そんな中、別日の新聞で興味深い記事を見つけたのでご紹介します。
それが、親の唾液で、アレルギーリスクが減るかもと言う記事です。
親の唾液は虫歯菌を子供に移さないために、ご飯の時に箸やスプーンでさえ親と共用しないのが今の子育てですが
かつては、食事などを通して、親の唾液が子供の口の中に入る機会がありました。
和歌山県の研究チームによると、親の唾液が子供の口に入るいろんなシーンを聞き出したところ、
お皿を共有したりするちょっとした習慣があるだけでも、アトピー性皮膚炎の発生リスクが減る結果が48~67%も低くなる結果が出たそうです。
親の唾液に含まれる細菌と免疫の関係については、まだまだこれから研究が進むのでしょうが
清潔すぎることって、体内外の常在菌も殺すから、
アトピーとは絶対相性が悪いのは確かです。
かつて日本人は、梅干しや漬物からは植物性の乳酸菌を摂取し
納豆や甘酒、お酢のような発酵食品で腸内環境を整えてきました。
生まれてすぐに、あれこれ獲得することが難しいたくさんの種類の善玉菌が、親の唾液から手軽に受け取れ
アレルギーの発生が抑えられるなら、これはやってみる価値あるかもですね。
ちなみに、虫歯の原因となるミュータンス菌への感染リスクが高いのは、およそ1歳半から2歳半で
アレルギーにかかわる免疫形成が重要なのは、生後1~2か月と言う研究結果もあるそうです。
歯が生える前に、スプーンの共有を試してみたりはありなのかも?
また、先日のぬか漬けのように、素手で混ぜることで、親の手の菌を混ぜ込むこともありかもです。
やや浅く漬けて塩分を控えた きゅうりのぬか漬けをミキサーにかけて、ドロドロにするなんてどうでしょうか。
マスメディアにあまり取り上げられなくなったのは、コロナ慣れと同様にアレルギーがあって当たり前の世の中になったということもあるのでしょうが
その中には、あの頃の私と同様に、どうしたら治るのかわからなくて途方に暮れている方もいることでしょう。
少しでも参考になれば幸いです。
※ちなみに、私の子育て時代は、箸の共有は当たり前でしたが、子供たちは 制限食の中で甘いお菓子を控えて育てたせいか、中学卒業頃まで歯医者とは無縁でした。
でも、乳幼児期は、アトピーだったのよねー #59123;
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