今朝は久しぶりの休日でしたので、のんびり。昼用にご飯を多めに炊いて、保温調理器で甘酒を作ってみました。

 甘酒といえば、飲み物のイメージがあるのではないかと思いますが、我が家では、お湯で薄めて飲むだけでなく、お料理やお菓子にも甘酒を利用しています。

 特に、幼いアトピーっ子の食卓に、甘酒はおすすめです。

 甘酒は、「酒」となっているので、アルコールが入っているような印象を受けるかもしれませんが、ノンアルコール食品です。

 食べるものに制限があって、アトピーっ子のおやつに悩む時には、サトウキビが原材料である「砂糖」を使わない、甘酒のような甘味も上手に料理に使ってみてくださいね。

 例えば、マクロビオティック料理では、お菓子作りの素材としても、甘酒をよく利用しますし、お漬物に使えば、ベッタラ漬け風のお漬物を作ることもできますよ。


 ただし!


 安価に売られている甘酒は、砂糖を加えた加糖タイプがほとんどで、アレは甘いだけ。

 加糖した甘酒って、実は 「甘酒ナンチャってね」商品で、あまり質が良いものではありません。

 ところが、自宅で手作りすれば


 炊いたご飯 + 米こうじ + 熱湯


 ただこれだけの原材料で、甘~いペースト状の甘酒が意外と簡単に作れちゃうんです。



これが米こうじです。スーパーなどでも、結構手軽に手にはいるんじゃないかしら?


 
まずは、炊き立てご飯と麹、お湯を、しっかり混ぜて、保温調理器に入れます。

 そのまま1~2時間置いてから、またしっかりと混ぜ、さらに3~5時間置きます。← 途中で時々混ぜたほうが、発酵が早く進みます。

 また

 寒い地方にお住まいであったり、フタを開けすぎて、鍋の保温温度が低くなっている場合は、鍋と保温器の間に、1C程度のお湯を注ぐと、温度が保たれます。

 
いつ見ても不思議なのですが、米がたかが数時間のことで、なぜかもう、別の見た目に変わっています。本当に発酵って不思議ですね。

 上のように、ドロドロのペースト状に変わったら出来上がり。お好みの状態で取り出して、冷蔵庫などで保管します。

 甘酒ももちろん、発酵商品ですから、アトピーっ子のお腹に良い菌を育ててくれる素敵な食品です。

 保温調理器がない場合は、魔法瓶(ポット類)でも作れます。

 これからの季節に、本物の甘酒作りはいかがですか?



にほんブロ
グ村

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我が家ではこのシャトルシェフを愛用しています。(もう二代目です)家族5人がよく食べるから、うちのは一回り大きい4.5Lタイプですが、小家族ならこの手の小さいものの方がすき間が空かなくて保温性がよくなるからおすすめですよ。これから冬にかけては、汁物が冷めないから、大活躍です!


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