昔の人の知恵、干し野菜♪干葉の煮物作ってみました

　家庭菜園で大根を作っているので、年が明けたら、暖かくなってトウが立つ前にと、大根をせっせと干します。

今年も、２～３本ずつ束ねては、１～２週間干していました。



外での日干しですから、ほこりもつくので、たわしでしっかりと汚れを落とし

そのまま輪切りにして、おアゲなんかと煮ると、ひなびた味でこれがたまらんっっ！！

お日様に干すと、水分が抜けて野菜の甘みが増しておいしいだけでなく

カルシウムは２０倍、カリウムと食物繊維は１５倍、葉酸は６倍になるというから、栄養価はとんでもなく増しましに！


　我が家の定番、ハリハリ漬けです。薄く切って塩を振り、しっかりと水分が出るまで置いたら、酢　１ｃに対して、砂糖　大さじ　３～４（氷砂糖やオリゴ糖などでも）、醤油少々をくわえて、ビンに漬け込みます。


　はい、出来上がり。実は、塩で漬けただけでも、甘くておいしいです。


葉付き大根が手に入らず、店頭で買う葉がない大根の場合は、

薄く切って、ザルなどに並べて天日に干すだけでも、ひなびた味と、増し増しの栄養価は楽しめますので、お試しあれ

室内のガラス越しでも日当たりさえよければ、野菜に当たる紫外線量は減るものの、同様に作れます。

なので我が家では、すぐには食べない野菜やキノコをしょっちゅう干しています。



ちょっと日に当てるひと手間で栄養価が増すといわれますし、甘みやうまみが増すからおすすめですよ

ところで今回の主役は、大根の葉っぱの部分　干葉です。



かつて

寒い地方では、雪で食料が採取できない中で、みそ汁の具などの食材として活用されていたそうですが

私は見たこともなければ、食べたこともありません

入浴剤として入れると、体を温めるというので使ったことはあるものの



こんな干からびて、見た目が悪いものが食べられるのかな？

でも大根葉は栄養価が高いことで知られているし・・・気になる、気になる

水分が抜けてカサカサなので、水にしばらくつけてから、しっかりと洗い

刻んで煮物にしてみました。

お味は？・・・・



むっ！しわい、歯ごたえがある

かなりしっかりとかまないと、飲み込めそうにない歯ごたえのある煮物です

でも・・噛んでいると口の中で増えていく感じで、食べ応えがあり

ほろ苦さもあって、私　好きかも　#59116;

そもそも、あれだけたくさんあった大根の葉が、干したらこんなにコンパクトになっているので、

大根葉の煮物の三口分を一口でいただいている感じです。



先日のフードクライシスのお話ではないですが

将来もしも、食べるものに困ったら、大根葉を干した干葉はありですね。

これからはしっかりと食卓にのせて食べようと思いました。


　ミーは、お外を見るのが好き

　飽きたら昼寝で、一日が終わるのにゃ


　
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