卵や牛乳のように、それまで当たり前に使っていた食材が使えなくなると、料理のレパートリーが一気に減って、何も作れなくなり、一体 何を作っていいのだろうか?・・・と頭を抱えてしまうのです。
その結果、使用する食材の数が減ってゆきます。
ただ除去するだけの食事だと、食卓が引き算になり、栄養が偏ってしまう
これが、除去のビギナーさんが陥る、はじめの落とし穴です。
例えば、
朝食に、パンにチーズをのせて焼き、目玉焼きのおかずで、こんな朝食を食べていたご家庭なら
パンのチーズは、ダメ。目玉焼きもダメ、かといって、ウインナーも卵白を含む商品なのでダメ
となると、簡単に食べたいなら
パンにジャムを塗り、お皿は野菜だけ。(実は、パンも卵や乳製品が入らない、特別な物でないとダメですが。。。)
そしてモチロン#59142; サラダにつけるマヨネーズはダメで、ドレッシングも卵入りがあるから、うっかり食べてしまわぬよう、しっかりチェック!
すると・・・
幼い子の脳や体の成長を助ける、血や肉になるたんぱく質が、丸ごと抜けて栄養不足になってしまいます。 赤ちゃんの場合は、特にかわいそう#59124;
また
栄養が偏ると、皮膚にも栄養が行き届かなくなって、肌がカサカサになり、余計にかゆみが増したり、湿疹が治りにくくなったりします。 ← これもかなり深刻でした
そうじゃなくて、#59144;
除去食には、発想の転換が大切です。#59025;
卵の代わりに、豆や魚、牛乳の代わりに、豆乳やココナツミルク・・・のように、減った食材の代わりに、別の食材を出来るだけ置き換えて、食材を減らさないよう工夫する必要があります。
先ほどの献立なら、卵や牛乳の代わりに、薄切りにした野菜を煮て、豆乳を加えたスープを補うのはどうでしょうか?
ウインナーがダメでも、ベーコンなら使えて、お肉も食べられるかも。
また
前の晩から保温調理鍋で煮ておいたポークビーンズを出せば、具だくさんで、ポイント高いです。
ボイル豆でサラダを作るという手もありますね。
たっぶり野菜を粉もんでつないで、卵の代わりに焼き、ソースをかけるだけで、これも食べて満足感がある朝ごはんのおかずになります。
除去食にしたことで、かえって悪化させないために、まずは、
引いた分だけ、別の食材を足す #59142;
そんな発想で除去食を行わないと、除去したことでかえってアトピーが悪化したり、お子さんの栄養状態が悪くなって成長が止まってしまう。
除去食には、そんな危ない一面もあるんです。
続きます。
#59042; 文字認証が始まりましたね。普段、かな入力している私は、ローマ字が打てなくて、苦戦しています。苦心して書き込みしても、はねられるブログさんもあり、残念です。申し訳ないのですが、複雑な認証ではnice!だけで失礼することもあるかと思います。お許しください。
#59146; 別ブログで、季節の変わり目の寝具について載せています。
ダニ0で片付けたい、ふとんの洗い方へは、こちらから
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