昨日に続いて、「野菜ジュースVS野菜」で、どちらが得かの後編です。 

 今回は、より具体的に野菜ジュース単価の比較をしてみました。 ケンコーコム で販売されている野菜ジュースで、よく売れている商品をいくつか選んでみたら・・・

 国産野菜を使用していると表示があるジュースは、125~160gと、デミタスコーヒー缶よりも、さらに小ぶりなサイズの商品が多いのですが、一本の単価は 170~200円程度です。

 それに対して、国産は明示していないジュースは、200mlの紙パックサイズで販売されているものや、ペットボトル売りで やや容量が多い商品が多く、200mlサイズの販売価格は
一本当たり 80円程度

 スーパーでも安く販売されたりしますが、定価にしなおして計算しても、、国産は明示していないジュースの単価は120円くらいでした。

 これだけ聞いても、国産野菜と表示があるジュースに比べて、一般品はずいぶんとお買い得な感じがしますが、これを同じグラム数にして計算しなおすと、国産は明示していないジュース
の単価は、平均して 65~95円程度が多く、約 2倍の値段の差がありました。

 国産の表示のあるなしで、ずいぶんと野菜ジュースの値段に差があるのがお分かりになったのではないでしょうか。

 この値段をもとに、改めて考えてみると、一般的な野菜ジュースなら、コップ一杯分を飲んでも、100円以下でちょっとお得に野菜をとったような気がするものの、国産野菜を使用しているジュースを買えば、コップ 2/3杯くらいが、キャベツ一玉ほどのお値段。

 私たちが「野菜が高いわぁ。#59123;」と嘆いている時の野菜は、無意識のうちに国産野菜を指していますから、国産野菜をジュースで摂ろうとすれば、そんなにお安くは飲めないといえそうですね。 #59124;

 さらに

 収穫した野菜は、すぐに工場で加工される場合ばかりではありません。

 しかも、船便で輸入される外国野菜(野菜の大半はそうです。)なら、まして、収穫時期は ず~っと昔にさかのぼります。

 今は保存技術が格段に進歩していますので、時間が経っても、良い状態で野菜が保存されているのではないかと思いますが、たとえ見た目は良くても、何ヶ月も前に収穫した農作物の場合、その野菜や果物に含まれている栄養価は、収穫直後に比べるとずいぶんと減っているのではないか?・・・と想像できます。

 つまり

 野菜の代わりに野菜ジュースを飲ませて、その分野菜を一皿減らす・・・のは楽ですが、

 野菜を食べてくれないから、せめてジュースでうちの子に栄養を! ・・・の期待は、そんなに都合よくは 叶わないかもしれませんね。
 

 #59128; アレルギーと野菜ジュースで気になることに続きます。


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一般的なジュースと比べたら、ずいぶん高く感じる国産野菜のジュースですが、
「野菜の値段+加工賃」だと思えば、やはりこんな値段になってしまうのも納得です。お財布と相談しながらですが、野菜不足を補うなら、ちゃんとした野菜を摂れるジュースを選ぶのもアリだと思いますね。