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サプリメント=食品添加物でもあるという意識は大事だと思う [食の安全]

 アメリカのスーパースター マイケル・ジャクソンが亡くなったニュースは、私にとっても衝撃でした。

 そこでついつい、その後のWebニュースをチェックしてしまうのですが、

 胃の中は空っぽで、サプリメント、あるいは、常備薬だけが残っていた。

 ・・・と、読んだ時には、「なんでそんなに哀しい最後を・・・おいしいご飯を食べさせてあげたかったな」と、日本の母的な発想で、一番に思ってしまいました。

 でも、その一方で、頭の片隅に、「アメリカ人は、すごくサプリメントが好きで、日常的にたくさん利用している」という話を以前人から聞いたのも頭をかすめたので、もしかしたら、マイケルが栄養的に一番優れていると考えていたのは、私達が気分次第で作る普段の献立よりも、『mg単位で、どのくらいの種類の栄養が体内に入ったのかが計算出来る、サプリメント類』であったのかもしれないな、・・・・と、ふと思いました。

 私は、栄養って、食素材を調理していただく、俗に言う料理から摂るもので、バランスよく食べるのが一番いいんだと、子供の頃から教えてもらい、今は、住んでいる地域で取れる、旬の食材を、おもに和食に調理して食べれば間違いない(俗に言う、身土不二の考えかたです。)のではないかと思っているのですが、最近では、『料理からだと栄養がきちんと摂れないから、子供の食事にサプリメントもプラスするのは当たり前』と考えている若いママも多いんだそうですね。

 確かに、何をどう料理したらバランスよく食べられるのかに自信がない料理初心者の時には、少しでも栄養を摂らせなくちゃと気をもみますから、子供にもサプリメントを摂らせたいと考えてしまう気持ちもわかるのですが、


 サプリメント=化学合成の過程を経て製造される薬品の一つです。

 しかも、アトピーっ子にとっては、

 隠れアレルゲンが含まれていても見つけにくい食品の一つでもあります。


 化学合成されて作られる成分は、合成する過程で、いろんな薬品を利用しながら、成分を抽出されていますし、食品を加工して作る場合も、その食品が どの程度質が良くて、しかも国産か外国産かを、私達は知りません。

 無農薬を選んで野菜を買ったり、国産の作物を選ぶよう心がけている方であっても、サプリの原材料には、以外と無関心です。

 また製造過程で利用された素材に、例えアレルゲンが含まれていても、私達は知る事が出きません。

 さらに、主成分の他に、着色や香料をはじめとする食品添加物もサプリは含んでいますが、これらにアレルギーを起こしていても、余りにたくさん混合されすぎているので、何が悪いのかが、よくわからないのです。


 そんな事をいろいろ考えたら、「カルシウムがあと少し足りないのでは・・・」と、不安に駆られて、サプリメントに依存するよりも、幼い時ほど安全性の高い、質の良い食材を自分で見極めて買い、シンプルな調味料で食べさせた方が安心 [るんるん]

 多少は、料理の腕の善し悪しで、同じものの ぱっかり食いがあったりもするかもしれませんが、食べ物で摂っている以上は、多少足りなかったり摂りすぎたくらいの事で、成長に支障が出るほど、人の体はヤワではないですよ。

 高価なサプリメントを、バランス良く食べていたのかもしれないマイケルよりも、お腹いっぱいママの手料理を食べさせてもらっているお子さんの方が、きっとはるかに幸せじゃないかしらね。



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