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小麦って大丈夫?100人に1人、グルテンフリーでアレルギー系症状が改善するかも [気がつきにくいアレルゲン]

 前回、グルテンフリーの粉物で作れる、卵も牛乳も使わないパンケーキをご紹介しました。
 作り方は、こちらから見てくださいね

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 メインの原料が玄米粉なので、ややパリッとした仕上がりです。

 ところで、

 我が家の場合 小麦のアレルギーはないものの、アレルゲン確認のために、小麦なしの生活は体験しましたよ。

 卵や牛乳なしに比べて、もーーー、そりゃ大変でした [ふらふら]

 だって


 小麦の除去って、単にパンや麺類を食べない生活を送ることじゃないからです [あせあせ(飛び散る汗)]

 小麦は味噌や醤油などの調味料にも使われているし、結着材のでんぷんとして、練り製品や菓子類、さらには歯磨きペーストのような日用品にも使われることがあるから、完全除去はかなり難しいです。

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 なのに、そんな不便な生活でも、なぜ、いま海外でグルテンフリーが流行るのでしょう?

 気になって調べてみたら・・・

 小麦アレルギーではなくても、グルテンに対する免疫反応用で体調を崩すセリアック病の発症患者が欧米で増えているからだそうです。

 その比率は、欧米で1%の100人に一人、日本だと少し下がって0.7%の割合だそう。

 これって、けっこうな人数ですよね。

 だから、小麦アレルギーと診断されていなくても、慢性的にかゆみや湿疹、体調不良が続く人は、試しに一週間グルテンフリーを試してみる価値はありそうですね。

 重症のセリアック病でなければ、厳密な除去でなくても成果が出るそうなので、主食やおやつ、ビールなどで多く摂取するのを控え、それで体調が良くなれば、ビンゴかも [黒ハート]

 制限の体験で、長年の不快な症状の原因がわかれば、嬉しいですよね

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 モチロン、粉もんもダメですよー

 その他にも、グルテンフリーをダイエットや、血糖値対策として食生活に取り入れる人がいて人気なんだそうですが


 実はもう一つ、健康のためにグルテンフリーを目指す理由として、気になることが挙げられていました。

 それが、小麦の大規模な品種改良の問題です。

 食糧不足の太平洋戦争の頃に、交配や遺伝子操作を繰り返して生まれた 病気や干ばつに強く、収穫量が多い新品種が、今 流通している小麦です

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・・・しかし [ダッシュ(走り出すさま)]

 遺伝子組み換え作物の危険性が知られるよりずっと前のことなので、動物実験も人体への安全性試験も一切なしなのです。 [ふらふら]

 これ、小麦を主食にしている国で、セリアック病の発症率が だんだん高くなってきたことと関係があるのかも?

 さらに [あせあせ(飛び散る汗)]

 小麦の大半を輸入に頼っている日本の場合は、輸入の際に ポストハーベスト(収穫後農薬)されるという点も、大きなマイナスです。

 病んでいる可能性がある遺伝子操作された小麦が、ポストハーベストされた状態で輸入され、パンや麺類に加工されて、今では、日本の米食文化をしのいで、主食になりつつある。

 いやいやいや、これはなかなかの衝撃的展開でした。

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 以前は、パンなどの食べ過ぎで、将来 家族や私が小麦アレルギーになる事が心配でした。

 でもこれからは、もっと別の意味でも小麦との付き合いを考えないといけないのかも。

 ひるがえって今では、米飯よりパン食が多くなっている日本の朝食です [ダッシュ(走り出すさま)]

 おせっかいかもしれないけれど、いいのかぁ?日本 この路線で・・・?


 ●制限したつもりが、不完全除去にならないために、こんなことに気を付けて
 ●別ブログでは、アトピーっ子と母乳について「アトピーの湿疹が出るのは、いいこと♪アレルゲンが予想できて、母乳はありがたい」を書きました。


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 大豆と小麦は、調味料にも使用される食材なので、単にパンや麺類を食べなければOKと言う単純な話ではないから、除去は大変です。小麦の代わりに米を使ったパン用粉や麺類が代用品としてよく利用されています。



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