「好物と嫌いな食べ物には、アレルゲンが潜んでいる可能性がある」
 この話を初めて聞いた時には、「そうなの?」と、びっくりしましたが、言われてみると、なるほどなぁと思い当たる節はありませんか?

 例えば、私自身の子供の頃を例に挙げると

 子供の頃には、卵をたくさん食べると気持ちが悪くなりました。

 バナナを食べると、口の中が苦くて嫌いでした。

 貝の汁を飲むと、なんか変な感じが口の中に残りました。

 生のパイナップルを食べると、家族で一人だけ、唇が腫れました。

  でも、私自身は、アレルギー性の結膜炎が一時期ひどかった程度で、特に子供時代に、皮膚に湿疹トラブルがあったわけではなかったのです。

 ところが

 子供が生まれて、アトピーで大変になって、血液検査を受けたら、わが子に卵にアレルギーがあることがわかり、そのさらに後で、どうやら私の父が、鶏肉にアレルギーを起こしたことがあるのがわかりました。

 
 なんだぁ、それ・・・?! #59122;

 私はアレルギーの血液検査をしたことはなかったのですが、きっと、卵に軽いアレルギーがあったんだろうし、もともとは、うちの父の頃から卵のアレルギーの資質があったんだ!!

 ・・・と、子供に症状が出て、初めて知りました。


 バナナも同様です。

 バナナでアレルギーを起こす方も最近多いそうですが、私の場合も、何かわからないけれど、子供なりに違和感を覚えたのでしょう。

 私が子供であった当時は、今より強力な農薬が、腐ったりカビたりを防ぐために、スプレーされていたことを考えれば、それも うなづけます。



 実は、貝も、アレルギーを起こすことがある食べ物の一つです。

 わが子が幼い頃に、私と同様の症状を訴えてはじめて、なるほど、それで私も変だと感じたのか・・・と、やっとこの時、気がつきました。

 今は、私も子供も、貝類をおいしく食べられますが、私たちの体質では、大きなトラブルにはならないまでも、食べさせる時期が早すぎると、軽いアレルギーを起こしてしまうのでしょう。

 パイナップルの生で起こるトラブルは、結構良くある接触皮膚炎だそうです。でも幼児期に皮膚が弱かったらしい私だけが、痛い目にあいました。

 こんな風に、子供って、うまく言葉で言い表せないから、食べないことや、嫌うことで、なんとなく体が受け付けないものを本能的に避けたりすることがあります。

 何年か前に、子供の嫌いな食べ物を大掛かりに調査している結果を見た時も、「ああ、やっぱりな」と思ったのですが、ベスト 10には、アレルゲンにもなる食べ物が8割くらい入っていました。

 子供の偏食にも、一理あるんですね。

 幼児のころまでは


「嫌いな食べ物には、アレルゲンが潜んでいることもあるかも?」

・・・と、少し疑ってみるのも良いと思いますよ。

 逆に、大人になってからは、

 好物にアレルゲンが潜む


 が、アレルギーに気づくためのキーワードになります。

 理由はずばり!





 食べすぎ!! #59124;

 

 あまりに好きで、食べ過ぎちゃうると、好物がある時点からアレルゲンに変わることもあるから、どうぞお気をつけて! #59116;



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