1枚、または、パン粉 1/3C
 塩     小さじ 1/3
 コショウやナツメグなど  適量
 ケチャップ   大さじ 5
 ソース     大さじ 2
 油   適量

 
 ◆作り方

・調理前に、付け合わせの野菜などを調理し、皿に盛り付けておきます。

・玉ねぎを出来るだけ細かくみじん切りにします。

・フライパンに大さじ 1の油を加え、色が変わるまで炒め、そのままあら熱を取ります。急ぐときは、フライパンの底を、水を張った大きなボールなどに浸すと、すぐ冷めます。

・ボールにミンチ肉を入れ、耳をはずした食パンの白い部分を、出来るだけ細かく手でクズにしてミンチ肉に加えます。パン粉を使うときは、少量の水を加えてしばらく置き、少ししめらせてから
使って下さい。

・塩、コショウ、冷ました玉ねぎも加えたら、肉がつぶれて、ネチャネチャと粘りが出るまで、手でしっかりこね回します。

・これを4~5等分にし、手でたたくようにしてしっかり空気を抜き、厚みが2センチ程度の小判型に成型します。

・フライパンに必要なら油を少しだけ入れて温め、ハンバーグを手早く並べます。この時に、中央を少し凹ますように押さえながら置くのがポイントです。

・中火で焦げ目がつくまで焼いたらひっくり返し、裏面にも焦げ目がついたら、火を弱火にしてフタをして、しばらく蒸し焼きにします。ハンバーグの中央に楊子などを刺してみて、透明な肉汁が出てきたら焼き上がりです。

・ハンバーグを一度取りだし、このフライパンに分量のケチャップとソース、そして、水 1/3Cを加えて、混ぜながら火にかけ、ほどよいとろみになるまで煮つめます。

・盛り付けて、ソースをかけてでき上がり





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