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アレルギーを避けて、より楽に生きられるよう、自分で調理すること [アトピーっ子におすすめの食べ方]

 前回、もうすぐ大学生になる息子が、母親である私に、料理の手ほどきを受けている

 ・・・・と言う話を載せました。  [次項有] 巣立つ子に、しっかり覚えて行って欲しい母の味♪・・・なのですが >0<

 親子合作のお料理 第二弾が、こちら [左斜め下]

 IMG_0035.JPG
 トマトソース味のチキンのパスタです。保温調理鍋を利用して、野菜をたっぷり煮込みます。コンソメとトマト缶が味のベースです


 それを読んで、

 ほほえましい

 と感じてくれた方がいる一方で

 マザコンだなとか過保護だなぁ

 と、違和感を感じた方もいらしたのではないでしょうか。

  成長した息子が、親に料理の作り方を習う理由、そこに食物アレルギーがあります。

 IMGP0072.JPG 
 付け合せは、ゆでたコウタイサイを酢醤油+ごま油で和えた、温野菜のサラダです


  実は

 うちの子 三人とも、赤ちゃんの頃に何度か食べ物でアナフィラキシーを起こしました。

 ニコニコ元気だったわが子が、いきなりぐったりして意識を失ったり、大泣きしたと思ったら、唇がはれ上がっていたり、たちまち蕁麻疹が全身に広がっていたり・・などなど

 あれを一度でも目の前でやられてしまうと、たぶん だれもが取り乱し、冷静ではいられないと思います。

 またあんな事故が 突然起きないかしら?

 私のいないところで倒れたら、この子は助かるかしら?

 そう考えて不安になるから

 少しでもアレルギー反応を起こさないよう食の安全にこだわるし、

 卵や牛乳をあまり食べていなくても、栄養がちゃんと摂れるようにと、調理方法が変則的です。

 でも

 一般的な料理本やクックパッドには、食の安全なんて載らないし、牛乳や卵なしで作れる料理を探せば、結構限られてしまいます。

 まぁそこで、卒業で宙ぶらりんの今、母の料理や家事をしっかり伝授しておこう・・・と言うことになったわけです。

 
 IMGP0070.JPG
 コウタイサイは不思議な野菜です。酢で和えると、右のようにまた赤紫に戻ります


 でも、

 そんな我が家って、はた目には すごく過保護に見えるのかもしれませんね。


 ただ

 甘やかして育てた・・と言うのとも、ちょっと違うと思うんです。


 
 大切な子供たちが、親の手を離れた後で、少しでもアレルギーを起こしにくい人生を送れるようにと、家事はしっかりと仕込んできたつもりです。


 親の手が離れた後も、健康的に食べることを大切にして欲しいし、

 手あれや肌荒れをしないよう、肌に優しい日用品や洗剤の知識も持って欲しい

 ダニや花粉を遠ざけるよう、身の回りをきれいに整えたり、防御も工夫して欲しい
 

 などなど、アレルギー対策を挙げれば、きりはないのですが、

 自分以外の人に、微妙な体調悪化はわからないから、


 自分の体は、自分の知識で守って欲しい
  

 ・・・と、巣立つ(予定の)わが子に、贈る言葉ならぬ仕込む家事の春なのです

IMGP0048.JPG
 こちらが、前回も載せたコウタイサイです。菜の花の味ですよ。


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藤並 海

僕のところは息子が卵のアレルギーでした
中学生の頃に検査して反応が出なくなりましたが
やはり「無理して食べない」を成人した今でも続けてます
娘に比べると肌も弱くてすぐに真っ赤になったりするので
天然素材に拘ったもの選びなど
機会があるごとに息子の方に言ってしまいます

あの反応を見たら、どうしても慎重になってしまいますよね
by 藤並 海 (2015-03-10 00:31) 

昆野誠吾

命にかかわること、健康に関すること、
過保護なもんですか!
自立し自分の力で生きていくスキルを
教え育てるのが親の役目ですよね^^
by 昆野誠吾 (2015-03-10 10:52) 

