細る果物消費量の中、輸入のキウイ、ブドウ、りんごは増えているんだって

　１１月は、冬野菜が出そろってくる季節

　レンコン、ゴボウ、にんじん、大根、カブのような根菜類が、これからは我が家の主役になります。

　また、青菜もこれからが旬なので、おひたしや和え物、煮物を良く作ります。



　小松菜とジャコの炒め物です。

　サッとゆでた小松菜を軽く油で炒めたチリメンジャコと合わせ、醤油などで少し味を足します。

　ところで、旬の食材がたくさん出回るのは野菜だけでなく、

　なし、柿、くり、りんご、ミカン、キーウィなども、国産品がこれからは出回る時期です。

　我が家には柿の木があるので、先日とって来て、毎日のように贅沢にいただいています。


　こちら、柿の葉の窯変みたいな模様、いつ見てもきれいだナーと思います

　でも、一般的には、果物の消費は細る一方・・・・


　と聞いていたのですが、数年前から少し状況は変わってきているらしいのです

　それが、安い輸入果実の売れ行きは、好調と言うこと



　特に、キウイ、ブドウ、りんごは、伸び率も高いそうで、

　以前なら、国産品が出回る時期には販売されていなかった輸入果物が

　関税引き下げで、より安く、お手ごろ価格でたくさん並んでいるそうです。
　


　これからさらに、ＴＰＰ発効で、関税が段階的に引き下げられていくから、

　数年後はさらに、国産品と輸入果物の値段の差は開くことでしょう

　安いのは、うれしい～

　安いと果物も気軽に買える

　そうなんです。

　そうなんだけど・・・食べる時には二つのことを知っておいて欲しいんです。



　一つ目・・輸入果物は害虫を国内に持ち込ませないために、必ずくん蒸処理をされるし

　素材によっては、長期の輸入時間に耐えられるよう、抗菌剤や防かび材を施しますよ。

　大人はともかく、子供に日常的に食べさせるのは、本当に安心なのかな？アレルギーの一因にならないかな？
　
　二つ目・・高いからと国産の果物をみんなが買わなくなったら、農家さんは廃業し、そのうち国産の果物は手に入りにくくなくなりますよ

　高齢化が進む日本の農業は、タダでさえ風前の灯なのに、

　売れなくなったら作るのをやめる人が増えて、畑は徐々に宅地に変わり、もう植えることすらできなくなり

　海外での紛争や天災、そして日本が貧乏な国になったら、輸入がストップする危険性もあります

　

　収穫から家庭に届くまでが早い旬の国産果物は、おいしいだけでなく栄養がいっぱいで

　みかんや柿は、ビタミン類を補い、風邪の予防や皮膚の健康に一役買ってくれますし

　カリウムの多い果物ものを食べることで、塩分に含まれるナトリウムが外に出やすくなるから

　中高年の成人病対策としても、優秀です。

　秋は、野菜だけでなく、果物もおいしい季節だから

　買うときは、ぜひぜひ国産の旬の果物を！

　ちなみに、キーウィはカユミが出やすい果物なので、幼い子が食べる時は気をつけてね


　
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