夏に収穫して、そのまま常温で保存していたカボチャも残りわずか。風が通るようコンテナに入れているのですが、小さな虫が食べに来るので、やられちゃうその前にと、せっせと食べているから、どうも12月下旬の冬至まで残りそうにもありません。

 夏に収穫したかぼちゃなのに、冬まで常温で保管できるというのは不思議な気もしますが、昔も、だいたいあの頃までなら、上手にカボチャが保管出来たのだと思います。

 でも、手に取ると、ずいぶんと軽くなって、切れば中がスカスカしていて、下の様に空洞が目立ちます。



 見た目に大きさは変わりませんが、夏からの数ヶ月を経て、すっかり中の水分が抜けているのです。

 でも、水分が抜けている分だけ、実はやたらと甘いんですよ。

 未熟なカボチャは、甘味がないので砂糖を足したくなる時もありますが、この頃のカボチャは、あまくて実も柔らかです。

 でも、この切り口のスカスカした感じや、見た目に皮の色がちょっと茶色みが増して みすぼらしくなっているのが災いするのか、せっかくおいしい時期なのに、国産品を敬遠して、わざわざ、皮の色が美しい外国産のカボチャを買っている方もいらっしゃるかもしれませんね。

 国産カボチャが出回るのも、12月末の冬至の頃まで。今頃からが、ギリギリです。

 スーパーではもう、見た目が悪いからと、国産品は手に入らない場合もあるかもしれませんが、田舎の青空市場なんかで見つけたら、

 即!買い!!

 ゴッポリ買って、一個は冬至用に残して、甘いかぼちゃを、ぜひお試し下さいね。 


 そして、国産が無くなったら、どうするか?


 私は、かぼちゃを食べずにがまんするか、冷凍の国産カボチャを買うようにしています。

 冬から春にかけては、スーパーに並ぶのは、外国産のカボチャばかりですので、くん蒸薬もかけられていて おすすめ出来ません。

 どうぞ、見た目にだまされないで、安全でおいしい方を選んでくださいね。

 今という時代は、欲しい!と望めば、冬にでもスイカが食べられますが、本当の旬のおいしさとかけ離れている上に、無理やり作るために、通常よりいろんな種類の薬品を多用して収穫すると言う現実をお忘れなく。

 農作物って、旬まで楽しみに待って食べるから、飢餓感もプラスされて、相乗効果で、よけいにおいしい♪ 

 私はそう思うのです。




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