もう、26年も前の、1988年の話です。
喘息の症状があった小学6年の男児が、給食の五目そばを食べたあとで体調を崩し、帰宅途中で吐いた物を、のどに詰まられて死亡しました。
この事件後に、重篤なアレルギーの原因となる食材は、学校給食には出さないという政府の方針が出されました。
そしてこれが
食べ物で起こる激しいアレルギー反応のアナフィラキシーが、世の中に知られる きっかけにもなったのではないかと思います。
では、一体どのくらいの人が、そばアレルギーなんでしょうか。
ちょっと ググってみたら
6歳以下の12.6%に、そばアレルギーが ひ、ひぇ~~、高い #59142;
日本の人口の0.03%が、そばアレルギー あれ?こっちはたいした数じゃないね #59025;
という数字が引っかかりました。
要するに、年齢が上がると食べられる人が増えてくるんだと思うし、そばをたくさん食べる地域とそうでないところで、全国的にもデータには 地域差があるんだと思います。
我が家の場合は、食物アレルギーが一段落する2~3才頃に、そばを初めて食べさせました。
小麦の比率が高い、安いゆでそばを、ほんの一、二本、うどん(そうめん)と一緒に混ぜて食べさせ、様子を見ました。
幸いにして、微量では反応しない子ばかりだったので、その後も日を変えて、たまに少しずつ増やしながら食べさせました。
そののち
お菓子も食べる可能性があるからと、そばせんべいやそば饅頭を、あえて食べさせてみました。
結果、どれも大丈夫なら、交友関係が広がる幼稚園以降に、親のいないところで蕎麦の入った食べ物が出ても、安心ですからね #59120;
食物アレルギーがある子に、大きくなる過程で、どう食べさせていくかは難しい問題です。
でも、幼児期に食べられなかった食物の中には、やがて食べられるようになる食材もあります。
ずっと全てを制限したまま大きくなってしまうと、栄養も偏るし、知らずに微量を外食などで摂った時の、アナフィラキシーが怖いです。
このブログでは、卵と牛乳なしの料理を紹介しています。
でも、ずっとずっと卵と牛乳なしの厳密な食事制限をすることがベストだとは思っていません。
うちの子の場合は、0歳から2歳くらいまでは、制限をした方が湿疹も出なくなって快適で、幼稚園~小学校の低学年までが、少しずつ食べれる物を増やす復食期でした。
その後、食べても全く湿疹も出ないか たいしたことがない快適な時期が、中学生まで続きました。
今は、今のように季節の変わり目や花粉の時期などに、体調に合わせて、元のアレルゲンを減らす食生活を心がけています。
だから
食物で激しいアレルギー反応を起こしやすい、幼児期の制限があるお子さんの参考にしてもらえたら、とっても嬉しいし
大人の方なら、花粉症がひどくなった時などに、少しアレルギーの刺激を減らす意味で、活用してもらえたらいいなと思います。
アレルギーは、大人になるにつれて、自分の心の状態を映す鏡にもなってゆきます。
天候と同様に、大きく崩れない、穏やかな心で過ごすことができたら、実は、アレルギーも軽くなっちゃう。 いやこれ、ほんまでっせ
でも、大人の世界はいろいろあって、それが難しいから困りますね #59124;
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