アルマ

もし外でアナフィラキシーを起こしたらもしかしたら誰かが助けてくれるかもしれませんが、たとえば一人暮らしの自宅で起こしてしまったら・・・って考えると、恐ろしいですからね、しっかりと知識を得ることは必要ですよね(^^♪
by アルマ (2015-03-10 12:21) 

ぴーすけ君

わかります、アナフィラキシーは怖いですもの。
知らないうちに摂取してしまうとかありますからね。
なるべく自分でお料理するのが、一番の安全策。

by ぴーすけ君 (2015-03-10 18:00) 

よいこ


藤並 海さん、こんにちは
詳しいコメントをありがとうございます
うちの子も同様です。
たまにお菓子などにはいっているのを食べたりはしますが、目玉焼きをいつも食べるというのは、どうもダメみたいですね。
人はひと、自分は自分の生き方を求められるから、折り合いが難しいです。

昆野誠吾さん、こんにちは
励ましの言葉、ありがとうございます
若かったころは、他の子供と違うということを親が受け入れられず苦しかったので、ここで書くことでほっとする人もいるのではないかと思い、記しています

アルマさん、こんにちは
残念ながら、倒れたときには、誰も助けることができません。
なぜ倒れたのかがわからないまま、手遅れになることがあるからです。
それを心配するときりがないので、できるだけ少しは食べさせるようにしています

ぴーすけ君、こんにちは
コメントありがとうございます
そうなんですよ
あれはトラウマです。
安心して食べられるのは、自家製が一番ですね ^^

by よいこ (2015-03-10 22:20) 

リュカ

伝授は大事です!!!
だってこれから自立して生きていくんですもの^^
by リュカ (2015-03-11 11:00) 

ヤッペママ

「自分の体は、自分の知識で守って欲しい」
自立して生きていくためには大切な事です。
親としたら、自家製の安心して食べられるものを
一つでも多く教えたいですよね。
by ヤッペママ (2015-03-11 15:47) 

こいちゃん

それは当たり前の母の愛です。
今回同居の長男がぎっくり腰になり、自宅なので食事も全部
私がしてやれたけど、独り暮らしの次男がもしなったら、入院してくれよと思いましたよ。まぁ昨年の事故と同じくそうなれば私が世話に行きますけども。。
食事ぐらいは自分で考えて作ることはこれから先、未来に結婚することも考えると必要なことと思います
by こいちゃん (2015-03-11 16:42) 

ちゃめこ

息子さんが、ご自分で経験した辛い事を繰り返さない為にも、よい子さんが愛する我が子の為に、奮闘してきた今までのレシピや知識を継承してくれれば嬉しいですね。
よい子さんは、生きる教科書ですからね(^_-)-☆

by ちゃめこ (2015-03-11 17:28) 

よいこ

リュカさん、こんにちは
 いつもありがとうございます
失敗を重ねて覚えたことですので、できるだけ伝えてあげたいと思っています

  ヤッペママさん、こんにちは
 そういっていただくと嬉しいです。 ^^
便利で簡単に食べられる時代になったので、なかなか現実は厳しいのですが、できることをがんばりたいと思います

こいちゃん、こんにちは
ありがとうございます
そういっていただくと気持ちが楽になれます ^^
また、記事も読ませていただきました。
 こいちゃん自身も大変な時期に、本当に休みなくいろいろありましたね。
私もぎっくりはやりましたが、風呂上りの腹筋と柔軟体操で、かなり違うと思うので、ご一緒にオイッチニとなさってみてね

  ちゃめこさん、こんにちは
 嬉しいお言葉ありがとうございます。
「生きる教科書」ですか・・・わぁ~、それは特に嬉しい言葉だなぁ
時々間違ったことも書かれているかもしれないので、しっかり編纂してゆかねば ^^

 
by よいこ (2015-03-13 09:54) 

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