冬の簡単漬け「おくもじ」♪熱々ご飯でも、お茶漬けでもおいしい

　子供の頃によく祖母が作って食卓にのせていた冬の簡単漬けが、こちら　#59045;

　

　おくもじ・・・です。

　何でそう呼ばれているのか、よくわからなかったのでちょっと調べてみたら

　どうやら、菜っ葉の漬物を、おくもじと呼ぶらしいですね。　方言かも

　ちなみに、今回は　カブの軸を漬けていますが、素材が漬物用の壬生菜のような菜っ葉の時もあります。

　子供の頃は、このおくもじが苦手でねぇ～　#59124;

　同県人の夫に聞いても、やっぱりそう言いました。

　子供の舌には、ピリッと辛く、おまけに、塩で締まって、ちょっと固いんです。

　でもね、大人になったら、やっぱりおいしくて・・・

　塩が効いているので、味付けせず、すりゴマをたっぷりまぶして、熱々ご飯にのっけます。



　飯友・・　うまうま～～　#59117;

　でもって、鰹節を添えて、お茶漬けにしても、ご飯が進む～～～#59142;　困った困った

　まさにダイエットとは真逆の食べ方ですが

　江戸時代以前より昭和の初期までは、地元で取れる素材を大事に食べていたので

　少しの魚に漬物、イモ類をおかずに、米や雑穀を食べる粗食で、日本人は長寿を誇ってきました。

　こちらは漬けている状態ですが



　塩をまぶして、重石を載せ、二日ほどかけて、時々混ぜてやりながら、水分を吐き出させしんなりさせるだけ。

　もうこれでも食べられるけど、さらに置くと、発酵が進んで、少しずつ黒ずみ酸っぱくなってゆきます。

　すっぱいのは、俗に言う、植物性の乳酸菌で

　日本人の腸に合うこの善玉菌が、お腹の調子を整えてくれます。

　だから、私はかなり酸っぱくなった頃が、好き　#59116;

　簡単に作れますので、菜っ葉が余ったらお試しあれ。



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