アトピーをきっかけに、かえって食べる食材が増えるとステキですね。 [気がつきにくいアレルゲン]
前回、ナスのアク抜きについて載せましたが、アトピーに伴う食事の制限が始まって、食べられる食材が限られたら、キャベツや、ピーマン、ニンジン、ブロッコリーのように、年中売られていて、メジャーな野菜ばかりを買って食べていることに気がつきました。
そこで、何とか食べられる野菜素材の数を増やすことで、いろんな栄養を取り込みたくて、普段 食べていない野菜を、いろいろ買っては試すようになりました。
白根、豆苗、空芯菜、ツルムラサキ、里芋、長イモ・・・・これらは全て、子供達がアトピーになって以降に食べるようになった食材です。
でも、もちろん、失敗もありました。
中でも、一番の失敗として、一度食べて懲りた食材があります。
それが、「ずいき」です。
ずいきと言うのは、里いもの葉の茎の部分です。
子供の頃から食べたこともないし、調理方法も知らなかったのですが、食物繊維も多そうだし、調理も簡単そうなので、とりあえず買ってきたのです。
イモのツルは栄養があると聞いて、以前サツマイモのツルも食べたりしましたが、それに比べたら、はるかに調理も簡単そうで、おいしそうな太い茎でした。
ところが、素材のことを良く知らずに調理する悲しさで、食べ始めた途端に、子供達が「ノドがかゆい」と言いはじめ、あわてて食べるのを止めさせました。
でも、今思えば、明らかにアク抜きが足りなかったのです。
日本で昔から食べられてきた食材で、乾物に加工して売られている地域もあるくらいだから、栄養価も高いし、下処理さえちゃんとすれば、きっともっとおいしく食べられただろうと、今は思います。
ところで、
これから秋が旬の野菜に、里いもやナス、ほうれん草などがありますが、これらはいずれも、仮性アレルゲンと呼ばれるかゆみの元になる物質を含んでいるので、前回のナスのように、下処理や食べ方に工夫が必要です。
幼い子供は、ちょっとした刺激に敏感なので、じんましんを起こしたり、かゆみが出たりします。
でも
そんな素材であっても、もしかしたら、
生で食べずにちゃんと火を通したら食べられるかもしれないし、
アクをキチンと抜いたら平気だったりする事もあるかもしれません。
食べさせることを恐れすぎず、でも、素材に応じた適切な調理で、少しでも刺激を減らし、それまで食べたことがなかった素材にも挑戦して、アトピーをきっかけに、食べられる食材のレパートリーが増えると良いですね。
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白根、豆苗、空芯菜、ツルムラサキ、里芋、長イモ・・・・これらは全て、子供達がアトピーになって以降に食べるようになった食材です。
でも、もちろん、失敗もありました。
中でも、一番の失敗として、一度食べて懲りた食材があります。
それが、「ずいき」です。
ずいきと言うのは、里いもの葉の茎の部分です。
子供の頃から食べたこともないし、調理方法も知らなかったのですが、食物繊維も多そうだし、調理も簡単そうなので、とりあえず買ってきたのです。
イモのツルは栄養があると聞いて、以前サツマイモのツルも食べたりしましたが、それに比べたら、はるかに調理も簡単そうで、おいしそうな太い茎でした。
ところが、素材のことを良く知らずに調理する悲しさで、食べ始めた途端に、子供達が「ノドがかゆい」と言いはじめ、あわてて食べるのを止めさせました。
でも、今思えば、明らかにアク抜きが足りなかったのです。
日本で昔から食べられてきた食材で、乾物に加工して売られている地域もあるくらいだから、栄養価も高いし、下処理さえちゃんとすれば、きっともっとおいしく食べられただろうと、今は思います。
ところで、
これから秋が旬の野菜に、里いもやナス、ほうれん草などがありますが、これらはいずれも、仮性アレルゲンと呼ばれるかゆみの元になる物質を含んでいるので、前回のナスのように、下処理や食べ方に工夫が必要です。
幼い子供は、ちょっとした刺激に敏感なので、じんましんを起こしたり、かゆみが出たりします。
でも
そんな素材であっても、もしかしたら、
生で食べずにちゃんと火を通したら食べられるかもしれないし、
アクをキチンと抜いたら平気だったりする事もあるかもしれません。
食べさせることを恐れすぎず、でも、素材に応じた適切な調理で、少しでも刺激を減らし、それまで食べたことがなかった素材にも挑戦して、アトピーをきっかけに、食べられる食材のレパートリーが増えると良いですね。
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