アトピーっ子のクリスマスは無理せず、簡単ミニケーキやゼリーで

　卵も牛乳も制限していたころ、一番つらかったのはクリスマスの時期でした。

　このブログを見てくださっている方の中には、まだまだ食べられないお子さんを抱えたママさんも多いと思うので

　割と簡単に作れ、見た目がかわいいゼリーをご紹介します。

　

　豆乳との二段のゼリーに、果物を閉じ込めました。

　大豆もダメという場合には、ミカンなどの色付きジュースとの二色で作ってみてはいかがでしょうか

　ゼリーカップ五個分で

　寒天粉　５ｇ
　水　　　４５０ｇ
　豆乳　　５０ｃｃ
　砂糖　　大匙２～４（幼い子には、ほんのり甘い大さじ２で）
　塩　　　一つまみ
　果物　　今回は、リンゴと柿ですが、フルーツ缶のミカンや桃、バナナなどご自由に

　作り方

　・ゼリーカップ（１００均でも売っています）は、内側を水にぬらしておきます
　
　・粉寒天を水に加えてよくかき混ぜて溶かしてから火にかけ、砂糖と塩を加え、１分ほど沸騰させたら、ゼリーカップに５ミリほど注ぎます。



　・薄切りにしてクッキー方で抜くか、小さな角切りにしたフルーツをゼリーカップに入れ、少し固まったら、容器の半分までさらに寒天液を注ぎます。

（はじめに入れておくことで、果物がいい感じに中央に固定され、見栄えが良くなります）



　・ゼリーをいったん固めます。

　カップを少し水を入れたボールに入れておくことで、早く固まります。



　・残った寒天に豆乳を加え、軽く沸騰させたら火を止め

　寒天が固まっているのを確認したら、８分目まで注ぎます。



　・ラップをかけて冷蔵庫に入れ、少し冷やして召し上がれ

　夏だとなかなか固まらず、作るのが少し難しい２段のゼリーが、室温が低い今なら、すぐ作れます。



　アレルギーがかかわってくるので、動物性のゼライスではなく、粉寒天で作ってくださいね

　また、冷たくしすぎると、お腹を壊す子もいるので、早めに冷蔵庫から出して室温くらいで食べるのがおすすめです。



　卵も牛乳も制限していたころは、ごちそうの映像やクリスマスケーキがテレビに流れるクリスマスは本当に嫌でした。

　でも、ほかの人と一緒でないと嫌！というのは親のエゴです

　

　このお祝いの時期を、アナフィラキシーなく安全に過ごさせるのが親の一番の務めではないかと私は思います

　幼い子に無理してケーキを食べる必要があるのかと、まずはそこから考えてみてはいかがでしょうか

　制限食対応のケーキも今は出ていますが、卵や乳製品を使わない分、素材に添加物が増えているものもあるので

　どうしてもケーキでないといけないのか？と私は思ってしまいます。

　例えば、いつもと目先が違うこんなミニゼリーでお祝いすれば、少しくらいたくさん食べても体に優しいし

　幼い子の心はその程度のサプライズでも幸せになれるのになぁ・・・と今は思います。



　どなたにも幸せなクリスマスとなりますように。

　＞＞＞　ミニクリスマスケーキも以前ご紹介しました




　　
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