学期始めもあってか、学校関係のニュースも多く出ていますねぇ。中でも、給食について書かれたものには、ついつい目が吸い付いてしまいます。

 今日読んでいたのは、「宮城県仙台市の小中学校で、給食で出される牛乳が苦手な児童・生徒を対象にお茶が選択できる制度が導入された」と言う記事。

#59126; こちらから全文を読めます。http://news.www.infoseek.co.jp/topics/society/n_school_lunch__20100408_5/story/08fujizak20100408001/

 市内の公立校で、給食時の牛乳を止めている児童・生徒は約8万2000人のうち約440人だそうで、これまではお自宅から水筒でのお茶や水の持参を認めて、飲めない子には、牛乳代を返金してきたそうです。

 ここまでは、よく聞く話ですね。

 ところが、仙台市の場合は、さらにアレルギー児に対して理解があり、牛乳を止める子の割合が年々増え続けているため、別料金でお茶の提供を始めており 、もうすでに、200人以上がこの制度を利用しているのだそうです。

 でも、牛乳の消費低下に頭を抱える全国乳業協同組合連合会(東京)からは、 「アレルギーなら仕方がないけれど、あらかじめ選択肢としてお茶を用意することが、単なる牛乳嫌いの子供の“牛乳離れ”をあおる結果にならないか?」などの懸念の声が上がっているそうです。

 これに対して市教委は「ここ数年で牛乳にアレルギーを持つ子供が急増したことによる措置で、お茶を選択する場合には医師の証明書を提出することになっています。原則的には、牛乳を飲んでもらうことに変わりはありません」(健康教育課給食係)と話しているようです。

 給食の牛乳では、わが子のことで何度も学校と交渉してきましたので、
「ああ、やっと お茶もOKって正式に教育現場で認めてくれたのだなぁ」と、読んで感慨深い思いでいっぱいです。

 一人目を幼稚園に入れた頃には、まだまだ食物アレルギーへの教育施設の対応は冷たいもので、
「おやつの時に牛乳でなくお茶を用意して欲しい」 と、お願いしても、前例がないからと断られ、それでも粘って、やっと水筒持参の許可をもらって通わせました。

 三人目が通う頃には、水筒の許可が当たり前のように出ましたが、それでも、お茶が出るという選択肢はなく、水筒をわざわざ持って通わせました。

 仙台市のような前例が出れば、その記事をプリントアウトして学校へ持って行き、「うちの学校でもお願いできないでしょうか?」と頼みやすくなりますから、食物アレルギーに悩まれている親御さんが交渉することで、これから全国的にも こんな行政が急速に増えていくかもしれませんね。

 前例がないと断られた経験でわかったのですが、その逆も真なり! と言うわけで、教育委員会は、前例と言う言葉に弱いですから・・・#59126;

 給食の素材に採用されるだけで、その数たるや膨大なものとなり、いろんな利害関係がからんでいると思うので、牛乳の数が減って喜ぶ人もいれば、仕事が減るかもと不安をあおられる業者さんもいることでしょうが、それでも、440/82000なら、たったの0・5%

 この数字だけで考えたら、1000人にたったの5人の、マイナーな存在です。

 牛乳アレルギーで肩身が狭い思いをしているお子さんには、この記事は大変な朗報でしょうね。 #59120;

 でも、腰が重い行政が動き始めたと言うことは、それだけ牛乳のアレルギーが急増しているしいう背景があるのだと思います。

 うちの子も、給食で一本飲めるようになった後でも、自宅でヨーグルトのような乳製品をさらに摂りすぎると、てきめん発疹が出たりしておかしくなります。

 飲めるようになっても、摂り過ぎない。

 そして、元々飲める子も、牛乳の栄養に頼りすぎて摂り過ぎない心がけは必要なんじやないかと、わが子の体験を踏まえて、個人的には思っています。

 
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