- 調味料
ところで、普段 意識されていないと思いますが、酢は健康によいとされる甘酒や納豆などと同じ、発酵食品です。
腸内環境を整え、内臓の働きをサポートして、体調を整えてくれる働きをしてくれる上に
アトピーっ子の場合は、欠乏しがちな カルシウムの吸収を助けてくれる働きがあるので、
海草や小魚と合せた酢の物は、CAの吸収もよく、アトピーっ子にWで嬉しい調味料というわけです。
ところが・・・ #59124;
最近、給食で酢の物の残量が増えているそうです。
また、酢そのものが苦手なお子さんも多いみたいです。
酢の物がダメなのは、ご家庭で酢の物ではなく サラダを食べる機会が多いからだと思いますが
夏は、サラダより酢の物やピクルスが幼い子には安心ですよ。
というのも
サラダは、生野菜を切って、食べる直前にドレッシングなどで和える料理です。
すると
きれいに管理していても、切り口には雑菌が付きますので、すぐ食べれば問題なくても
冷蔵庫で冷やしたり、常温に置くうちに雑菌は増え
体力がなく菌への免疫がない幼い子の場合は、便がゆるくなって下痢気味になったり、食中毒を起こす原因にもなります。
それに対して、酢の物やピクルスの調理法では、素材全体に、殺菌力がある塩や酢をしっかりと からめます。
すると、野菜の切り口に付いた雑菌類も、酢なら瞬殺! 安心して食べられます #59120;
ねっ
昔から保存の為に工夫された調理方法である 酢の物やピクルスって、すごいでしょ
暑い時期には、献立の中に酢の入ったさっぱり料理が一つ入るだけでも食欲が増します。
こちらは、1歳前後の離乳食のです。トマトを加えると甘いので食べやすくなります。
実は、「酢」の入った料理を好んで食べる子になるかどうかの分かれ目の一つが、
離乳食期にあります。
もともと、酢のような発酵させた酸味は、腐敗の味として、赤ちゃんが苦手な味覚の一つです。
だから 正直なところ食べたがりません。
でも、食べないからとあきらめてしまうと、本当に苦手でキライになってしまいます。
そこで
幼いうちから少しずつ、酢を使った料理を何度も食べさせながら、味を覚えてもらう努力が必要ですよ。
「うちの子は食べないから、仕方ない」 #59123;
・・・・なんてあきらめずに、アトピーをもっと良くするための、食育だと思って、根気よく料理に取り入れてくださいね。
ちなみに
酢の物などを、喜んで食べるようにするには、はじめのうちは、少し甘みを強めにつけてあげたり、好物のフルーツを加えるといいですよ
甘くておいしい、とか、酢の物にだけフルーツが入っている事が、酢の物に対するイメージを良くしますので、おいしかった体験が、酢の物という料理を徐々に好物にしてゆきます。
何度もこの手で食べさせるうちに、酢に舌が慣れてきたら、しめたものです。
甘くない酢の物でも食べてくれるし、噛み切りにくい海草ばかりの酢の物でも、いつの間にかペロリと食べられるようになりますよ。
まずは、好物から甘酢にからめて食べさせてみましょう。
この夏は、酢に舌を慣らす訓練を ぜひっ!
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グ村
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