これから寒さに向かう季節に、アトピーっ子におすすめの野菜のNO.1といえば、大根、にんじん、ごぼう、レンコンなどの根菜類ではないでしょうか。

 今日はごぼうについて、我が家での食べ方を載せてみたいと思うのですが、以前は、ごぼうといえば、「ささがき」にして「きんぴらごぼう」にするぐらいしか思いつかなかったので、味としては好きなんだけど、この「ささがき」が手間がかかって面倒な削り方なので、なかなか調理できませんでした。

 でも今は、発想を変えて、削らずに刻んだり、薄切りにすることで手早く刻み、気軽に調理して食べるようにしています。


ささがき風の切り方なら、こんな仕上がりです。はじめに斜めに薄く切り、重ねて細切りにし、これを短時間水にさらしたところです

 このやり方なら手早く調理できるので、ごぼうのキンピラは朝作って、よく幼稚園のお弁当の定番メニューにしていました。


こんな風に薄く切って、炒めて食べるときもあります。

 また、酢を使った料理なら保存性もよいため、酢ごぼうを前の晩にどっさり作って、これを朝食べたり、お弁当に添えたりもしますよ。


縦に1/4~1/2に割って、5~10センチ程度に ずどんと切るだけだから、けっこう下処理も簡単!
後は火が通るまでゆでてから、甘酢に漬けるだけ。
家族5人で、ごぼう 2本くらいは、すぐペロリと無くなってしまいますよ。たくさん食べられる料理です。

 煮物に入れるときは、さらに切り方も乱暴になって、こんな感じで、一口大乱切り。汁物や煮物にごぼうを入れれば、煮汁に栄養の一部が溶け出していますので、ごぼうそのものが、まだ硬くて食べられない場合でも、汁や一緒に煮た大根やにんじんを食べることで、知らないうちにごぼうの栄養も取り込むことが出来るから、離乳食後期の赤ちゃんなんかにも、おすすめです。


煮物って、手間がかかって面倒なイメージがあるかもしれませんが、根菜類の中でも、ごぼうやレンコンは特に頑丈で、煮崩れる心配が無いから、調理のはじめに鍋に加えて、たっぷりの煮汁で、ひたすらコトコト煮ておけばOK。煮ている時間で、他の作業が出来て便利なので、慣れれば料理しやすい素材だなぁとしみじみ思います。

 私は、土つきごぼうを買って(出来れば、農薬に配慮があるものが良いですね)、野菜用に用意しているたわしで丁寧にこすって、流し洗いします。

 以前は、ごぼう全体の皮をそいだりしていましたが、マクロビオティックの世界を学んでみたら、やはり栄養がしっかり含まれる皮が大切!と言うことなので、今はこのやり方に変えました。

 調理したときの ごぼうの香りも、皮ごとのほうがいいですよ。

 ちなみに

 ごぼうは年中出回っていますが、11~2月が本来の旬となります。

 中国では漢方薬としても利用されているごぼうは、食物繊維もたっぷり。

 腸を整えたり、便秘を解消して、体が不快に感じる物質を早く排出ることが出来れば、湿疹も出にくくなりますよ。

 ぜひこの冬は、ごぼうも含めて、根菜類をしっかり食べて、病気に強くて、しかも元気アトピーっ子育成プログラムと参りましょう。



にほんブロ
グ村

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#59126; アトピーっ子だからこそ、食べ方を工夫すれば、病気に強くて、しかも元気になれる・・・おすすめの食べ方について、こちらにもイラスト入りで以前載せました。
http://sweetbaby.blog.so-net.ne.jp/2009-10-16-1