先週発生した焼き肉チェーン「焼肉酒家(ざかや)えびす」の集団食中毒事件のニュースですが、富山、福井、神奈川3県で、患者数は104人、死者4人、重傷者23人だなんて、まるで毒を盛られたかのようなひどい被害には驚かされました。 #59122;

はじめは、安全性の低い肉が客の口に入ったのは、お店か卸のどちらかが重大なウソをついていたせいと思っていましたが・・・

 とんでもない  #59144;

 卸は安全性の低い肉を「ユッケでどうぞ」と提案したし、お店もお店で、肉の表面を削って雑菌を落とす作業を怠り、安全性より利益重視の加工をしていたのが徐々にわかってきました。#59132;

 少し前に、中国で食品ではないメラミンを混ぜて水増ししていた粉ミルクを飲んだ赤ちゃんが、たくさん亡くなる事件が起きた時に、

 「かわいそうに。日本の食品ならそんな危ない商品はお店に並ばないのに」 #59063;

 ・・・と、私は同情しましたが、何のことはない、これだけの死者が出たんですもの、中国の食の安全と今の日本の食と、一体どれだけ違うというのでしょう。#59142;

 日本食の安全神話も地に落ちたものです。#59143;

 日本はもう長いことデフレの只中にあり、いい物を作っても高ければ売れなくなってしまいました。
 
 特に、毎日のように購入する食品に注がれる主婦の目は厳しいものです。

 安ければ、安いほど売れる  #59144;

 私だって安い方を買いたいです。#59146;

 仕入れや製造での企業努力で、もっともっと安く販売して欲しいです。#59142;

 でもね、

 そんなデフレが行きつく先は、食の安全を無視したウソで固めた世界でしかありません。#59124;

 いくら企業努力をしたところで、それ以上は安くならない適正な価格と言うものがやはりあります。

 なのに

 もっと安く卸せ#59133; の企業圧力が過ぎると、仕入先は無理をしすぎて、外国産を日本産と偽って販売するし、安全性のチェックを怠った粗悪品が市場に出回るして、結局 買うほうの私たちが、知らずにを食らう結果が待ち受けているだけです。#59123;

 ここで、はじめの話に戻ってユッケですが、

 通常なら一皿 1000円近い値が付いて妥当なユッケを、一皿 280円で食べられるだなんて、明らかに安すぎます。

 このブログで、もう何度も書いたことですが、安全は目に見えません。

  悲しいけれど、 これからの日本では自分や家族の身を守るために、明らかに安すぎると感じる食べ物に出会った時は、これは何か裏があるなと疑う必要があるのでは?

君子危うきに近寄らず(教養のある人は、危ないものには初めから近付かない。)

 と申しますが、

賢い消費者は明らかに安すぎる食べ物には手を出さない #59116; かな

 
 #59128; 始まりました、のせイチゴのシーズンです 農薬をかけずに栽培しているので、アリやらだんご虫やらの被害が続出の我が家のイチゴ。

 そこで窮余の一策として、少し赤くなりかけたイチゴは、葉や軸の上にのせて空中へ。

   

 今日はこれだけ採れました。#59030;

   

#59126; 去年の「イチゴジャム&のせイチゴ」の記事へはこちらから
 http://sweetbaby.blog.so-net.ne.jp/2010-05-24    


 
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子供のアトピーでずっこけて、健康のためにちゃんとした食べ物を子供には食べさせたいと願って、食の安全についても一時期猛勉強しました。結局行き着いたのは、ちゃんとした材料で作られた商品はやはり原価も高く付くから安く作れないと言う事実。食べる人のことを考えて愚直に作られた食品は、決して安くは作れないです。