震災の影響による電力不足から来る、定期的停電に備えて、
冷蔵庫に入れなくても済む常温素材ばかりで出来る料理やそのヒント集を掲載しています。

缶詰やレトルトの加工食品には野菜が少なくて食べた気がしないし、かといって、乾物ばかりでは野菜の種類も限られてしまいます。

 そこで、発想を変えて、買ったら冷蔵庫に入れる習慣にしていた食材を、下処理することで冷蔵不要にすると言うのはいかがでしょうか?

 例えば、常温に置くとあっという間にしなびてしまう葉物野菜を、一番簡単に出来る方法の一つが、おひたしです。

 ちなみに私にとって おひたしは、アトピークッキングの基本中の基本#59144;

 うちの子たちには、この調理方法で
青菜をもりもり食べてもらって、きれいなお肌&元気に育ちました。

 しかも、洗った上に ゆでこぼす調理方法だから、放射能も含めて有害物質を除去して食べるのにはもってこいなんです。

 おひたしなんて・・・とバカにするなかれ、シンプル調理でも、いろんなバージョンが楽しめるんですよ #59117;

 ではさっそく、きのう収穫したほうれん草ですが、こんな感じのおひたしに #59130;

               

 ◆作り方

・四人家族の一食分で、1(~2)束のほうれん草を用意します。 

・菜類をしっかり洗う間に、浸る程度のお湯を沸かして、塩をひとつまみ加えます。

・ほうれん草の軸の部分を束ねて持って、10秒ほど湯に浸し、それから全体を加えてさっと混ぜ、ふたをして葉の色が変わる程度に短時間ゆでます。

・葉がしんなりするまで時々混ぜながらゆでたら、一度水にくぐらせてあく抜きし、しっかり絞り、食べやすい大きさに切ります。

・味付けは、しょうゆと鰹節をほどよくかけて、完成!

 すったゴマにしょうゆの味付けでもおいしいですよ。

 ● 一度火を通して消毒してありますので、常温でもある程度 大丈夫です。

 今の時期なら、朝と昼は楽にもつので、二、三食分ゆでておき、おひたしで食べる他に めん類の具や炒め物にいろいろ利用できますよ。

 ほうれん草の他に、春はキャベツ、菜の花、水菜、白菜、小松菜などの旬野菜でもおひたしをどうぞ#59030;

           
 ほうれん草ではアク抜きのために一度水にさらしましたが、ゆで汁が黄色くにごらない白菜のような野菜はアク抜き不要。

 ゆでたら水を切ってすぐ食べられますよ。
      
 さてここから、これらの基本のおひたしを使った別バージョンを 

 
            

 見た目はあまり変わりませんが #59124; 味のよい ほうれん草に、4割ほど春菊を加えておひたしにしたもの。歯ごたえが似たほうれん草と春菊は、相性の良い組み合わせです。春菊のにおいがマイルト゜になって食べやすくなりますよ。

 #59128; さらに一工夫!

 寒い地方では、油をかけてナムル風に和えることで、コクが出ておいしいし、熱量が補え元気が出ます

 また、手に入るならアレルギー改善の効果も期待できる、シソ油かアマニ油がおすすめですよ。

               

 幼い子の離乳食には、細かく刻んだ菜っ葉を混ぜ込んで菜飯のおにぎりを #59000;

 幼児さんには薄くしょうゆなどで味をつけ すりゴマを加えれば、さらに栄養満点に

 ゆでて保管することで、生鮮野菜の栄養価も損なわれず、よい状態で保管できます。

 また、ゆでこぼすことが有害な物質の除去にも役立つので、ぜひ試してみてくださいね。



健康のためには、大豆油よりオリーブオイルや米油がオススメです。アマニ油やシソ油は加熱すると効果がなくなるので、サラダなどに使ってくださいね。



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