先日の報道で、
 「卵アレルギーがあっても、食べられる卵がネットで販売されている」と言う話題を耳にしました。

 それが本当なら朗報なのでしょうが、消費者庁は「アレルギー患者が食べられる」と称した「卵の販売サイト」がいくつかあるので、「サイトの表現を信じて卵を購入し、摂取しないよう」と、逆に 注意を呼びかけています。

 #59128;その記事の詳細は、こちらからも読めますよ    http://www.excite.co.jp/News/politics_g/20101101/Economic_pol_101031_068_4.html
 または
http://www.pref.akita.lg.jp/icity/browser?ActionCode=content&ContentID=1288327833736&SiteID=0000000000000

 そこに書かれていた内容の一部に

 「卵アレルギーだった息子も、私共が作った卵だけは食べることが出きるようになった。私共の想いが卵アレルギーのお子様をお持ちのご家族様へ届き、安心を提供できれば・・・と考えている」 

 といった体験談が掲載されているのだそうです。

 でも、卵アレの子供を三人育て、アトピーサークルでたくさんのお母さんたちと交流して子育てした中で よくわかったのですが、

 赤ちゃん期に大変なアナフィラキシー(含む じんましん)を起こしたり 

 卵でかゆみや湿疹が出て大変だったり

 したお子さんであっても、しばらく卵を除去して遠ざけ、卵に接する刺激を減らしてあげたら、幼稚園や小学校では少しずつ食べられるようになったと言う人って、結構多いんです。

 だから、以前 卵でひどい状態になった卵アレの子であっても、半年や一年後に、子供が少し成長した時、たまたま食べたら、あれ?食べられる #59120;

 ・・・なんて話は、ざらに聞きますよ。

 実際、うちもそうでしたもの。

 過敏な期間がどれくらいなのかは個人差があるのですが、早い子は一歳過ぎたらOKだったりします。

 ちなみに、うちの子も、最短で一歳半から、卵アレだけど、卵を含む食品にそんなに激しく反応しなくなりました。

 でも、赤ちゃん期だけは、少量にも ものすごく過敏で、症状も激しいです。 どうぞ、無理させないでくださいね

 けれど、上にあった体験談のように、卵アレであっても、次に食べる時には食べられると言うことはあるものです。

 でも、

 食べられないと思っていた卵が食べられたら、この卵だから食べられたんだ #59126;

 ・・・と感じちゃう気持ちもわからなくはないです。

 それでも、いくら抗生物質の使用やエサへの配慮があれど、卵は卵。

 卵を受け入れられる準備が整っていない人には、害でしかありません。

 どうぞ宣伝文句に釣られて、食物アレルギーに過敏な時期の、幼いお子さんには試さないでくださいね。


 
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グ村

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